時を駆ける昔話13
港町に入った桃太郎達、船は見つかるのか。
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第13話:酒飲み甚平
桃太郎達は早速、船着き場へやって来た。
「大きな船ばかりだな。」
近くに居た船乗りに訪ねる。
「すみません、鬼ヶ島へ行きたいのですが…。」
船乗りは驚く。
「鬼ヶ島だって!?」
桃太郎は頷く。
「あんちゃん、馬鹿言っちゃいけねぇ。
そんな所へ船は出せねぇ。
他をあたりな。」
船乗りは何処かへ行ってしまった。
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桃太郎達は、広場で情報を集めることにした。
「どんな所へも連れて行って頂ける方は居ませんか?」
桃太郎は、手当たり次第に聞きまくるが、『鬼ヶ島』と言うだけで離れていってしまう。
そして、日が暮れてしまった。
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酒場へ行き、お客に聞いていると。
「小僧、鬼ヶ島へ行きたいだって?」
芽体の良い男性に声を掛けられ頷いた。
「それなら、端に居る甚平に頼んでみな。」
桃太郎はお辞儀をして、端に座る甚平に声を掛けた。
「あの、甚平さん、鬼ヶ島へ行きたいのですが。」
甚平が、顔を上げ。
「鬼ヶ島へ行きたいのだと!?」
桃太郎は頷く。
「命を捨てに行くのか!?」
桃太郎は首を横に振る。
「いえ、鬼退治に行くんです。」
甚平は酒を飲みながら。
「それを命を捨てに行くって言ってんだ!」
甚平が、顔を近づける。
「仲間も居るから…。」
桃太郎は、皆を見せる。
「犬っころが仲間だって!?」
桃太郎は頷く。
「送りはしてやっても良いが、迎えには行かねえぞ。」
桃太郎は頷く。
「じゃあ、出発は3日後だ。」
甚平は、酔いが冷めてしまったのか、店から出ていった。
そして、3日が過ぎた。




