時を駆ける昔話12
森を抜け、目の前に海が広がる。
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第12話:港町と通行手形
「海が見えたウキー。」
ノッシに股がるジロウが跳ねて喜ぶ。
海沿いの街道を5日歩いていると、港町が見えてきた。
だが、港町の入り口で…。
「通行手形を提示してください。」
桃太郎は門番に訪ねる。
「鬼ヶ島へ行くために、港町に入りたいのですが…。」
門番が首を横に振る。
「通行手形の無い者を通す訳にはいきません。」
桃太郎は門番に違う質問をする。
「通行手形はどうすれば貰えますか?」
門番は。
「此処より1里先の村で貰えますが…。」
桃太郎達は、門番が話した村へ急いで向かった。
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田畑に囲まれた村にやって来た桃太郎達は、村長の家を訪ねる。
「村長さん、港町に入る通行手形が貰えると聞いて来たのですが?」
村長は、通行手形を出してきた。
「これが港町の通行手形です。」
村長は、通行手形を懐に直す。
「通行手形を渡す代わりに、田植えをお手伝いして頂きたいのですが…?」
桃太郎は頷く。
「分かりました。」
桃太郎達は、田植えを手伝う。
シロとノッシとゴンが苗を運び、桃太郎とジロウとトリィが苗を植えていき、田植えが終わる頃には、日が沈んでいた。
「今夜は、私の家でお休みください。」
桃太郎はお辞儀する。
そして、夜が明けた。
「桃太郎さん、通行手形をどうぞ。」
村長から通行手形を受け取り、桃太郎達は村を出て港町へ向かった。
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2度目の港町、入り口へ向かう
「通行手形を提示してください。」
桃太郎は門番に通行手形を見せる。
「はいOKです、どうぞお通りください。」
桃太郎達は、港町へ入っていった。




