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第4話

(えっとプリントは〜あったあった、次から忘れないようにしよって…あれ?先生?)

「こんにちは先生」

「あら、愛咲あずささんこんにちは、忘れ物取りに来たのね」

「はい、そうです」

「?なんだか元気ないわね」

「バレます?先生達に迷惑かけて申し訳ないな〜っと思っていまして」

「そんなこと気にしないで、私は楽しんでるは」

「エェ!?」

「私色々調べることが好きでねぇ…所で愛咲あずささん、貴方はこの件どう思う?」

「ど、どうって?」

「貴方私が色々話している間考え事してたでしょ?わかるのよ私も色々考えたかったからだからどう思ってるの?」

「ン〜そうですね、魔力測定玉及び魔水晶は今の所割れたことがなく、全ての属性魔法に対して耐性…いや適応しています、それによって形が変化したりして加工が施されています。」

「そうねそれで?」

「何処かの国で特異な魔力?属性?を持つ者が偶に産まれると言う話を聞きました。そこで魔水晶が適応できない魔力のタイプだったため割れてしまったのではないかと思いました。」

「おぉ、なかなか面白い発想ね、私とは全く違う…いや特異な物という点では同じかしら」

「先生はどう考えているんですか?」

「そうね、魔力測定玉が耐えられない魔力量があったと考えているは、今の所の研究では魔力測定玉は魔力の種類を感知しているのではなく、魔力量のみを測っているとされているは、それに基づいて考えると魔力量が許容範囲を超えてしまったからっと考えられるわね」

「なるほど、新たな視点を下さりありがとうございます」

「私こそいい刺激だったは」

「先生、そういえばどうしてここにいるんですか?」

「あぁ、今休憩時間でね私この学校にいた頃からここから見える夕日が好きだったのよだから見にきたくなっちゃったのよ、とっても綺麗で…異世界にいるみたいな気持ちになったは」

「異世界?」

「えぇ、空の色がとても綺麗でね、夕焼けの光に反射してとても素敵だったは、私なんてちっぽけだ!!なんて、思わせる程に大きかったし、綺麗だったのよ…もう一度あの魔法使えたらなぁ…」

「どの魔法のことですか?」

「あら、声に出してた?私が魔法を発現した時に使った最初の魔法…けどそれ以降使えなくてね〜」

「なんで!?」

「オリジナルの技だったからよ」

「そんなのあるんですか!」

「えぇあるわ、オリジナルの技は魔法書に載せることができる…けどそれが難しいのよ、何度も使えるかとかその人以外も使えるかとか色々あるのよ」

「じゃぁ先生のは」

「そう、載せられないの」

「そうなんですか…てか先生発現したって言いましたけど話的にこの夕日がイメージになってますよね?じゃぁなんで入学してないのにイメージになったんですか?」

「簡単よ私長女だけど子供の中では3番目でね、この学校に行く機会が何回かあったのよ、その時見たのよ」

「そうなんですか、納得です」

「…そう、懐かしいなぁ」

「そうだ先生明日って私実力テスト受けれるんですか?」

「今の所は大丈夫そうよ、検査しようにも何をどうやったら大丈夫なのかもわかってないし…テストの準備大変だから被らせたくないって言うのもあるけど…」

「確かに準備大変かもしれませんね」

「そうそう会議終わったら準備しないと行けない…っあ」

「え?」

「やばいやばい後1分で休憩終わっちゃう、戻んなきゃ、気おつけて帰るのよ〜何かあったら連絡するから〜」

「あ、はい頑張ってください」

「じゃぁ」

(慌ただしいと言うか意外と抜けてるんだな、先生、面白いこと聞けたし、ラッキーだったなぁバレてるの想定外だったけど…ん?誰かいる?)

(三組の子かな?って)

「キレイ…」

「ん?」

(やば!声出てた…)

「どうされたんですか?」

「ヒェ!?いつの間にこっちに?」

「いつの間にって…さっきですが」

「あ、えっと」

「あなたここの生徒?」

「あっはいそうです」

「そうなんですか、それでどうされたんですか?」

「か、帰ろうと思ったらあなたがいるのが見えまして、誰だろうと思ったら…」

「そうですか」

「入学式いましたっけ?あなたみたいな綺麗な人いたら覚えてるはずなんですけど」

「あらお世辞がお上手なことで、入学式にはいませんでしたよ、用事があってこの時間なら来れるから色々受け取りにきたんですの」

「はぁ、なるほど…」

(まじかで見るともっと綺麗だなぁ、白髪の髪に赤い瞳…ってか肌白!めっちゃ美人だし、夕日がよく映えるなぁ…)

「?そんなにまじまじと見てどうされたんですか?」

「え、あ近くで見るともっと綺麗だなぁ…って思って」

「お世辞は良くってよ」

「お世辞なんかじゃ!ないです」

「あらそうなんですの、ありがたく受け取らせてもらいますはその言葉」

「そういえば三組なんですね」

「いいえ、私二組ですのよ?」

「ぇ」

「夕日が綺麗だったもので、入っては行けなかったんですの?」

「そ、そういうわけではないのですが…」

「じゃぁ大丈夫ですわね」

「2組ってことは明日一緒にやるんですか…」

「何を?」

「実力テストです、1.2組3.4組が合同でやるんですよ」

「ふーん…そうなんですのね、確かにクラスの人数は少ないですし…クラスずつだと時間合わないですね」

「そういうことです」

「貴方はどうしてここにいるのかしら?」

「あ、えっと...忘れ物をしてしまって」

「それで?先生とおしゃべりしてたのね」

「き、聞こえてたんだ...」

「横通って行きましたけど気が付かなかったようで」

「窓の方見てたから...」

「まぁその話を聞いたから夕日を見たくなってここにいるんですけれど」

「そうなんですか?そういえば名前なんて言うんですか?私創c(そうc)...」

「まだ内緒...次またあったら教えてあげますわ」

「.........え」

「それでは〜またいつか〜」

(なんだぁあの不思議な..ふ、不思議な美少女は)

「はぁ...癖が強い人が多いなぁ〜ここ」

(そりゃ...そっか、偉い人とかすごい人が魔法使えるんだもん、癖も強いか〜と言うかあの子、どこの子だ?明らかにこっちの顔してなかったもん!)

キーンコーンカーンコーン

(あ、やっばチャイムなったじゃん!?チャイムなったら帰るようにって言われたけどもしかして会議始まるからか?ん〜わからんけど走らんとまずい)


「な、何とか間に合ったァ...」

(ん〜プリントもとったし、帰るか.....!)


「おかえり〜」

「ただいま」

「遅かったけどどうしたの?」

「あぁ〜えっとねぇ...これ」

「?なにこれ」

「開けてみて〜」

「桜の...ブローチ?」

「帰りに見つけて可愛い!って思って買ってきちゃったんだ、あげるよ」

「え?愛咲あずさが、お母さんに?」

「うん、気に入らなかった?ごめん...」

「うんん...とっっっても気に入ったは、、、ありがとう愛咲あずさ

「そっかぁ、良かった」

「桜ねぇ...」

「桜に何かあったの?」

「ん〜そうね1度とても綺麗な桜を見たの貴方が生まれてすぐの頃」

「へぇ〜!そうなんだ、覚えてないな」

「そりゃぁだって生後1〜2ヶ月の頃だもん、覚えてる方が怖いわよ」

「それもそっか」

「そうだ夜ご飯何がいい?」

「夜ご飯...ん〜お鍋ぇw」

「お鍋!?めっちゃ今春だけどまぁ楽だし簡単だからいいけど」

「いいの!?」

「いいわよ」

「やったー!!」

「何鍋がいい?」

「家にあって、期限日が近いやつでいいよ」

「はーいわかった」

「上行ってくるね」

「行ってらっしゃい」


「ん〜」

愛咲あずさ〜?」

「どうしてこうなるんだ?」

愛咲あずさ〜」

「あぁ…なるほど」

「はぁ…あ・ず・さ!!!」

「うぉ、お母さん」

「集中しすぎよあんた」

「ご飯?」

「そう、食べる?」

「食べる食べる」

「じゃぁ早く降りてきてね」

「はーい」

「ほんとに早く降りてきなさいよ?」

「分かってるって」

「ならいいけど」



「はぁ〜美味しかった、夜遅いし、調べ物はやめてお風呂入って寝るかー」

「そうしなさい、明日テストでしょ?」

「あぁ…そうだった」

「やっぱり忘れてたの」

「ついうっかり」

「まぁ、頑張って」

「頑張っても何も…」

「ん?」

「魔法使えないんだから」

「早くお風呂入りなさいね」

「えぇ…無視する?」

「そっちこそ無視しないでよ」

「あぁお風呂ね、もう湧いてるんだわかった」

新キャラちゃん出た〜桃先生はそんな出すつもりなかったんだけど話の構成的に入れたくなりました。

謎の美少女ちゃんどんな子なんだって感じですけど分かりやすく言うと掴みにくいというか、ミステリアスな感じヲタイメージしてます。次回は実力テスト、愛咲はどうやって魔法を使わずにやり過ごすのか見ものです

次回投稿日

1週間以内

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