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あなたへ

作者: 宮崎はな

会いに来てよ

私はまだあなたに届きそうにない埋もれた場所にしか立てないから

もどかしい今

もっと近くに来てほしい

そうすれば私が手を伸ばせば届くかもしれない

精一杯伸ばすよ

私の手

だから私は言う

会いに来てよ


会いに来てよ

あなたは太陽

私は月

あなたがこんなにもまぶしいから

光を放つことを忘れてしまった私も輝きを取り戻せる

あなたがいるから私は輝く

その逆にもなってみたいな

だから私は言う

会いに来てよ


会いに行くよ

私はまだなんにも準備出来てないけれど

ちっぽけでしかないけれど

大きなことはできないけれど

でも行きたいんだ

あなたのいる日なたの庭へ

私は準備に時間がかかってしまうけど

諦めないよ

だから私は言う

会いに行くよ


会いに行くよ

私はまだあなたを追いかけることしか出来ないけれど

いつかこの道を並んで歩くの

何歳だって構わない

二人でひまわりのように生きてゆきたい

ただそれだけ

そのために私は動き続ける

ずっとずっと

何年かかっても

だから私は言う

いつか絶対会いに行くよ

会いたい人に会えないってもどかしいですよね。

でもその人がどこかで頑張ってるから自分も頑張ろうと思える。

そしてその人がどこかにいるから会うための努力を惜しまない。もちろんやらなければならない他のこともやりながら。

いつか会えることを夢見ながら、恵まれない環境の中でも地道に頑張る子の姿を、この詩の中で見つけて頂けたでしょうか?

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