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脳筋乙女の異世界花道  作者: 藤沢正文
第1章 命短し走れよ乙女 〜己の拳で切り開け〜
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就活生、実力を試される?



「ハロ〜。ハウアーユー?」



 取り敢えず、私は知っている英語を話してみた。


 が、通じていないようだ……



「ワタシ、ニホンゴ、ワカ……じゃないわ。ワタシハー、エイゴー、デッキマセーン」



 もう一度、向こうに私が英語ができない事を伝えようと、私は意思疎通を図る。


 すると、ようやく通じたのかお兄さんは重い口を開いた。



「ぶつかってきて謝罪もないのかよ」



(わー。思いっきり日本語やん)



 私は恥ずかしくなって、思わず顔を伏せてしまった。



(あちゃーやっちまったーめっちゃ恥ずいやんッ!)



「おい! お前! 舐めてるのか!?」


「兄貴アニキ、こいつ上等な服着てますぜぇ」



 羞恥心に打ちひしがれそうになりながらも私が顔を上げると、顔を真っ赤にしたお兄さんが怒鳴って来た。


 そして、その取り巻きだろう男性が私の服を指差し、お兄さんに何やら耳打ちしていた。


 それを見て私は慌てて頭を下げた。



「申し訳ございませんでした!」



 …………。



 我ながら見事な謝罪である。


 最敬礼の更に上、謝罪会見でも滅多に見られない90度頭を下げての謝罪だ。


 これならどんなクレーマーでもこちらの誠意を理解できるだろう。



「わ、わかればいいんだよ、わかれば」



 現に目の前のお兄さんは私の誠意の籠った謝罪に少したじろいでいるように見える。



(行ける! これやったらこの面接を突破出来るかもしれんッ!)



 私は心の中でガッツポーズをした。



【登場人物紹介】


【朝比奈薫】

 府立入江高校三年生 女 17歳


 趣味:料理、読書

 資格:簿記4級

 備考:面接資料より



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