ガルシア王国 1
新キャラはこの次だぁ!!
頑張ります………。
3時間かけてのガルシア王国…景色はずっと変わらずですが、リュークくんとお話しながらもなんとか1時間経ちました。
「ノーラ…暇だからなんか魔法教えてくれよ」
『急だな…』
「暇ですもんね…」
「うん、暇。」
『精霊と話してみるといい。魔法を上手くなるには精霊の力も必要だ』
「仕事ばっかじゃん…少し休めって…だから魔法教えて」
『リュークには後で特別な魔法を教えてあげるから大人しく精霊と楽しくおちゃべりでもしちぇなちゃい。』
「僕は赤ん坊でもなんでもないけど!?後でだな!?約束だからな!後で覚えてろよ!」
「リュークくん…ノーラ様…仕事で結界の中だよ…。」
「ノーラの…アホ!!」
「リュークくん…大人しく精霊さんと喋ろう?」
『五月蝿いぞ餓鬼め』
『もうダメでしょリューくん…大魔導士様の邪魔はしちゃダメよ?』
「げっ…ウンディーナ…。」
「イフリートさーん!」
2人が姿を現してくれたお陰で暇じゃなくなった
『リューくん?呼び捨てはダメだって言ったよね?たとえたとえウルフでも許さないよ?』
「ひぃっ…!」
『見ないほうが良いぞ?リサ。』
「分かってます!」
なんとも言えない光景なのでここは見ないでおきましょう
『ここがいいの?それともここ?』
「い"た"い"い"た"い"!!」
『その辺にしておけ。』
『はーい…イフリートがそう言うなら。』
「リュークくん…大丈夫?」
「魔界が見えた……。」
「そうなんだね…。」
声からして分かったよ…悲鳴がやばいもんね…。
『まぁいいわ。これから何処へ行くの?』
「ガルシア王国だっつーの…聞こえてるだろ…。」
『生意気な口ね?』
「わ、わー!ガルシア王国ってどんな所なんですか!?」
話を変えないと、延々と続いてしまう!
それは回避しないと…
『ガルシア王国は昔から続く由緒ある王国だ。奴隷制度もなく国民全てが平等に扱われている。』
『何より、天からの加護があるもの。あの国はね』
「天からの加護?なんだそれ?」
「天からの加護っていうのはね、神の使いである天使がその国に永遠の幸福を与えたのを天からの加護って言うんだよ!」
「おぉ…リサなんでも知ってるか!」
えぇ勿論ですとも!勉強したもんね!!
『流石だ…まぁ魔の加護を受けた国もあるがな。』
『悪魔と契約をした国のことを指してる言葉よ。』
「ふーん…。」
『まぁリューくんは大精霊の加護を受けてるから大丈夫よ!』
『リサもだ。』
「大精霊の加護ってどんなのが…?」
『そのうち分かるわ』
そのうちっていつだろう…?気になって眠れなくなるじゃないか!
「魔の加護って悪魔が契約をしてその国を守ってんのか?」
『話が凄いもどったわ…まぁ、そうだけど…』
「悪魔の目的ってなんだろうなー。」
『さぁー?』
「悪魔ってかっこいい人多いらしいですよ?」
『え!?うっそーだわ…合コンしても居なかったもの。』
え?悪魔と合コンしたの?大精霊が悪魔と…合コン?それって有りですかね…
『さて、あと2時間だがなにかしたいことは?』
「修行ですよね!」
「修行なら賛成。」
『私は見てるからね?』
ウンディーナさん、運動は苦手みたいです。
ガルシア王国まであと2時間




