◆あくまな第1部の人物紹介
◆フランチェスカ・アメリア・カルヴィーノ(悪党一家の愛娘で、極道令嬢)
このゲーム世界に転生した、極悪巨大ファミリーのボスの娘。
前世も極道の孫(17歳で死亡)であり、そのときから来世では平穏な人生を望んでいたものの、今世もうっかり前世と似た環境に生まれ変わってしまう。
見た目だけはふわふわとした可憐な美少女なのに、中身は芯が強く、仁義にこだわる極道気質。
中身が現代女子高生のため、表情もくるくるとよく変わる。勉強も運動も出来るが、要所要所はちょっとポンコツ。夢は今世でこそ友達をたくさん作ること。
17歳/赤髪/水色の瞳/カルヴィーノ家に所属/157cm/
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◆レオナルド・ヴァレンティーノ・アルディーニ(最上級ランクの悪役)
五大ファミリーのうち、最も強くて危険なファミリーの若き当主。ゲームストーリー上のラスボス。
いつも底知れず、飄々とした余裕のある態度だが、迫力があって隙が無い。
人懐っこい振る舞いをしているものの、只者ではない雰囲気は誰もが感じ取る。
フランチェスカの婚約者で、ゲーム上だとフランチェスカを利用してファミリー同士の抗争を引き起こすが……?
この人生ではなぜかフランチェスカのことを気に入り、可愛い婚約者として愛でてくる。
独占欲なども隠さず、フランチェスカ周りの人物と敵対しがち。 謎が多い。
17歳/黒髪/金色の瞳/アルディーニ家の当主/180センチ
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◆グラツィアーノ(フランチェスカの弟分でお世話係、番犬)
フランチェスカの世話係であり、弟分でもある、ファミリーの構成員。
若手構成員No.1の実力かつ、フランチェスカの執事的な役割もきちんと果たしてみせるものの、少々生意気な態度を取る。
それでいてフランチェスカへの忠誠心は本物で、フランチェスカに危害を加える人物に対しては臆面もなく向かっていくため、レオナルドからは「番犬」と揶揄されている。
娼婦の母親に女手ひとつで育てられていたものの、母の死の際に父親とされる貴族に近付き、半殺しの目にあったところをフランチェスカの父に助けられた。
その後フランチェスカに受け入れられ、少しずつ心を開く。
フランチェスカの弟分を自負している。
16歳/茶髪/赤い瞳/カルヴィーノ家に所属/179センチ
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◆リカルド・ステファノ・セラノーヴァ(生真面目硬派な風紀委員)
伝統を重んじるセラノーヴァ家の後継ぎ。
生真面目かつ厳格な性格で、裏ファミリー当主の息子でありながら、学院内の風紀委員ポジションを担っている。
ただし倫理観はやはりどこかおかしく、何かあったときにすぐに物騒な手段を取ろうとする節もある。
フランチェスカのことは、男女のよき友人のような感覚で接してくれている。
が、フランチェスカにとって友達が未知の存在すぎるため、フランチェスカはリカルドとの関係が友情であることに気付いていない。
17歳/銀髪/蒼瞳/セラノーヴァ家に所属/182センチ
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◆エヴァルト・ダンテ・カルヴィーノ(最恐当主で過保護な父)
フランチェスカの父。冷淡で無表情な美しい男性で、17歳の子供がいるとは思えないほど若く見える。
フランチェスカを溺愛しており、娘のためなら一国を滅ぼす勢い。
ゲームでは娘に冷たくあたる父親でしかなかったが、亡くなった妻を心底愛していたため、妻の死因となった娘に向き合えていなかった。
喫煙者。
36歳/赤髪/水色の瞳/カルヴィーノ家の当主/183センチ