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翠の二重危機

人間の負の感情の塊であるデビルエナジーによって現代日本から突如別世界へと飛ばされた半獣(ハーフ)の北郷一刀


そこで彼は翠(馬超)と遭遇するも一刀は翠のおっぱいを揉んでしまい牢獄行きとなってしまう。


だが自力で脱獄した一刀は翠に謝るため嗅覚を頼りに翠のいる脱衣場に現れた結果、着替え中で半裸の翠と遭遇してしまい今度はおっぱいを見てしまう


翠に殴られるかと思われたがその時、一刀の中に眠るモンスターとしての細胞が目覚め、体が狼男と化してしまうのだった。


狼男


普段は平凡な人間が満月を見ることにより体が狼と化し、凶暴な人格となって人を襲う。吸血鬼、フランケンと並んで有名なモンスター


唯一の弱点は銀の弾丸であり、食らうと死ぬと言われている。


そして半獣である一刀は満月を見ても変身しないが何故かおっぱいを見ると変身してしまうのだ。


更に初めて変身したからなのか一刀としての人格が消え去っているらしい


翠「な┅何だよこれ!?」


目の前で起こる出来事に半裸でいる羞恥心よりも恐怖心が勝り驚く翠であったが


その直後!


兵士達『馬超将軍、何事ですか!』


翠の叫び声を聞いて数名の兵士達が脱衣場に現れると


バァンッ!


そこには上半身裸で腕でおっぱいを隠した翠がおり、兵士達は思わず


兵士達『ありがとうございます!』


いいものを見せてくれた翠に対してお礼を言う兵士達であった。


翠「な┅なにお礼言ってんだバカヤロー!!そんなことよりあいつを何とかしろ!!///」


翠が狼男を指さすと


兵士達『な┅何だ!?』


どうやら兵士達の目には本気で入っていなかったらしい


兵士達『とにかく行くぞ!うおぉーーっ!!』


そして兵士達は勢いよく向かっていくも


ドッカァーーンッ!!☆ミ


兵士達『うわぁーっ!?』


ガオオォーーンッ!!


翠「お前ら、何しに来やがったんだ!」


変身した一刀には敵わず、兵士達はまとめて壁を破壊しながら外へぶっ飛ばされてしまった。


翠「(やっぱあたしがやるしかないか、だけど槍は脱衣場の外に置いてきたし武器になりそうなものも近くにない。そして┅)」


ぷるぷるっ┅


翠「(おしっこ、漏れそう!?)」


そう。実は翠は尿意を我慢していた。


風呂に入る前から結構尿意が溜まっていたが一刀が変身した恐怖で限界近くまで溜まってしまった。


後でおしっこをやればいいと思ったことが災いしたのである。


もし逃げようと外に走り出せば耐えきれずおしっこを漏らしてしまうだろう。


ある理由から人前で漏らしたくない翠はそれだけは避けたかったのだが


ガオオォーーンッ!!


そんなことは構わず一刀が翠に襲いかかり


翠「わっ!?」


サッ!


翠は一刀が繰り出した腕を何とか避けたが


ガッ!


一刀の爪が翠のスカートに引っ掛かり


びりりーーっ!!


翠「なっ!?///」


翠のスカートが破れ、パンツが丸見えになってしまった。


いまの翠は上半身裸にパンツ一枚というさっきよりも外に出れない状況になってしまったその時


ガッ┅


一刀が翠のパンツを見た瞬間


ガガガッ┅!?


翠「な┅何だ!?」


突然一刀の体に変化が起こり


シュルルッ┅


一刀の大きさが小さくなっていくと


一刀「あれ?何が起きたの?」


一刀が元の姿に戻った。


翠「一体何が起こったんだよ!?」


実は一刀本人も今まで変身したことがなかったため知らなかったのだが


一刀はおっぱいを見ると狼男に変身するが、パンツを見ると元に戻るという変わった体質の持ち主であったのだ。


とにかく何はともあれ


翠「助かったぜ!?」


一刀「?」


命が助かり、安心する翠であったが


それがいけなかった!


ぶるっ!


翠「えっ!?」


突然危険から回避したためつい気持ちが緩んでしまい、それまで我慢して溜められていた翠の尿意が爆発してしまい


翠「ああぁーーっ!!」


翠は盛大に漏らしてしまった。


やがて、お漏らしが終了すると


一刀「えぇと┅!?」


物凄いものを見てしまい、どう言葉をかければいいのか一刀が迷うなか


翠「み┅」


一刀「み?」


翠「見てんじゃねぇ!このバカヤローっ!!」


ドッカァーーンッ!!☆ミ


一刀「がはぁっ!?」


一刀は翠の一撃を食らい再び気を失うのだった。


翠「はぁはぁ┅、見られた。男にお漏らしを見られちまった。どうすりゃいいんだよ!!」


異性にお漏らしを見られてしまったことにショックを感じ叫ぶ翠


翠はとある理由からどうしても異性にだけはお漏らしを見られたくなかったのだ。


翠「(あたしはどうすればいいんだーっ!?)」


そして一刀を再び牢獄に入れた後、翠は一晩中悩み続けるのだった。

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