あなたと私
「ハイ。始まりました。あなたと私のコーナー」
とあるコンビニ、夕暮れ時、少女、
あなたが、言った。
わたしこと、もう一人の少女が、
コンビニの窓際、椅子に腰掛け、
「一応、わたしです。宜しく」
深くお辞儀している。
誰に向かってか?
読者様にだよ。
二人の少女がくっちゃべるだけの、
ゆるめの物語の開幕です。
「やばっ。原稿用紙、一枚分のネタって、あるっけ?」
あなたが、妙に、焦っている。
あなたは、黒髪のショートカット。
わたしは、黒髪のロングヘアーだ。
「そうね。取り敢えず、なにか、話しましょう」
わたしは、やけに、冷静だ。
「だな。そんじゃあ、状況説明だけ。
学校終わりで、コンビニにて、安らいでいると、
こんなもんかな?」
あなたが、コンビニのコーヒーを飲んでいる。
「たまに、スマホをいじったり、菓子パンを買って、食べたりはするわね」
わたしが、買ったばかりの、クリームパンに、
かじりついている。
「イェーイ。良い感じにうまったじゃん。
こんな風に、くだらない日常を、呟いて行くので、
宜しくね(^^)/ね」
あなたの明るさと軽さは、充分に、にじみ出た。
「特に動きは無いけれど、なんとなく、
けだるげに、クスッとたまに、笑えたら、
何よりだわ。宜しくお願い致しますね」
わたしの几帳面さと、丁寧さは、
伝わったことだろう。
こんな感じの物語。