表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/27

屋敷というより城です…

あれから空気が重いまま、ノーラ様の屋敷に到着しました…。


『どうやら着いたみたいだ。』


馬車から降りると、手を差し出して降ろしてくれるノーラ様


「…つか…屋敷じゃねぇよこれ。」


「へ??」


降りて、前を見つめたら驚きの光景が。


(屋敷じゃなくね!?城だよ城!!)


「…おいおっさん。俺たち別のとこに行く。」


『それは許さん。』


「なんでだよ。」


『え?寂しいし、子供欲しかったし。』


「へ??ノ、ノーラ様…?」


もしかして引き取った理由って…?

もしかしたら…?


(それが理由だったんかい!!)


「…リサ、この人危ないやつだな。」


「そ、そうかな…?」


いやそこも素敵ですよ!ノーラ様!

私は否定しません!


『ほら中に入れ。』


「お、おい!降ろせ!!」


暴れるリュークくんに微動だにせず、中へと入っていく


「うわぁ…綺麗。」


「どこが。」


『リサ、ありがとう。』


「うぐっ…!」


「リサ!?」


今の笑顔は萌え…心臓がやられる!!このままでは死ぬ!


『お前たちの部屋を案内する。』


「リサと同じ部屋がいい。」


『ダメだ。』


「なんで。」


『なんでもだ。』


「チッ…。」


そんな会話をしてるのも聞こえずに私は城(屋敷)の中に夢中だった


『リュークは俺の部屋の隣だ。』


「嘘だ…。」


がくんと落ち込むリュークくん。

大丈夫そうには見えない。


『リサも俺の部屋の隣だよ。』


「ありがとうございます!ノーラ様!」


『うんうん。リュークもリサみたいに素直になればいいけどな。』


「あんた相手に素直になるとか無理。」


『口が悪いぞガキ。』


「あ、あのー…他にも部屋とかはあるんですか?」


話題をそらさないとまた空気が重くなる!重くなる前に話をそらさないと!


『あるよ。』


「見せてください!」


『わかった。リサにそんなキラキラした目で見られると仕方ない。』


「ロリコン。」


『リュークは可愛くないな。』


「うっせぇ。」


「ほ、ほら!案内して欲しいです!!」


『あぁ、わかったよ。』



それから、色んなところを案内してくれてノーラ様。やはり、使用人など居なく私たち3人だけらしい。


やっぱり城だここ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ