魏城の危機!?
一刀に気付かれぬよう森の中で極貧生活をしていた聖教教会幹部のシモンとマティア
だがとうとうマティアが我慢できずシモンから離れ辿り着いた先は華琳の治める領地であった。
マティア「へぇ、贅沢そうに見えて結構な作りのようですね」
この城を手に入れようと城内に入り込むマティアであったが
兵士「そこの者、待て!」
バババッ!!
やはり不法侵入はいけないらしく兵士達に囲まれてしまった。
マティア「あらあなた達、私を出迎えに来たのですか?」
兵士「何を言ってるんだ!」
兵士「この城は曹操様のものだ!許可無く部外者が入るのではない!」
不法侵入してきたマティアを追い返そうとする兵士達であったが
マティア「どうやらあなた達は私の邪魔をするようですね。いいでしょう。モンスター意外の殺戮は嫌う私ですが邪魔するのならば相手が誰であろうと容赦はしませんからね」
スッ!
そう言ってマティアは棒を取り出したのだった。
一方
華琳「う~ん┅」
華琳が政務室にて唸っていると
桂花「華琳様、どうかなさいましたか?」
秋蘭「ご気分でも悪いのですか?」
軍師である荀彧(桂花)と側近である夏侯淵(秋蘭)が華琳を心配して聞くなか
春蘭「もしや最近ウ〇コが出てないのですか?」
同じく側近である夏侯惇(春蘭)が空気の読めない発言をし
華琳「そんなわけないでしょ!春蘭は当分無しだからね!」
春蘭「そんな~!?」
桂花「だからあんたは馬鹿だって言われるのよ。いい気味だわ」
華琳を怒らせてしまった。
華琳「ねぇ皆、洛陽の時に起きた騒動を覚えてる?」
桂花「洛陽の時の騒動ですか?」
秋蘭「確かあれは┅」
二人が考えるなか
春蘭「騒動なんてありましたっけ?」
頭の悪い春蘭はすっかり忘れていた。
桂花「この脳筋!」
秋蘭「姉者、あの時大きな狼が出たと騒動があっただろう」
春蘭「そうだったか?」
お馬鹿な春蘭はまだわからなかった。
華琳「とにかく!馬岱(蒲公英)はうまく誤魔化したと思ってるらしいけどこの私の目は誤魔化せないわ。あの男には何か秘密がある!場合によっては西涼を滅ぼしてでも欲しいかもね」
桂花「そんな~!?いくら華琳様でも男を欲しがるだなんて~!?」
華琳の駄々漏れな欲望を聞いて男嫌いな桂花はショックを受けていると
バタンッ!!
兵士「そ┅曹操様、至急報告したいことがございますので失礼します!」
扉が開き、傷ついた兵士が駆け込んできた。
華琳「騒々しいわね!何の用なの?」
華琳が兵士に何が起きたのかを聞くと
兵士「ハッ!賊が一人、城内に侵入いたしまして我々が応戦しておりますが苦戦中です!?」
華琳「は?」
兵士からの報告を聞いて華琳は頭に?を思い浮かべた。
相手が数万ならともかくたった一人に苦戦していると聞いたからだ。
春蘭「たった一人に苦戦しているだと!貴様らたるんどるぞ!」
秋蘭「落ち着け姉者、もし相手が孫策や呂布なら当然だろう」
それならまだよかったのだが
兵士「いいえ、相手は孫策でも呂布でもなく名も知らぬ者だそうです」
この言葉にこの場にいた全員が?を思い浮かべた。
相手が猛将、名将ならともかく名も知らない人物だったからだ。
春蘭「馬鹿か貴様ら!そんな名も知れぬ奴相手に我らが精鋭部隊である貴様らが倒されるなんて!」
兵士「お┅お言葉はごもっともなのですがそれには理由が┅!?」
兵士が弁明しようとしたその時
ドッカァーーンッ!!
いきなり扉が破壊されると
マティア「わざと一人だけ生き残らせておけば必ず偉い人のところに案内してくれると思ったけど」
マティア「正解だったみたいね」
バァンッ!!
聖教教会秘技・天使降臨で呼び出した天使達を率いたマティアが現れた。
華琳「あら、賊が一人だと聞いてどんな奴かと思ったら意外とかわいい女じゃない」
桂花「華琳様~!?」
マティア「そういうその態度からするとあなたがここで一番偉い人みたいだけど単刀直入に言わせてもらう。死にたくなければこの城を私にちょうだい」
マティアがそう言った直後
春蘭「きっさまーっ!ふざけるなぁーっ!!」
バッ!
春蘭が剣を抜いてマティアに襲いかかった。
秋蘭「待て姉者!?」
秋蘭は相手の出方もわからないのに勝手に飛び出していった春蘭を止めようと追いかけると
マティア「私に襲いかかろうだなんて百年、いや千年早いです」
スッ!
対するマティアは春蘭達に手を向けると
マティア「さぁ、動きを止めてあの金髪チビを襲うのです」
マティアは春蘭達に催眠をかけるが
春蘭「そんな命令聞けるかぁーっ!!」
ブォンッ!!
マティア「おっと」
春蘭には効かず、マティア目掛けて剣を繰り出した。
マティア「女で私の術が効かないだなんて、まさかあなた!?」
マティアの術には結構厳しい条件がある。
・女にしか効かない
・自分と同じくらいの胸の持ち主には効果がない
春蘭に対してこの二つはクリアしているのだが
・精神面が強い。または馬鹿には効かない
この点がクリアしていなかった。
そう。春蘭は馬鹿だから術にかからなかったのである。
春蘭「何だか知らぬが貴様の策は失敗したようだな!」
確かに春蘭には通用しなかったようだが
マティア「あなたには通じないようだけど、でも後ろの人はどうかな?」
春蘭「なにっ!」
春蘭が後ろを見てみると
秋蘭「華琳様を襲う!」
桂花「ちょっと何してるのよ秋蘭!?」
春蘭と違い真面目な秋蘭はマティアの術にかかり華琳に襲いかかっていた。
春蘭「秋蘭!?貴様、華琳様に何してるのだ!」
ガシッ!!
秋蘭を止めようと春蘭が押さえるが
マティア「はい。隙だらけ」
春蘭「なっ!?」
春蘭が秋蘭に気を取られているうちにマティアが背後から迫り
ドカァッ!!
春蘭「がっ!?」
華琳「春蘭!?」
春蘭に一撃を食らわした。
マティア「さぁ、私ってば暴力的なことは嫌いだからさ、素直にこの城を私に渡してくれるって言うなら命までは取らないけどどうする?」
桂花「くっ!?」
春蘭が倒され、秋蘭を奪われ、桂花が戦力外のなか華琳には素直に従うしかないのかと思いきや
華琳「!」
華琳は何かを見つけると
華琳「おあいにく様、この曹操孟徳は相手が誰であろうとも降伏なんて選ばない。選ぶくらいなら命を絶ってやるわ!」
桂花「華琳様」
華琳は得物の死神鎌・絶を構えながらそう言った。
マティア「そう。ならあとで後悔してください!」
ババッ!!
この後、マティアは天使達を華琳に繰り出し、華琳達は瞬く間に取り押さえられてしまうのだが
実はこの時マティアは気付いていなかった。
?「ねぇ流琉、これでよかったんだよね」
?「季衣、華琳様が私達に逃げろって指示したんだからそうしなくちゃ」
?「でも逃げろと言われても何処へ行きましょうか?」
?「では稟ちゃん、風も気が進まないのですがあそこに行くとしましょう」
ダダッ!!
実は追い詰められたあの時、部屋に近づこうとしていたが華琳からの指示で外に助けを求めに出ていった
許緒(季衣)、典韋(流琉)、郭嘉(稟)、程昱(風)がいたことを
果たして彼女達が向かう先は!?




