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作者: ゆゆ猫

〇〇君へ 

 

君を初めて見たあの日から 

あなたが気になっていました  

 

白い肌に 

癖のないストレートな髪 

ちょっと猫背で 

長い睫に綺麗な瞳 

 

クールな表情だから 

あんまり喋らないのかなって 

 

低い声が 

私の耳に入って 

その声が心地いい 

なんだ  

喋ってくれるんだ 

優しいな 

ほんのちょっとだけど 

それでも 

あなたと話した時間は 

特別のように感じました 

 

またね 

ばいばい 

そんな言葉も 

まだ話したいな 

一緒に居たいな 

声聞きたいな 

なんて本人には言えない言葉が 

胸いっぱいにたまって 

吐き出したくても 

周りの視線が気になって 

言えない言葉になってしまうんです 

 

そして 

ちょっとした悲劇 

あの子 

もしかして彼のこと..

悪い予感でした 

こんな時だけあたるんですね

神様 

どうして 

どうしてなの?  

 

私より可愛くて 

私よりスタイルよくて 

明るくて 

私と話してる時よりも 

楽しそうなあなたを見ると 

少し複雑な気持ちになるんです 


あの子と話さないで 

 

つい思ったその思いから 

あなたに恋をしている事に 

気づきました 

 

気づきたくなんかなかった 

こんな叶わない気持ち 

 

あの子とあなたが 

一緒に帰る 

そんな姿を 

ただ見つめることしかできなかった 

あなたの横顔をただ 

見ていることしかできなかった 

いかないで 

言葉にしたくても出てこない 

もどかしくて 

分からない 

あなたが好きです 

 

たとえ叶わない事は 

わかってる 

だけど.. 

あなたに片想いしてもいいですか?  




 

 



 

 


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