表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

最終章:日常の中にある、奇跡のような日々

ミコトは、神界へ戻る道を選んだ。


アマネの取り計らいにより、追われる身ではなく、正式に“保護対象”として迎えられることになったという。


別れ際、ミコトは一輪の花を創真に手渡した。


「これは……?」


「“忘れな草”。神界ではね、『縁を繋ぐ花』って呼ばれてるんだって」


小さな手が、そっと創真の指を握った。


「いつか、また会えたら……次は、助けられるようになりたい」


「……ああ。待ってるよ」


空へと帰っていく金の光。


それを見送りながら、柚葉がぼそっと言う。


「……ねえ創真。あたしにも、ちょっとは構ってよ」


「何の話だ?」


「……ほんと、鈍感なんだから!」


その日も、何でも屋の看板は変わらず掲げられていた。


神も、人も、モンスターも――今日も誰かが、助けを求めてやってくる。


成宮創真は、笑う。


「さて、今日は何から始めるかね」


空と神と人を繋ぐ、町の片隅で。


最強で最優しい“ただの人間”の物語は、今日も続いていく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ