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04話 金策


 リュティエを私の元に迎えて一週間が経った。

 宿屋の代金が一泊金貨十枚かかっている。

 それに食事のお金も地味にかかる。

 だから、そろそろ私のお金が底をついてしまう。


 でも私は朝から例の分身を使用していた。

 リュティエが隣で寝ていてもお構いなしだ。


 「あの…師匠?それに…依存してませんか?」


 珍しく私のお愉しみの最中に声を掛けられた。

 依存してると言われても。

 私のストレス発散はこれくらいしかない。


 「んっ…。はぁ…はぁ…。」


 一番良いところでだったので息が荒い。

 ゆっくり呼吸して落ち着かせる。


 「じゃあ…代わりになってくれるの?」


 黙らせるつもりでリュティエに言った。


 「えっ、良いんですか?!」


 予想外の反応に私は困ってしまった。

 それに本当にズボンや下着をもう脱いでいた。

 ベッドで仰向けの私の両脚を掴んできた。


 「ねぇっ!!ちょっと待って!!」


 私の制止も聞かず、リュティエは私の両脚を両脇へと抱え込んでしまった。


 「ダメ!!絶対にこんなことダメ!!」


 更にリュティエは下半身を私の方へと寄せてきた。


 「え?師匠の言う通り、代わりになりますんで。」


 リュティエの手が例の分身へと触れた。


 「こんなの取っちゃいますよ?」


 「ダメダメダメダメダメダメダメダメ!!」


 私の言葉はリュティエの耳には届かない。

 無慈悲に思い切り引き抜かれてしまった。


 「いやぁんっ!!」


 自分でも聞いたことのない可愛い声が出た。


 「師匠?これ、結構エグい大きさですね…。」


 リュティエの手には例の分身が握られていた。


  ゴトッ…


 ベッド脇のテーブルの上に例の分身が置かれた。

 私から離れた例の分身は動きをピタリと停止した。


 「ねぇ…師匠?どうですか…?僕は、それの代わりになるでしょうか…?」


 テーブルの上の分身をリュティエがチラッと見た。

 歳的にはまだ村を出た頃の私にも満たないはずだ。

 なのに息子のサイズはオルディア並みに見える。


 「お願い…。こんなことやめよう?私は…リュティエにこんなこと望んでない…。」


 「僕は、師匠を悦ばせたいだけです。なので、やめません!!」


 リュティエが息子を手で握った。

 もうダメだ…。

 この至近距離では、魔法で吹き飛ばすしかない。

 状態系魔法では発動までの時差がありダメだ。

 でも使えば、リュティエは怪我では済まない。


 「師匠!!」


 私の大事なところに息子を近づけた。

 ダメだ!!

 一線を越えてしまう!!


 ◇◇◇◇


 「師匠!!ねぇ…師匠??もうっ!!起きて下さいよぉ!!」


 気付けばリュティエが私を起こそうとしている。

 夢だったようだ。

 でも、生々しい夢だった。


 「あの…。いつも師匠、朝起きてから苦しそうな声されてますよね?」


 良かった…。

 そう言う知識はあまり無いようだ。

 夢の中のリュティエとは違って、心底ホッとした。

 あんな積極的では私の身が持たない。


 「リュティエも…大人になれば分かりますよ?」


 「大人は大変そうなので、このままがいいです。」


 夢の中リュティエとは違い素直で良い子なのだ。

 ああなる事だけは、私は避けたい。

 でも、私の心の奥では望んでいるのかもしれない。

 お互い好き同士になれば問題はない。

 今の私の中にはオルディアしかいない。

 オルディアとしかしたくない。


 でも確かに、二人は純血のエルフ同士だ。

 だから、故郷の純血を絶やさないと言う意味では、間違ってはいない。

 それに、純血のエルフは他にも生存しているのだろうか?

 あの時期、多くの集落で襲撃に遭ったと聞いた。


 「師匠…?僕からこんな話、するべきでは無いのですが…お金は大丈夫なのですか?」


 魔道具屋から宿屋の部屋へ連れ帰った後、リュティエに残金の金貨百枚を預けていた。

 それからはリュティエに、宿代の支払い等を任せていた。


 「あはは…大丈夫じゃないですね…。この前、渡したお金が全財産です。」


 「えっ!?もしかして僕の為に、師匠が金貨千枚払ったからですか?!」


 はい。

 ご明察です。


 「まぁ、心配しないで下さい!師匠の私が、夜の飲み屋でぴらぴらっと踊ってくれば、良いのですから。」


 以前、夜の飲み屋の店主に、“エルフのお姉さんなら良い稼ぎになりますよ”と勧められてはいた。

 詳しく話を聞くと、愛撫ありと聞いて、尻込んでしまっていた。

 話の最後の方で、“お客さんに金挿れをされたお金は全て貰って良いですよ”と言われたのを、ふと思い出した。


 「だっ、ダメです!!師匠、絶対ダメですよ?」


 背に腹は変えられない。


 「大丈夫ですよ?踊ったら、この町を出ます。」


 私は、リュティエの制止を振り切り宿屋を出た。

 そして、夜の飲み屋の扉を叩いてしまう。


 ◇◇◇◇


 薄暗いステージの上に登らされた私。

 初めは普通に衣装を着て踊っていた。

 途中から脱ぐように声があがった。

 私は扇情的に脱ぎながら踊り続けていた。

 そして、一糸纏わぬ姿で踊っていた時だった。


 突如、照明が暗くなり奉仕タイムだと言われた。

 すると男達がステージ上に我先に上がってきた。

 そして、私の身体は男達によって蹂躙され始めた。

 立ち続けるよう言われたが、頭が狂いそうだった。

 しまいには、身体中が男達の唾液等でベトベトになってきてしまった。

 更に、座ることも許されぬまま、男達に抱き抱えられた私は、何度も何度も頭の中を真っ白にさせられてしまった。


 私の意識が朦朧とした頃だった。

 これからお待ちかねの金挿れタイムだと言われた。

 私はステージの上に四つん這いにさせられた。

 すると、冷んやりとした硬い物が、私の大事なところに捩じ込まれたのだ。

 硬い物の正体は…すぐに分かった。

 様々な硬貨のお金だった。

 金挿れとは、そういう意味だったのだ。


 だが入れられるのはお尻も対象だったのだ。

 男達はどちらに入れるか迷いつつ捻じ入れてくる。


 中には金の延棒を入れてようとした男もいた。

 流石に太すぎるので無理と思ったが、入れられた。


 最後は、無理矢理手で拡げられた所で終了した。

 お金の為とはいえ、私の失ったものは大きい。


 ◇◇◇◇


 終了後、店主が男達を使い別室へ私を運び込んだ。

 そこで、店主がお金を一枚一枚取り出し始めた。


 「いっぱい金挿れされて良かったねぇ?」


 「お尻が痛いので…そっちからお願いします。」


 「奥の方まで入ってるから、お金にウン◯ついてても良いかい?」


 まさかお尻にお金が入るとは思ってもいなかった。

 だから当然、中まで綺麗にしていなかった。


 「よく、あの時誘惑に勝てたねぇ?大体の子は負けちゃうんだけどねぇ?だから、金挿れされる子は久しぶりだったんだよぉ?」


 奉仕タイムの時、しきりに”入れようか?“と耳元で囁かれていたが、私は断り続けた。

 断っていなければどうなっていたかわからない。


 「よし、お尻は終わったよ?次はコッチだね?」


 私の大事なところに、金の延棒が奥まで捩じ込まれている。

 延べ棒の周りにお金が差し込まれているそうだ。

 捩じ込まれる前に入れられたお金は、金の延棒によって恐らく押し込まれている。


 「凄いよねぇ?金の延棒を入れられたのは、この店が始まって以来だよ?」


 「あ゛っ!!」


 店主が思い切り引き抜いた為、思わず声が出た。


 「そうそう、第二部も出てくれるよねぇ?」


 店主は黙々と、お金を一枚一枚取り出している。


 「無理です…。私、壊されちゃいます…。」


 「みんなは入れたいのに断るから、こうやって壊そうとしてくるのになぁ?」


 なるほど。

 断った当てつけに、こんな事させていたのか。


 「ほら、全部取れたよ?ここが疼かないかい?」


 何も入っていない大事なところを手で拡げてきた。


 「もう帰ります!!お世話になりました!!」


 何か薬を塗られたのか足腰がガクガクしている。

 でも、この夜の飲み屋から外へ出なければ危ない。


 「身体の奥が熱いだろう?素直になろうよ?」


 「大丈夫…です。」


 店主が私の腕を掴もうとしたが振り切り店を出た。


 「師匠!!大丈夫ですか!?」


 店の外ではリュティエが、私が出てくるのを待ってくれていたようだ。


 「助けて…。リュティエ…。宿屋まで私を連れて行って…。」


 私は力なくリュティエに寄りかかって気を失った。


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