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ガルシア王国っ恐ろしい

「では御二方が着替え終わりましたので王宮へご案内致します」


「アンタの家族とかは??」


「私の御家族は今護衛でいません…私と兄さんだけです。」


『後で紹介してもらおう。今はアリス姫の所に行かないとね』


おぉ!アリス姫って何かカッコイイ響き!


「城へ入るには許可証が必要ですが…ノーラおじさんお忘れではないですよね?」


『だ、大丈夫さ!この通り!』


手から取り出した1枚の紙には王様の印らしきものが…


「ノーラ…結構無くしてそうだよな…」


「リュークくん、それは否定しない。すっごく分かるよ!」


『二人とも酷くないか!?』


「ノーラおじさん…一人暮らし酷いものでしたから…お二人が来てくださって、私の父もホッとしております。」


そうそう…ノーラ様はすぐ散らかすし、すぐ服ぬぎすてるし…


「…ノーラ休みの日は部屋から出てこない時あるしね」


「リュークくん…多分魔法研究してた時だよねそれ」


「そうそう」


『ほら早く行こうか』


「ふぅ…では歩きでむかいます。ちなみに裏道ですよ」


「あの何故裏道なんですか?」


「命が狙われる危険性100%ですけど…それでもいいのでしたら表へいきましょうか?」


「え、遠慮します!すみません!」


ひぇ〜…やっぱり暗殺とかあるんだ〜。

ジェイヌちゃんも何回か設定では暗殺されかけてたもん!


「裏道はそう危険でもなく安全ですよ」


なんとジェイヌちゃんがいきなり壁を押し始めたと思いきゃ隠し扉が開かれた


「すっげー!カッコイイな!」


いつもより目が輝いているリュークくん!!

いや子供なら喜びそうだよね!


『凄いじゃないか!どういう仕組みなんだい!?』


(ノーラ様まで目がキラキラ輝いている!?)


「仕組みなんて後で教えますからちゃちゃっと歩いて下さい。あとノーラおじさんうるさいですから」


あれ…ここだけ冬?すっごい寒いよ!?

ジェイヌちゃん呆れちゃってすっごい凍りついた冷たい目をしてるんですけども!


『す、すまない…早く行こうか』


ですよね…ノーラ様怖かったですよね!


「薔薇の園を通ってから少し暗いトンネルを渡ります」


「薔薇だらけ…」


「リュークくん、薔薇好きそう」


「薔薇より…桜が好き。」


「え?意外」


「…父さんによく言われた。」


『私はカーネーションが好きだね!』


「うげっ…意外すぎる。」


『うげとはなんだうげとは』


「暗いトンネル入りますよ」


いつの間にか薔薇の園を抜けていたみたいで目の前には大きいトンネルが…


「…まぁここからはノーラおじさんに抱っこしてもらって進んでくださいますか?もしくは手繋ぎでと。あと私は平気なので」


『二人ともおんぶか?姫様抱っこかな?』


「手を繋ぐだけでいいです。な?リサ」


「へ!?あ、うん…うん!」


『そうか残念だ…』


しゅんとしないで下さい!私はむしろノーラ様を抱っこしてあげたい!!


「…いいものが見れますよ。」


「いいもの?」


ノーラ様の手をぎゅっと握って暗いトンネルの中を進むと…トンネルの中が星空みたいにキラキラしていて綺麗なのです


「リサ、星様だ!」


「キラキラだね!」


「…この季節になると見れる景色です。」


「すげぇ!(きらきら)」


やっぱり凄いなガルシア王国。



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