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脳筋乙女の異世界花道  作者: 藤沢正文
第2章 チンピラvs傭兵団 〜己の為に武器を取れ〜
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チンピラ、逞しく生きる。



「あったあったー♪」



 私は路地裏に倒れる男の懐を弄り、お目当てのものを見つけた。


 戦利品は相変わらずだ(しょっぱい)



「ってか、これで何人目や?」



 先日、ナンパしてきたお兄さん(ゴロツキ)達を倒してからというもの、毎日のように私に挑戦なのかお礼参り(ほうふく)なのか知らないが、この有様である。


 まあ、強面のお兄さん(チンピラ)力自慢のお兄さん(ゴロツキ)ばかりなので負けることはないし、こうやって私にお小遣い(財布)をくれるから別に構わないのだ。



「ほな、飲みに行くかー」




 ***




「姐さん、あのボロ宿屋に泊まってるんですか!?」


「お前が紹介してくれた宿やんけ。別にちょっと汚くてボロいだけやから、寝る分には構わんやろ」


「「アレに泊まれる人がいたとは……」」



 あの日以来、ダラムとヤヌックとは毎日のように酒場で顔を合わしている。今寝泊まりしてる宿屋もコイツらに教えて貰ったところだ。


 一番安い宿屋を紹介してもらったのだが、ちゃんと個室でベットもある。食事は付いていないが、この街は朝からやってる店も屋台もあるしそんなに困っていない。



「どんなところも住めば都って……なんやお前?」



 私の隣には見知らぬ男が突っ立っていた。



「お前が、黒髪の鬼人だな」



【現在のカオルの所持金】


金貨6枚

銀貨15枚

銅貨23枚

黒貨8枚



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