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不思議少女

しかし、不思議な事に佐藤の周りには常に俗に言う不良少女と呼ばれる輩達が溜まっていた。

最初は、いじめられているのかと思っていたが何となくそうでも無いらしい。

「お前、マジで不幸だよな!絶対に、彼女作ろうって誓ったのに隣がゾンビ女じゃ」

賢一はそう言いながら自分の隣の席の1人の女性を見つめた。

彼女の名前は、本田淳子と言って何となく清楚な感じの美人系の女で、高校生活は最初の隣の席の女で決まる!と常に言っていた賢一にとっては、きっと大当たりだったに違いない。

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