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潜伏生活をする。

よろしくお願いします。

イマイチ安定しない文章です。

頑張ります( ̄^ ̄)ゞ





雪が降り始まる。

シンシンと。

音の無い世界に雪の降る様が、音に成るのだ。



王都から離れた所にある町外れの、一軒の家。

静寂の夜明けに煙突から煙が登り、人の存在を知らせる。


その家にはウメカが居た、静かに暖炉の前で鍋をかき回す。

ーほんとっ、王宮に就職したのに、どーしてスパイの真似事をさせられるんだ?確かにこの前はクラリオンが厩舎に来ることを承諾させる為に協力したけど・・・。何しろ全ては、王様が関わっているのよね~。平凡な生活良いのに、どうして変な方向に行くの か・・・。ー


飯が不味く成りそうだ。

ため息と共にジャズに対する不満が増す。


ジャズは表向きは、そこそこの兵士に成って居るが本当は国の諜報部の人間。恐ろしいほど腕が立つし、頭脳明晰と言うスパーマン。

ウメカは知っていた、彼女にはそれだけの情報網が有るということ。


関わりたく無い。平凡が一番。

人はそれが一番難しい事だと知っている、そこには安定した平和や平等が在ると信じている。非凡な人生はそれだけの知力や勇気が無ければ生きられ無い。先の見えない世界は人にとって恐ろしい事だからだ。

しかし、既に非凡な人生を生きる人間は平凡な世界に生きて行けない、其れは、ウメカも同じこと。




「ネネ、早く王宮に帰りたいね。」

「無理だ、幻想は抱くな。現実を観ろ。」

ネネとは二本の角が生えたオオカミのことだ、こうして意思の疎通成るものが出来る。

「・・・。」

ーネネってほんと、リアリスト~!ー


何も知らない、何も聞かないそんな中で生活する。

まるで、しずかに夫との生活を守る貞淑な妻のように。

人間は何も知らない方が良い時が在る、ウメカにっとてはその方が都合が良いからだった。何故ならウメカを拾ってくれた老人が唯の人間で無く、権力者だった。ウメカの恩人なのだ。ウメカはウメカの都合で動く、故に断れないと言うオトナの事情が存在していた。

少しづつ明らかに成るウメカの人と成り。

この世界で、どう生きて行くのでしょう。


静かに見守って下さいませ(#^.^#)


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