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夢幻の英雄と永久の魔王  作者: 詩音
第一章 【×××】
1/3

モノローグ 『少年』

…………………


雨が、降っている。


「俺」の腕の中には何も無い。

確かに先程まではぬくもりがあったはずなのだが。


この陳腐な世界には、もう誰も居ない。


自分と雨音と、それと………玉座。

それがあるだけだった。


「…終わったのか…

……本当に、これで…終わり…?」


散らばった色硝子を模した世界の記憶たちは

みるみるうちに灰色に色褪せていった。


「…参ったな。してやられた。」




…………………


そう。

俺は間違っては居なかった。

しかし。








『誰が <正解を見つけろ> なんて言った?』



………………………


そこでは、如何せん 雨が降っている。


一人の少年は思い出す。


そう、ここにまだ希望があった時のことを…。


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