もうひとつの対処法
翠の従姉妹である馬岱(蒲公英)が現れようやく自己紹介を済ませた一刀
だがうっかり翠のおっぱいを揉んでしまい、またもやまたもや、三度目となる牢屋で一夜を過ごすことになった一刀
その時、牢屋に蒲公英が現れたのだった。
一刀「な┅何か用かな馬岱!?」
一刀が何か嫌な予感がすると感じると
蒲公英「いやぁ、お兄さんが翠姉様の何を見ると狼になるのか気になっちゃってねぇ♪」
そう。蒲公英には一刀が翠の何を見たのかは伝えておらず、また蒲公英は狼男ではなく狼(男が野獣になる)と思っていた。
蒲公英「翠姉様は教えてくれそうにないから自分で調べに来ちゃった♪」
蒲公英は好奇心旺盛な性格であった。
蒲公英「というわけで┅」
すると蒲公英は
蒲公英「えいっ!」
するっ!
短パンを脱いで一刀にパンツを見せた。
一刀「い┅いきなり何をするんだ!?///」
顔を赤くしながら抗議する一刀
狼男の状態ならパンツを見ても平気だが素のままだと結構恥ずかしかったりする。
蒲公英「まずは定番のパンツでも見せようと思ったけど変化無しか、見せ損だったようだね」
そして蒲公英は短パンを穿き直すと
蒲公英「じゃあ、こっちかな♪」
ぐいっ!
今度は服を引っ張って胸の谷間を見せてきた。
一刀「ちょ┅ちょっとやめて!?///」
口ではやめてと言いながらも本能には逆らえずついちら目で蒲公英を見てしまう一刀
蒲公英「これもダメかぁ、じゃあ次はブラ姿だね♪」
ぐぐいっ!
そして蒲公英は勢いよく服を脱ぎ捨てるが
ぷるんっ♪
蒲公英「あっ!?」
勢いよく脱いだせいでブラまで外れてしまいおっぱいが丸出しになってしまった。
蒲公英「いや~ん♪なんちゃって♪」
隠す素振りはするものの、まったく恥ずかしがっていない蒲公英であったが
一刀「ガガッ┅」
蒲公英「えっ?」
蒲公英は一刀に変化が起きていることに気付いた。
それから少しして
一方その頃┅
翠「う~ん。やっぱ北郷はあたしを助けてくれたわけだし、三回も続けて牢屋で過ごさせるのは悪すぎだよな、客将(客分として待遇されている武将)扱いにして部屋を用意させるか」
と翠が思っていたその時
蒲公英「助けて翠姉様!?」
上半身下着姿の蒲公英がいきなり駆け込んできた。
翠「蒲公英!?お前、何て格好してやがるんだ!?」
蒲公英の半裸姿に注意する翠であったが
蒲公英「そんなことよりお兄さんを何とかしてよ!?」
翠「は?一刀┅ってお前まさか!?」
蒲公英の姿を見てまさかと思うが状況を推理する翠
そしてその推理は合っていたらしく
ガルルウゥーーッ!!
狼男となった一刀が蒲公英を追いかけて現れた。
翠「やっぱりかよ!?」
翠の思った通り最悪の展開が待っていたのだった。
蒲公英「まさかお兄さんがあんなのになるだなんて知らなかったんだよ!?どうでもいいから何とかして!?」
確かに翠が蒲公英に詳しく教えなかったのも原因であったため
翠「仕方ねぇな」
スッ!
翠は得物の槍・銀閃を構えて一刀の前に立った。
翠「(毎度毎度パンツ見せてたまるかってんだ!今回は槍を持っていてよかったぜ)」
そして翠は一刀を元に戻す手段としてパンツを見せず
翠「少しばかり手加減してやるからな!」
ブォンッ!!
一刀目掛けて槍を振り下ろすが
ガアアァァーーッ!!
バッシィーーンッ!!
翠「なにっ!?」
翠の槍は一刀の拳によって弾かれ
グサッ!
天井に突き刺さってしまった。
翠「マジかよ!?」
一刀の力を知らなかった翠の誤算であった。
蒲公英「翠姉様、お兄さんを何とかする方法は無いの!?」
蒲公英が翠に聞くと
翠「一つだけあるにはある。ぱ┅パンツを見せるんだ///」
恥じらいながらも翠がそう言うと
蒲公英「パンツだね。わかった!」
方法を理解した蒲公英は
蒲公英「そういうわけで頼むね翠姉様♪」
ぴらっ┅♪
翠のスカートを捲ろうとするが
翠「ちょっと待てぃ!」
翠はスカートを押さえた。
翠「何であたしのパンツを見せるんだよ!」
蒲公英「だって蒲公英は短パンだもん。脱ぐのに時間がかかるからさ」
翠「そんな理由で見せられるか!」
もう何度か見せたというのに翠は断固拒否するが蒲公英はどうしても一刀に翠のパンツを見せようとし、スカートの攻防が繰り広げられるなか
ガアアァァーーッ!!
一刀が翠と蒲公英に襲いかかってきた。
翠「うわっ!?」
迫る一刀に恐怖を感じた翠の気がそれたその時
蒲公英「いまだ!秘技・スカート外し!」
翠の隙をついた蒲公英がスカートを捲るのではなく無理矢理引きちぎろうとしたその時!
ぐぐっ┅
ヒューッ!!
天井に突き刺さっていた翠の槍が外れ落下し
ドカァッ!!☆ミ
ガアッ!?
一刀の頭に当たった。
すると
シュルシュルッ┅
翠「えっ?」
一刀の体がどんどん小さくなっていき
パッ!
一刀「いててっ!?」
一刀が狼男から元の姿に戻った。
翠「どうなってるんだ?」
頭に?を浮かべる翠であったが
これは一体どういうことかというと
狼男を倒すには銀製の武器が有効とされている。
そして翠の槍は銀製ではないが銀閃という名であり、同じ銀がつくということで衝撃を与えることにより一刀の狼男から元の姿に戻すことができるのだ。
翠「よかったぜ」
ほっと安心する翠であったが
その直後!
びりぃっ!!
翠「えっ?」
蒲公英によって翠のスカートが外され、翠のパンツは丸見えになってしまった。
翠「な┅な┅!?うわぁーっ!!///」
慌ててパンツを隠す翠が一刀の方を見てみると
一刀「み┅見てないから!?///」
たら~!
口では見てないと言いながらも鼻血を流す一刀を見て
翠「見てんじゃねぇか馬鹿野郎ーっ!!」
ドカバキボコォッ!!☆ミ
一刀「あぁーっ!?」
一刀は制裁を受け
蒲公英「じゃ┅じゃあ、蒲公英はこれで┅」
この隙にこっそり逃げようとする蒲公英であったが
ガシッ!!
翠「お前のせいで見せ損になっちまったじゃねぇかーっ!」
バシバシバシッ!!
蒲公英「あ~ん。許してよ~!?」
制裁として尻百叩きを食らう蒲公英であった。
そして
翠「今日からそこがお前の部屋だからな!」
一刀の部屋は入れられていた牢屋に決定した。
一刀「まぁ、雨風さえ防げれば別にいいか」
だが一刀にとっては別に苦ではなかったりする。