1章 14話「コロシアムからの脱出!!」
結構遅れたわ
化物は声の方向を向いた
すると目の前に植木鉢の破片のようなものが飛んできた
化物の顔に当たり化物はスタンした
「え・・・?」
リスナは何が起きたか分からなかった
すると後ろから見覚えがある顔が来た
そうあの時の戦士だった
「大丈夫だったか?」
「え・・・えぇ・・・」
と言うながらうまく立てなかった
「しゃあねえな・・・」
そう言うと戦士は私に肩を貸してくれた
「出口はどっちだ・・・?」
「・・・向こうよ」
「よっしゃ行くぞリーダー!魔法使い!」
「あぁ!」
そう言って戦士たちは出口に向かってた
―――――――――
化物はまた目を開けるとそこには誰もいなかった
化物はあの魔法使いを探していた
視界にはどこにもいなかった
しかし化物は彼女の血のにおいを覚えていた・・・
―――――――――
バンは今負傷したリスナを運びながら出口に向かってる
俺は周囲を観察していた
幸い化物はまだ追ってきてない
「・・・どうしてあなた達は場所がわかったの・・・」
「あぁ?知りたいか!俺達のすんげえ話!!」
「・・・いや・・・別に・・・」
「よしわかった!そこまで知りたいなら教えてやる」
リスナあまり聞きたそうじゃないぞ・・・
―――――――――
リスナが化物に襲われるちょっと前の話
「どう?足跡あった・・・?」
「ちょっとまってくれ・・・」
「・・・あったぞ!!」
「お!どこ?」
俺がそう言うとバンはとある門に指さした
「あれは・・・?」
「あの先は花とか草とかいっぱいあったがかなり荒らされてた」
「とりあえず行ってみよう」
俺達はその門をくぐり外に出た
「ここ・・・多分庭だよ」
「でもここかなり荒れてるぜ?」
バンの言う通り庭の面影はあるが花が折れてたり植木鉢が割れてたりしてる
「・・・これはひどいな・・・」
とりあえず俺は念のために植木鉢の破片を持った
「植木鉢なんて使わねえだろ」
「でも一応使うかもしれないだろ?」
「いや剣を使えよ」
それはそのとおり
その時だった
ウウオオオォォォンンン!!!
おぞましい咆哮が聞こえてきた
「何だ?この咆哮は・・・?」
聞いてるだけで体調が悪くなりそうだった
「向こうだ!行くぞリーダー!!」
「分かった・・・!」
俺達は咆哮の聞こえた場所に向かった
しかしそこには誰もいなかった
「遅かったか・・・」
「いやそんなことないぞ」
バンがそう言うとバンは床を指さした
そこには人じゃない足跡があった
足跡だけでもかなり大きかった
「足跡・・・!」
「あぁこれを見る限り相当でかい化物だ」
これにあいつは一人で立ち向かったのか・・・
「この足跡についていくぞ」
俺達はそう言ってついてった
足跡を辿っていくと聞こえなかった足跡や化物らしき声も聞こえてきた
さらに進んでいくと
「氷柱!」
という声も聞こえてきた
この声は・・・
「リスナだ!」
「あの魔法使いだ!!」
そして一つの長い廊下に出た
そこには・・・
黒い大きな化物と襲われそうになっていたリスナだった
「バンはリスナの方行ってくれ!!」
「リーダーは?」
「俺は・・・」
「化物を気を引く」
「・・・信じてるぜ!リーダー!」
バンはそう言って回り道した
しかしリスナのあの顔は怯えていた
俺は咄嗟に叫んだ
「待てーー!!!」
その時に俺は持ってた植木鉢の破片を思いっきり投げた
―――――――――
リスナは負傷してるが頭はさっきよりかは稼働しており
出口までの道は暗記していたみたい
「・・・ここを右に曲がって」
「へい!」
「・・・次も右」
「あいよ!」
「・・この次は十字に分かれてるけどまっすぐ」
「おお!」
俺は思わずリスナに言った
「・・・にしてもさすが記憶力がホントにすごいな」
「・・・大会が始まる前にもしもの時のためにマップを暗記してた」
「あれ?そういえばお前ってなんで大会に参加したのか?」
「私・・・?」
「私は調べたいことがあったの・・・」
「私はこの大会について調べたかった」
え?大会を調べる?
「随分驚いた顔をするじゃない」
「おかしいと思わない?賞金と願いの件だけでもおかしいのに」
「賞金は・・・ともかく願いに関しては不可能じゃない・・・」
「けどそこまでして参加者を集めたい理由があるのかもね・・・」
「・・・でもそれならここじゃない国で開いたらもっと参加者は集まるのに・・・」
「この大陸の一番南の国にどうしてわざわざ集めるのかしら・・・?」
「これじゃまるで・・・」
「この国におびき寄せたい人がいるのか・・・」
「あるいは・・・」
「この国に既にいる特定の人物を探しているみたい・・・」
「・・・それは誰なんだ?」
「・・・まだわからない」
「だから私はこの大会に参加してこの大会の真の目的を探していたのよ」
「賞金や願いに関しては・・・信じてなかった」
「あ・・そこ左に曲がって」
リスナはそんな理由で大会に参加を・・・
―――――――――
リスナのお陰で俺達はコロシアムの中央部分の「競技場」にたどり着いた
俺達が戦った場所だ
・・・そういえばリアルで「なんでリスナは一人なのにお前らは二人なんだよ!リスナちゃんが可哀想だろう?」
・・・とかほざいてたやつがいたので一応言っとくと
彼女は一人で戦うことを選んだ
・・・そもそもクール系はだいたい一匹狼系の印象があり仲間がいる印象もあまりなく物語の展開的にも一人にさせてもらった
・・・俺は何言ってるんだ・・・?
「ここまで来たら出口はすぐそこよ・・・」
「急ぐぞ!リーダー!魔法使い!」
バンが歩みを早めた瞬間―――!
ズドドーーーンン!!!
上から巨大な何かが目の前に降って来た
砂煙が晴れるとその姿があらわになる
そいつはさっきの化物だった―――!
「げげ!なんであいつがここに!」
「・・・つけられていた気配は少し感じていた・・・」
「でも途中から感じなくなった・・・これって・・・」
「・・・先回り・・・!」
俺達は出口までは遠くもなかった・・・
ただ一つの障害物が強大だった―――!
これで納得できますか?リアルの人!




