表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

外堀を埋めすぎた男

作者: うぃすた

初の短編小説、現代ものです。

楽しんでいただけたら、幸いです。


※本文中に特定の芸人さんを貶める表現があります。

不快に思われる方がいらしたら、申し訳ありません。


俺は慎重な男だ。

だから初めての恋に落ちた時も、俺は慎重に事を進めた。

将を射るにはまず馬を射よ、という先人の言葉にしたがって、小五から高三までの七年を外堀埋めに費やしたのだ。


彼女を狙いそうなイケメンあれば、行ってその好みの女を紹介し。

彼女を着飾らせたいという友あれば、浚われるから止めろと忠告し。


そうやって、徹底的に彼女の魅力を隠して。

それでも寄ってくる輩を、穏便に遠ざけながら。

然り気無く、彼女の両親にも気に入られて。


ようやく、外堀は大分固まったな…と思っていた矢先。



土曜の(にぎ)やかなショッピングモール。

田舎で唯一のデートスポットは、その日も人でごった返していた。


そのなかでも、浮き立つような二人だ。


嫌みなほどすっきりと整った二枚目顔。

日本人離れしたすらりとした長身。

ラフに(まと)めてるのに、金がかかってるとわかる洗練されたファッション。

さりげなく発揮される、スマートなエスコート術。


そんなハイスペックそうな男の横で。

少し気恥ずかしげに、並んで歩いてるのも美少女だ。


「…葵…」


限られた視界でも、その姿はひどく輝いて見えた。

いつも俺が見る、パジャマがわりのスウェットに瓶底眼鏡の葵とは、桁違いの。


俺が隠し続けてた、本来の姿の彼女。


唇は赤く、睫毛(まつげ)は長く、その夢見る瞳は黒曜石のよう。

その艶やかな髪は今、凝った形に結い上げられ、白いうなじが晒されている。


見たこともない、淡いピンクのワンピース。

これまた見たことのない、パールのネックレスにイヤリング。

足元は華奢(きゃしゃ)なパンプスだ。

まるでガラスの靴のような、クリア素材の靴。


あれは、見覚えがある。


ついさっき、俺がショーウィンドウで目にとめたやつだ。

あまりに高額で、目を剥いたから間違いない。

つまりは、あれはここで今、買ったものだろう。

上から下まで一式丸ごと。


それって…それってもう、間違いなく「彼女」ってことだろ?


眠らせていたはずの、俺のお姫様は。

いつの間にか、王子さまを見つけていた。


どうしてだ?

俺の計画は完璧なはずだった。

どこで俺は間違えたんだ?


「あれー?このウサギ動かないよー?置物??」

小生意気なガキが、後ろから小キックしてくるのを、さりげなく抱きつく真似をして締め上げておいて、俺は二人の後を追った。



二人は歩き疲れたのか、カフェに入った。

王子はコーヒー、葵はチョコパフェだ。

彼女は大の甘党で、本当なら二つは頼みたかっただろうに、今日は一つだ。


その事が俺の胸をざわつかせる。


葵は、王子を意識している。

家族じゃなくて、異性として。

気のせいか、食べ方も上品だ。

いつも、唇にクリームがつく子供みたいな食べ方なのに。


そこまで思って、俺は首をふる。


いや、あれはいかん!

あの唇についたクリームを「ついてるよ?」って拭ってやるのは俺だけだ!

つい、「子供じゃなねーんだから気を付けろよ」とか言ってしまうけど、あれはヤバイ。

本人気づいてないけどエロすぎる。


念をこめて見ていたら、まさしく葵の唇にクリームがついていて、それを王子に指摘されてるとこだった。

葵は頬を染めて、どっかに頭をぶつけたくなるほど可愛いし。

王子はそんな葵が可愛いなって思ってるの、駄々漏れだし。


「あーあ…」


お似合いすぎて、幸せオーラですぎてて、おとぎ話のようだ。

きつく握りしめてた手から、一気に力が抜けた。


「あー!風船ー!!」


誰かの声がしたけど、俺はもう構わなかった。


あー、今ほど、このウサギのキグルミに感謝したことはない。


暑くて苦しくてだいきっらいだけど。

今だけは感謝だ。

この酷い顔を、今は隠して。

家に帰ったら「おめでとう」を言わなきゃいけない。

外堀を埋めた俺は、親公認の彼女の…

幼馴染みなんだから。



そう、決意していたのに。


「やぁ。(あらた)くん。待っていたよ」


バイト上がりの帰り道。

俺の原チャリの前にいたのは、忘れもしないハイスペック王子。


「…どなたですか?」


俺の敵対心まるわかりの口調に、王子は余裕の微笑みで応える。

男の俺でも一瞬、見とれる綺麗な笑顔。


古雅(こが)と申します。初めまして」


たぶん、俺より年上だ。

それなのに、この丁寧な対応。

なんだか色々と負けた気分。

もとから勝てない相手だけど。


「ちょっと、お時間いただけますか?」

「無理です、ダメです、さようなら」


大人げないと罵られようと、俺には無理だ。

このハイスペック王子が話したいことなんて、間違いなく葵関係だ。

牽制(けんせい)なのか、懐柔(かいじゅう)なのか、わからないけど。

そんな話、絶対にできないし、したくない。


そして原チャリのキーを刺そうと、ポケットを探ったとき。

初めてそれがないことに気づいた。


なんて日だ!


頭のなかでハゲのオッサンが叫ぶ。


このショッピングモールから俺の家までは地味に遠い。

日もとっくに暮れて、1時間に数本の田舎ダイヤ丸出しのバスも、もう終わってるだろう。


しかたねえ…歩くか。


田んぼだらけの道をトボトボ歩く。

今の気分にはいっそ、似つかわしいといえる。

似つかわしすぎて、今から泣ける。


俺の表情と動きで、王子は全てを見抜いたらしい。


「良ければ、送りますよ?僕は車なので」

「……オネガイシマス」



ハイスペック王子は、運転も上手だった。

分かりやすい外車じゃなかったけど、国産車でも内装は皮張り。

靴ぬぎますか?って思わず聞いたよね。


「お気遣いありがとう。でも、そのままでどうぞ?」


ホントのイケメンは、男女関係ないんだな。

惚れてまうやろーって、小太りの眼鏡が頭でうるさい。


「…で、話って…なんでしょう?」


ここまでしてもらって、話は聞かないなんて度胸は、俺にはない。

そんな俺に、王子は爽やかに笑う。


「伊原さんのことを聞きたかったんだ。彼女を好きなの?って」


来たな。

つーか、意外と直球なうえ、…豪速球。

どう補るのが正解だろうか?


「幼馴染み…ですよ?」


とりあえず、かわしてみることにする。


「じゃあ俺、遠慮しないで本気出していいかな?」


王子は爽やかな笑顔のままだ。

でもなんだか、禍々しい。

つかいつのまにか、敬語じゃないし、俺になってるし!


「彼女、可愛くなったよね?しかも、誉められ慣れてないから、少しのお世辞ですぐ赤くなるし、あのまま押せばきっと、どんな男でもイチコロだよ?」

「…!!てめっ…!」


俺も命は惜しい。

彼が運転中である以上は、手は出せない。

でも、目線で殺せるなら殺してる位には、睨み付けておいた。


「僕は君に、ありがとうを伝えたかっただけですよ?」

「…なん…だと?」


王子は爽やかな笑みを消した。

そうして表情がなくなると、整いすぎてて、作り物みたいで恐ろしい。


「君が彼女を囲っていてくれたからでしょう?゛ナギ高一番の仲人゛くん?」


その言葉に、俺は黙る。

なにも言い返せないことに気づいた。

車に沈黙が落ちる。

流れていく街灯のあかり。


「なんで、好きって言わないんです?」


ぽつり、と王子が呟いた。


「寄ってくる男を蹴散らして、友達を牽制して、親を懐柔して…そんなことまでして、なんで本人に言わないんですか?」


それは、悪意というよりは純粋な好奇心に聞こえて、俺は知らず答えていた。


「そうしたら…言える気がしたんだよ」


誰よりも美しい彼女に。

俺みたいな平凡なやつが告白するには。


でも、外堀を埋めれば埋めるほど。

気づいてしまうのだ。

彼女は、自分等にはもったいないのだ、と。


「…よかったよ。断られるのがイヤだから、とか言われたら、どうしてくれようか、と思っていたからな」


王子はニヤリと不敵に笑った。

つかこいつ、二重人格なの?!

さっきから時々怖いんだけど!

なにこのトキメキ…これがストックホルム症候群か?!(違


「敵に塩送るのは、趣味じゃないけどな。お前ら両思いだから」

「…は…?」


震えるのに忙しくて、ききのがしそうになって、素でキョトンとした。


「葵が…?俺を…??」


その反応に、王子はにっこり微笑んだ。

あ、これ怒ってるわ。

短い付き合いだけどなんかわかる。

オーラが黒い。


「俺んとこ、化粧品の会社やってんの。で美容とか詳しいって聞いたみたいでさ。あの子、俺に振り向かせたい人がいるから、綺麗にしてくれって。大人の女性が好きなんだって言ってたぞ?」

「そ、…その振り向かせたいのが…?!」


俺?オレナノカ?!

でも大人の女が好きって何??

そんなこと言ったかな?


「つまり俺は、姫を美しく変えるだけの、魔法使いってことだ…不本意ながら、な」


そして、鮮やかなハンドルさばきで俺の家の前に止めてくれた。

あの萌えーなバック駐車で。

いや、♂だけどまじ惚れそうになったぜ。

イケメン…恐ろしい子!!


あたふたとシートベルトを外して、俺は車からおりた。


「…色々と…ありがとう」


なんか色々とフワフワしてて実感ないながら、とにかく礼だけは言わないと、と頭を下げれば。

王子は軽く手を上げて。

そして、ニヤリと微笑んだ。


「あ、忘れてた。これ」


そして、窓から投げてよこしたそれを、キャッチする。

葵が俺の誕生日に買ってくれた、猫の尻尾つきキーホルダーがキラリとひかる。


「あー!!俺の原チャリの鍵じゃねーか!?」


俺の声に王子は、高らかに笑う。


「見本をみせてあげたんですよ?外堀を埋めるっていうことの、ね」


色々と勉強になります…つかイケメン怖いまじ怖い。

だって、こんな軽い窃盗みたいなことされても、許しちゃいそうな自分がいる。

ただしイケメンに限る!ってやつが、これだな…



もー色々疲れたし、ほんとはかえってごろ寝の気分だけど。

帰った俺を待っていたのは、葵だった。


ショッピングモールでみた、お姫様みたいな葵だ。

葵の変身になにかを察して、ニヤニヤしている両親からかっさらうように、部屋に連れ去ってドアをしめる。


「ちょ…!なんだよ!?その格好…にあ…」


何時もみたいに、貶しそうになって。

少し悲しげに眉をひそめてる彼女に気づいて、慌てて思い止まる。


「似合って…るけど…」


あまりの恥ずかしさに、倒れそうだ。

でも、俺に誉められた葵のほうがよっぽど倒れそうだった。

リンゴみたいな頬っぺたが美味しそうだ。

つい、凝視してしまう俺に、葵が更にてれる。


「お化粧でもしたら…ちょっとは綺麗になれるかなって…センパイにお願いしたの」


化粧っていってたけどたぶん、そんなにしてないだろう。

分かるのは唇くらいだ。

いつもよりプルプルの…キスしたくなるそれ。


「俺のこと…好きってほんと?」


そっちに気をとられて、ついうっかり言ってしまった。

その瞬間、葵が倒れそうな位真っ赤になる。


「な、な、なんでそんなこと…?!」


ぷっ。

俺は思わず噴きだした。

なんて分かりやすいやつ。

なんだ、俺は片想いじゃなかったんだ。

外堀を埋めることに一生懸命になりすぎて、全く気づいてなかった葵の気持ち。

今なら、手に取るようにわかる。


俺は葵の華奢な身体に手を伸ばした。

触れたくて、でもそんな資格ないって諦めかけてた彼女に。


「俺は好き。スゲー好きだよ」


俺の言葉に、葵の瞳が揺れる。


「え…?でも…シンはお母さんが好きなんじゃないの??」

「え?椿さん??」

「だって、いつも私よりもお母さんと喋ってるし…誕生日プレゼントとかマッサージとか…色々やってたし…名前でよぶし…」


名前でって…お母さんって呼んでいいなら呼んだけども!

そうか、あの外堀うめはそんな風に取られてたのか。


「しかも、つき合う人は皆、大人っぽいし…」

「そ、そりゃそうだろ?!俺は葵の為に、色々知りたかっただけだから、遊びみたいなもんだし、そういう相手としか付き合ってないから…」


ピキッ


その瞬間、俺はなんか嫌な音をきいた。

氷が割れるときの、最初の切れ目。


「…シンはいつから私を好きだったの?」


胸元から、俺を見上げる葵の目。

微かに微笑んでいるけど。


笑ってない…。


「しょ…小5…ですけ…ど?」


恐ろしさのあまり、敬語になる俺。


「私は中3だったな。初めてシンに彼女ができた時だから」


え?そんな前からなの?

スゴい嬉しいんですけど…


思わずニヤけそうになる俺に。


「だから、ほんとは高校生の時に告白したかったの…でもまた彼女できて…諦めた。でもあれはあそびだったのね?」


フフフ…と笑う葵さん。

怖い…怖い…けどヤキモチやいてくれるのは嬉しい。

ヤバイ、俺。今はぎゅっとかするタイミング違う。

でも、やりそう。可愛い。

押し倒したい。


「私、シンのこと好き。大好き」


ほほを染めて告白してくれる葵。

夢にまでみた、その姿に。

かっと全身が熱くなる。

勝手に涙腺が緩んで、泣きそうになる。


「…だから、シンのことガッカリさせたくないの」

「…え…??」


喜びに(ちから)一杯抱き締めようとした腕からするり、と葵が居なくなる。

そっと後ろにさがって、俺を見上げる姿勢はそのままだ。


あれ?なんだ?

俺の押し倒したい願望漏れてた?


戸惑いながらも、行き場のない手を下ろすかそのままか、悩んだ俺に。

葵は最高の笑顔をみせてくれる。

小5の俺を虜にした、その笑顔。


「だから、他の人と勉強してくるね?デートとかそれから…色々と」


ふふふ、と可愛く小首をかしげて、葵が笑う。全く笑ってない目で。

色々と、を強調して。


「あ…葵さん…?俺たち…両思いで…付き合うんじゃ…?」

「うん。付き合うよ?でもその前に、練習してくるね?遊びでいいっていってくれる人と」

「…………え?」


ここにきて、俺は悟った。

俺がせっせと外堀を埋めていた日々は。

もしかしてとんでもなく無駄で。

とんでもなくやぶ蛇だった…のか?


俺の無用な外堀うめをしった葵。

葵の怒りは海よりも深い。


そして、その怒りをヤッパリ嬉しくも感じてしまう俺は…もう色々と終わってるな、と。


誰が葵を好きでも。

似合わないって笑われても。

俺は葵に夢中なんだから。



「それで、俺のとこに葵が来たのか。遊んで捨てて下さいってお願いされた」

「ナンカ色々スミマセン…」

「なんだろ…ご馳走さま?」


小さくなる俺に、王子は笑う。

うっかり後ろにいたOLさんが、誤爆されてキャーってなってるみたいだけど、王子は普通だ。

日常茶飯事なんだな、きっと。

羨ましくない…とは言えないが、俺に必要な能力はそれではなかった。


「…俺どうしたらいいんでしょう…?」


あれ以来、古雅さんとは割と仲良しだ。

どうやら女心に疎いらしい俺の、相談役になってくれている。


練習期間と称して、俺を寄せ付けない葵の代わりに、最近の彼女を教えてくれる。

なんでもゼミの先輩後輩らしい。


最近の葵は…元気らしい。

お洒落にも目覚めた彼女に、告白してくる奴もいるらしいけど、「遊んで捨ててくれる人以外は却下」してるらしい。


…自ら、そんな鬼畜認定を受けたい猛者はいないらしく、彼女はいまだフリーだ。

まぁほんとに鬼畜な人には、王子が釘をさしてくれてるらしいから、安心してられるんだけど。


「まぁ…僕だったら、そんな考えになった時点で監禁して、2度と僕以外の男と…なんて考えられない身体にするけどね?」


うふふ、と笑う古雅さん。

それを、うっとりと見つめる女性たちよ。

このイケメン、ヤバイ人だよ!

だまされちゃダメ!!


王子は楽しそうに微笑んでいる。


「まぁ、悩め悩め。サボってた分、ちゃんとレンアイしなさいな」

「サボってた…」

「サボってたでしょ?好きって言ってないんだから」


俺は思わず、頭を抱える。

まさしく、その通り。


俺は葵の条件にビビって、足踏みしてた。

自分の小心を、外堀埋めって誤魔化してた。


言わなきゃ分かるはずなかったのに。


「…やること分かった?」


全部お見通しだよって目で、古雅さんが俺を見てる。

ほんとに、この人は魔法使いだ。

イケメンで性格いいなんて、ほんと神。

でも所々怖いけど。


「…分かりました」


今度こそ、ちゃんと始めよう。

外じゃなくて、葵自身を見つめて。


「ま、それでキッチリ片付いたほうが、僕も手を出しやすいし?」


やっぱりこのイケメン、性格悪…。




それから毎日、辺りを(はばか)らない好き好き攻撃をして、俺がこの頑固で真っ直ぐな幼馴染みを手に入れるのはーもう少し先の話。


そして、その幼馴染みそっくりの、可愛らしい唯一無二の存在に出会うのはーそう遠くない未来の話。


…のはず、だ。


おしまい

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 幼馴染ソックリの赤ちゃんなら、主人公の子どもではない可能性もあるのか。まぁどのみち長くは続かなそうな2人だしね
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ