1章 6話 「ゴブリン討伐・・・?」
ゴブリン討伐を受けた田中達の話
「えっと・・・この辺か?」
俺達はゴブリンの報告が多い平原に来た
こんな平原にゴブリンなんて出るのかよ?
「こんな見渡しのいい平原にホントに出るんかよ?」
俺とおんなじことをバンが言った
「そういえばゴブリンに会ったらどうするんだよ?」
「なあに心配いらねえよ俺が付いてるからよほどのことがない限り大丈夫だ!」
まあ確かにバンが付いてるから大丈夫か
「もう少し向こうの方に行くか」
「そうだな」
向かおうとしたその時
「グギャアアアァァ!!」
5体のゴブリンが囲むように出てきた
おそらくそのへんの草木に身を隠していたのだろう
「どうするんだよ!?」
「心配いらねぇよ!」
一体のゴブリンが飛び込んできた。
「おら喰らえ!斬撃!」
バンの斧が光ってゴブリンに切りつけた
「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ゴブリンが倒れ込む
すると他の4体のゴブリンが一斉に襲いかかってきた
「リーダー気をつけろ!竜巻!」
バンがそう言うと斧を回してつむじ風を起こしてゴブリンを蹴散らした。
殆どのゴブリンが切り裂かれ、倒れているが1体だけ森の方へ逃げた。
「まずい!逃げた!リーダー追うぞ!」
「え?でもこのゴブリンたちは?」
「心配いらねえ、しっかり4んでるからな」
そういう問題じゃない
が
バンが森の方へ向かったので俺も急いで向かう羽目に・・・
――――――――
ゴブリンを追って森まで来たが平原より薄暗くて鳴き声が聞こえる。
「気をつけろリーダー。ここの森は平原と違って人を襲う魔物ばかりだ」
まじかよはっきり言って帰りたい
「そうだリーダーこれをやるよ」
そういってバンは剣を渡してきた
「流石に俺でもリーダーを守りながらだと厳しいから自分の身ぐらい守ってけ」
なぜ今なのかわからないがまあいいだろう
「今更だけどゴブリンがどこ行ったかわかるのか?」
「わからん」
「え?」
「冗談だよリーダー」
「ゴブリンは臭いからその匂いを頼りにしてるんだよ」
「まあでも今回は運がいいことに足跡がくっきり付いてるから足跡を辿ってるけどな」
確かによく見たら歩いてきたところに小型の足跡がついてる
すると
「リ―――ン!」
甲高い声が響いてきた
「まずいバットだ!」
そう言ったら黒いコウモリが襲ってきた
「バットって?」
「超音波とかで攻撃する魔物だ」
「しかも飛んでるからなかなか攻撃が当たらないんだよ」
厄介そうだ
するとバットが俺に向かって来た
「リーダー!剣を使え!」
俺は剣を取り出し、死に物狂いに剣を1回振った
すると
ゴンッ!
鈍い音がして目を開けたらバットが落ちていた
「え?」
「すげぇぜ!リーダー!初めてでバットに剣を当てるなんてすげえよ!」
「ま、まあね」
つい言ってしまった
「しかし運がいいバットの素材は使えるからな」
「バットってどう使うの?」
「説明してやるよ」
「まずバットの羽は軽く薄い、さらに丈夫だ」
「これを使えば兜の飾りにも使えたりするぞ」
使い道これだけ・・・
「バットは他にも使えるところはあるがそれは後で説明してやる」
「それよりあそこを見ろ」
「え?」
指さされた方を見ると森の開けた場所があった
そこには枝のようなもので作ったような小屋?みたいなものがいくつもあった
そしてゴブリンが何体もいた
武装している個体もいる
「ゴブリンの集落・・・!」
「え?」
「集落を潰さない限りゴブリンが出続ける・・・!」
「こうなったらやるしかないぞリーダー・・・!」
俺達はどうやらただのゴブリン討伐ではなくゴブリンの集落を攻略しないといけないみたいだ・・・
技名にふりがなつけたわ




