第2話
主人公のステータス修正しました。
まあ、待て待て。一先ず称号は置いておこう。先ずはこのステータスは高いのか?基準が無いから良くわからん。どうすれば分かる。やっぱあの三人に聞くしかないのか?
いや、でもまず反応するかどうかも怪しい。ここに来る前、関わるなとか言ってたしなー……。もういい、考えるのはやめよう。駄目元で聞いちまえ!
「おい、お前等のステータスはどの「ね〜え、塔矢のステータスはどの位だったの〜」
くっそ、真柴ぁぁぁっ! 絶対ワザとだろ! ワザと被せたよなぁ!
まぁ、イライラするけど聞いた内容が同じだから別にいいか。
でもやっぱイライラすんなぁ!
「あぁ、俺か? 俺は平均80くらいでHPとSTRが100ちょいってとこだな」
「わあー、じゃあ大体同じだね〜」
「私も似たようなところですかね」
「皆さんすごいですね! 普通はlv1だと大体30〜40が平均です。しかもこれからも勇者の塔矢さんは勇者補正でどんどん伸びますしね!」
話に入った侍女?的な人ナイス!普通の人の平均が分かった。
どうやら平均は35ぐらいらしい……
俺のステほとんど平均じゃん〜勇者と違いすぎるし〜俺はどうすればいいんだよ〜
燈雅はガックリと肩を落とす。
落ちつけ、落ち着くんだ俺!
そうだ、俺は勇者じゃ無かった。だからステも少し低い。賢者だからMPとINTが高かった。それだけの話だ。それに補正がかかるのは勇者だけだ。あの二人が勇者ではない限り、俺はそこまで弱くない。
うん、全然大丈夫だ。
「王様、俺は勇者だったけど他も皆んなそうなのか?」
「ああ。皆が勇者、もしくは勇者の眷属となっているはずだ」
ん?眷属??
「本当だ! 私は勇者の眷属になってる!」
「私も眷属ですね」
柏木は相変わらずだか、真柴は飛び跳ねて喜んでいる。
なぜ、勇者より眷属が嬉しいんだ? 意味が分からん。
「後、眷属にも勇者の補正はかかるのはらしい」
なっ、なんだってぇぇぇ!
そんな、俺だけ補正なしか〜本当どうしよう〜ガチで。
「お前はどうだったんだ?」
王様がおれに聞いてきた。
「ほらっ! 早く答えろ!!」
ま〜、周りの騎士達の怖いこと怖いこと。
会って数十分でよくここまで嫌われたものだ。
今俺はショック受けてるんです。ちょっとは気遣って下さいよ〜騎士さん。
ま、質問にはちゃんと答えますよ?
「え〜っと〜…… 俺は勇者でも無いし、眷属でも無いみたいですね。代わりに「もうよい。その者を城から追い出せ」
…………はぁっ!?
いや待てよ! 納得出来ねーって!! なに勝手に異世界呼んどいて ”勇者じゃないから入りません” だ! ふざけた事言ってんじゃねーぞ‼︎
「ちょっと待て!俺は確かに勇者じゃ無いがちゃんと戦力には……」
「勇者の方々の仲を乱すようなものは要らないんだ。即刻立ち去れ!!」
すぐ目の前まで、鎧に身を包んだ騎士達が迫ってくる。他の三人は嘲笑う様な目をし、助けようなどとはしなかった。そのまま騎士達に連れられ城の外まで連れて行かれた。
どうやら、もう城に入る事は出来ないらしい。
こうして俺は、この世界の知識も少ししかなく、一文無しの状況で異世界へと放り出された……




