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邪祓日常編  作者: 白雪 慧流
1/5

背比べ

こんにちわ!そしてお久しぶりです!邪祓日常編今日より開始します!

本編で語られなかった小さなエピソードから、未無の仕事まで、短い時は何百字、多ければ何千字……時間軸も季節もバラバラとなりますが、楽しんでいただければと思います!

注意ですが邪祓本編のネタバレを含みます、まずは本場を読まれることを推奨します。

それでは本編どうぞ!

 いつもの九階客間、珍しく先に部屋にいた薬蘑(やくま)さんが笑顔で出迎えてくれた。

「やぁミムくん、お疲れ様」

「ありがとうございます」

彼に会いに来るのは決まって報酬の確認なので、お疲れ様というのは毎回の挨拶なのだが、依頼をこなしてから数日経つと違和感がある、言う必要もないので言わないけれど。

 邪祓を始めて二ヶ月と少し、慣れないと思っていたはずなのに、慣れている自分がいて怖くなる。

「なんで毎回来なきゃならねぇんだ?」

「お金の管理は厳密にってことさ」

御影(みかげ)が不満を言い、薬蘑さんがたしなめる光景も日常だ。私は書類を覗きこむ御影と、君じゃわからないだろと呆れている薬蘑さんを眺めた。そしてとてもくだらない疑問が頭をよぎる。

「……御影、薬蘑さん、ちょっと立って並んでみてくれない?」

私の言葉に二人は顔を見合せた、そして言われた通りに並んでくれる。

 改めて二人を見ると、頭一つくらいの背の差があった。御影の方が低い。私は女性だし、そもそも平均より背が低いから、御影の背が高く見えるのだけれど、薬蘑さん高いな。

「並んでどーすんだよ」

「いや、薬蘑さんの背が高いなぁって、御影何センチ?」

知らん、即答されてえーっとなる、薬蘑さんを見ると、私は百七十五だよと答えてくれた、じゃあ御影百六十くらいかな。

「背なんて比べてもなんもならんだろ」

「そりゃそうだけど、やっぱり薬蘑さんの方が歳上っぽいなって」

実際の歳はわからないが、節々に薬蘑さんのお兄さん気質が伺える、お兄さん気質というか御影が少し子供っぽいのか。

「言っとくが、こいつは兄じゃないからな?」

「えー、別に兄として扱ってくれていいんだよ?」

「そんな扱いするわきゃねぇだろ!」

少しくらい慕ってくれてもいいじゃないかと満面の笑みの薬蘑さん、御影は不服だと顔にはっきりと出ている、仲良くすればいいのに。

「御影反抗期?」

「かなぁ、反抗期の弟程手のかかるものはないね」

「話を勝手に進めんなよ! 誰が弟だ!」

普段から兄弟みたいだと言うと、怒るけれど、やり取りを見てるとそう思わざるおえない、薬蘑さんに直接それを言ったりはしてないが、御影は結構気にしているようだ、そんなに兄弟と見られるの嫌なのかな。

 この時はまだ、二人がどんな関係で、なぜ知り合いなのかなんて考えてなかったし、御影が女性の体を使っていたなんて思いもしなかった。御影が、どうして兄弟と見られたくないかも、薬蘑さんはずっと御影を弟だと思っていたのだろうか、御影も慕っているからこその、態度だったのだろうと、今なら思う。知ることは悪いことではない、その結末がどうであれ、話したのは、出会ったのは事実であり、変えようのない、大切な記憶なのだから。

読んでくださりありがとうございます。

ついに日常編開始しまして、最初は薬蘑さんです。

日常編では薬蘑さんいっぱい出したいな……と思っていますが、今のところこの話以外に出てないです。

こ、これから出します! 多分……一緒に仕事したりしないので中々出しにくいんですよね、未無が一番話しているの人だと思うのですけれど

次回は黒子、裕也との話です、時間軸は飛びに飛びまして、最終回後となります。

それでは、次の話でお会いしましょう!

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