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1章 5話 「ギルドのクエスト」

バンのパーティに入ったあとの話。

宿屋の部屋にて―――


やばい・・・金欠だ・・・

今持ってるのが10Gしかない・・・

えっと、王様からもらったのが50Gで、宿の2人分の宿泊料が40Gで・・・

今これ→10G

どうにかして金を稼げないだろうか?

明日クエストを受けようかな?

バンに聞いたところどうやらこの世界にもギルドがあり、そこでクエストを受けるみたいだ。

まあクエスト全制覇やる訳じゃないけど・・・

とにかく明日ギルドに行くか。

じゃあおやすみなさい・・・


――――――――


翌朝・・・


「おはようバン調子はどう?」


「おう!バッチリだぜ!ぐっすり眠れたぜ!」


宿屋をあとにする。


「そういえばお前ギルドには行ったのか?」


「え?」


「何だ行ってないのかよ。クエスト受けなくてもいいから登録はしとけ」

「ギルドのライセンスカードがあれば交通料といったものが払わなくていいんだぞ」

「しかも登録料も無料だぜ」


個人の証明証みたいなものか・・・


「余談だがクエストをある程度受けるとランクが上がるんだぜ」

「ランクが上がるともっとお得になったりするんだぜ」


ランクを上げても損はないのか・・・


――――――――


チャララン♫


結構いろんなパーティがいるんだな〜

受付係は・・・いた


「いらっしゃいませ本日はどのようなご要件でしょうか?」


「あの・・登録をしたいんですけど・・・」


「冒険者の登録ですね。分かりました。」

「それではこちらに名前とパーティ名を書いてください」


そういえばパーティ名ってなんだ?


「バン、パーティ名ってなんだ?」


「別に俺がリーダーじゃないから、あんたがリーダーだからあんたが考えてくれ」


なんか押し付けれた気がしたが今は良いだろう。

名前は何がいいだろう・・・

そういえば転生してきたからこういう名前はどうだろうか?


「(生まれ変わり)なんてどうだ?」


「・・・」


だめだったか・・・?


「いいじゃないか!流石だぜ俺達のリーダー!」


気に入ってくれたみたいだな


「それではここにパーティ名を書いてください」


名前は田中、パーティは生まれ変わり・・・


「書けました」


「ありがとうございます。それではライセンスカードを作ってきますね」


「やったなリーダー!これでお前も冒険者だ!」


これで俺も冒険者か・・・

そういえば何か忘れてる気がするけど・・・まあいっか!


――――――――


「おまたせした!こちらライセンスカードです!ランクの説明はしますか?」


「お願いします」


「分かりました。」


彼女は淡々と話してくれた。


「今のランクがGとなっております。」

「ランクはG、F、E、D、C、B、A、S、と上がっていきます」

「ランクが上がることにより新しい場所に行けたり、新しいクエストを受けることができます」

「クエストはあちらの掲示板に載っていますので」

「一番最初は薬草採取やGランクのモンスター討伐がオススメです」

「それでは頑張ってください」


いきなりモンスター討伐はちょっと・・・


「こりゃ面白そうだぜリーダー!」

「見ろ!ゴブリン討伐のクエストがあるぞ!」


「いきなりゴブリン〜〜?スライムとかじゃないの?」


「スライム?そんなもん人間の危害になんねえだろ」


「え?」


「スライムは温厚だからこっちが手出ししない限り襲ってこないし、そもそも弱いから大した事ない」

「だがゴブリンは集団で馬車を襲って荷物や食料などを奪うから脅威なんだよ」

「クエストはそういう人に危害を加えるモンスターなどを討伐するんだよ」

「人助けもできるし、金稼ぎにもなるし一石二鳥だ!」


「はぁ・・・」


まあ確かに人助けにもなるならやってもいいかもな

金欠だし・・・

最悪バンがいるし、なんとかなるだろ

俺はそう思ってゴブリン討伐の紙を手にとった

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