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潜伏生活する。5

よろしくお願いします。


ミステリーは書けませんので、速やかに撤退の方向です。変でもつっこまずにスルーして下さいませ。




皆様のお住まいの地域は大丈夫でしょうか?

豪雪注意です。


作戦は簡単なことだった、意気揚々と乗り込んで来た所で自分の息子と駆け落ちした女に証拠の品を要求する、そうすれば偽の品を渡す。という具合で取り押さえる、云うことで簡単なはずだった。幸いにも差して頭の回転が良い男で無かった。だから、あっという間に終わり、その後は諜報部の仕事と成る訳でそれなのに、目の前にある光景はなんだと云うのか。

朝餉も過ぎてウメカが普段仕事に出る頃だ。ついに、作戦決行の時。其れから、暫く経つと状況が変な方向に行く。

雪の降り積もる中で、寒さを忘れる。寝室や外の物影に隠れ息を殺し踏み込む機会を待っていたはずだった、しかし、男の私兵が二人。ウメカの片腕ずつを拘束し後ろでに捻り、苦痛でゆがむ姿を堪能する貴族がいる。そして、筋書きにない会話が始まったのだ。


ー先輩!どうするんですか!『計画通りにって』計画通りに進んで無いんですけど!!つーか?寒いっす、せんぱーい!ー

埃と煤だらけの屋根裏に身をひそめる、すでに火が消えた暖炉は時の経過を知らせる。

一方、寝室で身をひそめるジャズが苛立っていた。


ーウメカ!何を考えている。挑発させてどうするんだ?って、何でこっちに来させんだ!ー

ベットの下に隠れる。




「どうでも良い、早く言え。息子から預かって要るものは何処だ?」

「何のこと?そんなの無いわ。何を勘違いして居るのかしらないけど、そんなに大事ならきちんと締まって置けば?」

「無礼者!!口の利き方に注意しろ!!」

と、

私兵が言う。

「人権を無視している人間なんかどうでも良いでしょ

!そんな事より、大事な書類って契約書のこと?若旦那様に預かってって言われたの思い出したわっ。あら、違った?密約書だっけ?それと、商談書と規定署だったかな?で、どれ?一杯あるんだけど?」


それぞれの耳にウメカと男の会話が届く。


「なに?そんなものまでもっているのか。全部、よこせ。」


「いいけど?あんなもんどーすんの?へーんなのっ。

寝室のチェストの一番上~の引き出し~!」

そういうと、私兵のひとりが捜しにくる。男がガタガタと音を立てて「有りました!」と声を挙げて戻っていった。

「・・・、これも、これも、これも、ちがう!!

どう云うつもりだ!!」

「だから~、言ったじゃない。何のこと?って。ああ、あれか~、思い出した!!コルステ・ロッル商会との?何だっけ?」

「それだ!何処だ!!」

「ああ、王宮?」

「ふざけるな!

まだ、王宮には行ってない、嘘をいうな、」

「あら、どーして?商談書と許可証は王宮にあるんでしょ?」

「ふざけるな!

誓約書と許可書が王宮に在る、私の欲しいのは契約書と許可証だ!!」

「だって。

あ~、契約書と許可証?

成る程!王宮からの貴方との独占販売契約書と商会側の販売の許可証って事ね!」

見事にウメカの誘導にはまった。すると、逆上した貴族の息子の父親にはこう叫んだ。

「死ねええええええええええええ!!!」と。


周囲の諜報部員が一斉に取り押さえに動く。間に合わないと皆が思っていた。


ーふざけるな!

危険な事をさせる為に、囮なんてさせたんじゃないのに、どうして、俺の云うことでを守らない‼ー

ガタガタと狭いベットの下から這い出る。

「そこまでだ!

ヒーマン伯爵っ!!」


ガキッン


と、ウメカに降り下ろした剣を止める。ほかの諜報部員が周囲を取り囲むみ、私兵をも拘束に掛かった。


「大丈夫ですか?

・・・っ、先輩!

居ません、居ませんよ、何処に行ったんです?ふざけ無いで下さい!何処ですか‼」

ジャズの部下がウメカの身を案じて駆けつけると、その眼には忽然と姿を消したウメカが映っていた。

始めから居なかったかのように。



「・・・・・、マケドニア国国王陛下第三執行部のジャズ・キールドだ、王命によりめしとらえる。神妙にいたせ。」

ウメカの珍事は後にし、仕事を遂行するのだった。


有り難うございまた。


ピアニッシモさん:

「どうして、居ないんです?

俺の仕事取らないでくだーさーい!」


ピアニッシモさんはウメカの身の安全の確保が仕事でした。


「俺、暇なんですけど?

先輩~、なにしたらいいんでしょ?」


「はあ?隊長の女でも探しに行け‼」


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