表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

片想いの選択肢

作者: 伊織アヤト

※横読み推奨。

冬。

それは一度こたつに入ってしまうとトイレに行くのも誰かに代わってもらいたくなる季節。

立ち上がったものが他の用事を押し付けられてしまう魔性の季節である。

そんな灰色のの低い雲の下、男女の影がふたつ。

場所は学校の、下校中の生徒に見つからないような体育館裏である。

女の子の方はなにか躊躇いを含んだ表情で、告白のシーンに見えるそれは、実は別れのシーンだったりする。


「ごめんね。思ってたのとちがったっていうか…あの、ごめんね」


ぺこりと頭を下げて、女の子は足早に去っていった。

見慣れた風景。いつも同じ言葉で別れを切り出されるのだ。

内海(うつみ)は、ぽりと頭をかく。


「大事にしてたつもりなんだけどな…」


ため息すらでなかった。



  +++



「またフラれたの?」

「そ。フラれたの」


弁当を北本(きたもと)羽井(はねい)と、野坂(のざか)の四人で囲み、先日あったことを話題に出した。

北本と羽井の二人は慣れた様子で慰めの言葉もなく、ふーんと素っ気無い態度だ。

野坂はそもそも内海に興味がない。

北本は小さいハンバーグを口に運びながら問う。


「その理由、何回目だっけ?」

「えーと…三回目」


内海は記憶をたぐり寄せて答えた。

約二ヶ月のあいだに同じ理由で三回もフラれた。ある意味自慢できる。

羽井が、「つーかさ」と呆れた顔で内海を見遣った。


「両思いで付き合ってないんだろ?」

「まぁ…」


告白されて、誰とも知らずに付き合ったのだ。

今どき両思いで付き合うのも少ないだろうし、そのうちに恋心も芽生えるだろう、と。

結局、その恋心とやらが芽を出す気配もないままにフラれてしまった。

落ち込むほど何か思い入れがあったわけでもないが。

羽井は、はぁ、とこれ見よがしにため息をついて「そりゃだめになるよ」と遠慮なく言う。

それに対して内海より先に意見したのは北本。


「でも征二ってこう見えて彼女を大事にするタイプだよ?」

「こう見えてって何だ」

「そのままの意味…。いや、でも彼女を優先するタイプじゃん」

「そーだそーだ。もっと言ってやれぴろすけ」

「…もう庇ってやんない」

「ごめんって」


ぴろすけと呼ばれて拗ねる北本の頭を、いたずらな笑顔を浮かべながら撫でた。

すると、ポケットに入れた携帯が震えた。

メールを確認して、内海の表情が不機嫌なものに変わり、さっと立ち上がった。


「午後の授業さぼり。帰りのHRに帰ってこれたら褒めて」


弁当を片付けもせず、箸を放り投げて内海はすたすたと教室を出て行った。

北本と羽井は顔を見合わせる。


「また?」

「あれだよ。内海のフラれる理由」

「何?ひなちゃん?」

「そ。彼女より優先する女の子」


なるほど、と北本はもう内海がいなくなった扉を呆れた表情で見つめた。



  +++


懐かしい中学校の、あまり来たことのない保健室の扉を開ける。


「ひなた」

「あ、にい…」

「ちょっと内海くん、学校は?」

「さぼりです」


保健教諭に咎められたのも気にせず、小さい椅子にちょこんと座る少女に歩み寄る。

太ももの辺りに痛々しい治療の痕をみとめて、思わず顔をゆがめてしまう。

内海は少女の傍に膝をついて視線を合わせた。


「他に怪我は?」

「ないよ。…足痛くて立ちたくない…けど」


顔を痛みに歪めて肩を落とす少女をギュっと抱きしめる。

頭を優しく撫でて


「ごめんな、傍にいてやれなくて」


と、そんな言葉がこぼれた。

悔しくて仕方がない。


「内海君、学校に戻りなさい」


怒りに支配されていたのが、保健教諭の言葉で我に帰る。

抱きしめられていた少女がもぞもぞと身じろぎながら、「くるしい…」と呟いた声を聴いて、慌てて体を離す。

心配げに見つめると、少女はにこっと笑って大丈夫と力こぶを作って見せた。


「ちょっとびっくりしたけど、こういうのにも慣れてきたから」

「慣れるもんじゃない」

「そうよ三倉(みくら)さん」


心配かけまいとして言った言葉を二人に咎められてひなたは苦笑する。


「あはは…とりあえず征二(せいじ)は学校に戻るのっ」

「でも…」

「飛んできてくれたのは嬉しかったから、午後の授業がんばれるよ?」


まだ食い下がろうとする内海をやんわりと説得する。

それに、と少女は付け加えた。


「放課後はお迎え、来てほしーな…」


遠慮がちに上目遣いでお願いされれば、引き下がるしかない。

内海は諦めて、少女の髪をわしゃわしゃとかきまぜた。


「わかった。いい子にしてろよ」

「うん!やくそくっ」

「約束」


笑いあって指切りを交わす。

教室まで見送ってから、保健教諭に少しだけ、と話をした。


「ひなたをイジメてるのはまだ誰かわからないんですか?」

「いろいろと聞いてみてるんだけどね、だめなのよ」

「…そうですか…無理してるように見えたんで、早くどうにかしてやりたいんです…」

「気持ちはわかるけど、急いでも結果は変わらないわ」

「……失礼します」

「え?ええ」


突然に話を切り上げてすたすたと足早に去る内海の背中に「気を付けてね」と、響いた。

自転車置き場まで来てようやく内海は息を吐く。

教師の無責任な言葉にうっかり怒鳴りそうになった。


「あれでも教師か…」


ガシガシとイラついたように頭をかいて、ため息をついた。


三倉ひなた。内海の3つ下の幼馴染。

小柄で、ほんわかした見た目に反して活発な性格でよく笑う子だ。

それが中学に入った途端、ひどいイジメに遭うようになった。

それから少しずつ表情をなくしてきて、愛想笑いが増えた。

心配させないためなのだろうけど、それが余計に心配を煽る。

初めの頃はイジメを受けていることも黙っていたのだが、異変に気付いた内海が問い質すと大粒の涙をこぼしながら話してくれた。

親にも言えず溜め込んでいたのが爆発したのだ。

それ以来、いじめられたり不安になったりすると内海にメールをしてくるようになった。

いてもたってもいられなくなる内海は、今回のように学校を抜け出して様子を見に行くことが少なくない。

我ながらシスコンだと呆れる。本当の妹ではないが小さい頃から兄妹同然に育ってきた。

初めは内海の兄の後ろをひなたがついてまわっていたのだが、それが内海に懐き始めたのはひなたが小学生のとき男子に軽いイジメをされて一緒に登下校をするようになってからだ。

いろいろと思い出して、それを振り払うように内海は無造作に頭を掻き毟った。



  +++



放課後は羽井に自転車を借りてひなたを迎えに行った。

ひなたを後ろに乗せて、家路を行く。

うしろから抱きついて背中に頬を寄せるひなたに声をかけた。


「足、なんで怪我したの?」

「んーと…今日、調理実習あってね。あ、クッキーつくったからあとであげる」

「おう。さんきゅ」

「それで実習おわって、教室に戻ってカバン持ったらザザーッて傷ついたの」

「は?」

「カバンの中から画びょう刺してたみたい。針で太ももいっぱいきった」


えへへ痛かった、と笑顔を取り繕うひなたを、バカと叱る。


「笑い事じゃないだろ」

「ごめん。でもびっくりしたから」

「そりゃあな…それで鞄こんな穴ぼこなのか。ヒマだなこいつら」

「言っちゃ悪いよ」


ひなたはくすくすと笑った。

少しだけ内海の中のもやが晴れる。

そこで、ひなたが何かを思い出したような声を上げた。


「あのね、にい」

「ん?」


ひなたが内海のことを、にいと呼ぶときは大抵、甘えているときか困っているときだ。


「彼氏できた」


ひなたの言葉に内海は動揺した。


中学生にははや…いや今どきは普通か…?


何とか平静さを装ってみる。


「他のクラスのね桜井くん。好きって言われて…守ってあげるって言ってくれた」

「そか。じゃあもう俺が守る必要はないわけだ」

「にいはもう守ってくれないの?」


ひなたが不安げに眉をひそめる。

突き放すような言い方にならないように気をつけながら言葉を紡いだ。


「桜井くんに申し訳ないだろ?」

「ん…どうしてもにいが良かったら…?」

「そんときは両腕広げて待ってるから飛び込んどいで」

「うんっ!よかったぁ」


安心したように、ひなたは内海の背中に顔を埋めた。

ひなたに必要とされていることに、ひどく安堵している自分に内海は動揺する。

どうしてひなたに恋人ができたことがこんなにも寂しくて、いまだお目にかかったことのない桜井くんに訳もなくイラつくのだろう。

疑問は晴れないまま、家に着いてしまった。


「ほい、着いたぞ」


自転車を止めて、ひなたが降りるのを手伝う。

ボロボロの鞄を渡して、内海はひなたの隣の家の自宅に帰ろうとする。

その背中にすがるように、ひなたは服の裾をつかんだ。


「…なんですか」

「にいのとこ泊まっちゃだめかなぁ…」


内海は仕方ないなというふうに息をつく。

小学生のころから不安になったりすると、家に泊まっていたのだ。

今さら親も何も言うまい。


「ダメって言っても窓から来るだろ」

「うん行く…」


気まずそうに言うひなたの髪をくしゃくしゃにまぜる。

内海の部屋とひなたの部屋は窓が向かい合っていて、ひなたはよく内海の部屋の窓をノックした。

夜中に突然やってきて、朝ひなたがいなくなっていることに気付いた親が大慌てしたこともあった。

そんな事態になるくらいなら、はじめから親に話して泊まった方が安心なのだ。

親にいじめられていることを話していないから余計に帰りたくないのだろう。気持ちはわからなくはない。


「美沙子さんには俺から話しとくよ」

「っうん!ありがとっ」

「どーいたしまして」



  +++




ひなたがいじめを受けるようになってから、寝不足になる日が増えた。

怖い夢を見ただとか、いじめられたことを思い出して怖くなっただとか、さまざまな理由で内海の部屋にやってくるからだ。

「にい…」と泣きながら。

追い返すこともできない内海は、ベッドにひなたを手招いて優しくあやすように抱きしめやる。

ひなたが泣きつかれて眠るまで頭を撫で続けるのだ。

今では部屋の扉が開く気配で起きれるようにまで成長した。自分のけなげさが嘆かわしい。

昨日もひなたが足が痛いと泣いてすがってきたから、抱きしめながら寝た。

おかげで睡眠不足は免れず、目がしぱしぱする。

さらにひなたは学校が創立記念で休みだそうで、昼まで寝るらしい。憎いったらない。

だが、朝起きて内海の朝食と弁当を作ってくれたのが憎みきれない原因だ。

人目を気にせず、大きなあくびをひとつ。


「体育サボってやろうかな…」

「ダメだろ」

「ぴろすけ…気配消して後ろに立つな…」

「注意力散漫なだけだろ」


ポツリと呟いた言葉にお叱りの言葉が返ってきて、後ろを振り返ると北本がじとっと見つめていた。

体育は男女別二クラス合同で、クラスが隣同士の内海と北本は体育は一緒なのだ。

更衣室までの廊下は薄暗く、ひんやりとした空気が肌寒い。

内海はカーディガンの上から体を抱きしめるようにして腕をさすった。


「外でサッカーとかふざけてるだろ…さみぃ」

「ふざけてないよ。それよか出席日数大丈夫どうなの?結構ひなちゃんとこ行ってるだろ」

「おかげで寝不足。体育サボって寝たい」

「自業自得」


制服を脱いで、体操着にすばやく着替える。カーディガンを羽織るのを忘れずに。

どうしてこうも、更衣室はサムいのだろう。室内も画も。

北本も外気にさらされた体を震わせる。

さっさと着替えた二人は貴重品を持ってサムい更衣室から抜け出した。


「カーディガンとかずるくね?」

「ずるくないよ。持ってきてない浩介が悪い」

「くそー…。話戻るけどさー…ひなちゃんのこと大事にするならテキトーに彼女つくるのやめれば?」

「我ながらシスコンだとは思うけど…彼女はつくってもいいだろ」

「シスコン?」


靴を履き替えていた北本の動きが止まる。

そんなに妙なことを言ったつもりはなかったのだが、北本の続く言葉を待って内海も動きを止めた。


「シスコンの好きじゃないだろ」

「はい?」

「いや、恋じゃないわけ?」


疑問に疑問系で返すのは性質が悪い。

だが、北本も意地悪なのではなく本当に疑問なのだ。

内海の感情が恋とは違うのか。本人は気付いていないのだろうかと北本は首を捻っている。

内海はしばらく目を瞬かせたあと


「恋ねぇ…」


呟いて、靴を履きかえた。

グラウンドに出ると、北本はクラスメイトに呼ばれていって、結論は出ないままだった。

サッカーは適当にチームを決められて、他のチームが試合をしているのを内海はぼんやりと眺めた。

こんな寒い中、どうしてサッカーを楽しんでいられるのだろう。

そんなことを考えながらも、北本の言葉が離れずにいた。


「シスコンだと思ってたんだけどなぁ」


いつからこんなにひなたのことを優先するようになったんだっけ…と思考をめぐらせる。

思い当たる記憶に行き着いて、それを頭の中で再生した。



ひなたが懐いてきたころ、中学一年だった内海は今のひなたのようにイジメを受けていたのだ。

受験でピリピリしていた兄にも鬱陶しがられ、自分のことを必要としている人間など誰もいないと思っていた。

とある日、小学生のひなたは少し落ち込むようなことがあったのか、いつものように窓から侵入してきた。

そしてベッドに背中をあずけて座っていた内海の足のあいだにちょこんと座り、頭を撫でろと要求してきたのだ。

言われるがままに頭を撫でると、へへへーとひなたは嬉しそうに笑った。

どうして嬉しそうなのだろう?どうして自分のところに来たのだろう?と不思議で、普段から疑問に思っていたことが口からこぼれた。


「ひなたはどうして俺のことが好きなの?」


ひなたは不可解そうな顔で内海を覗き込んだ。


「好きだもん」

「や…理由きいてんだけど…」


内海は戸惑ってそう言うと、ひなたは少し考えてまた不思議そうな顔をする。


「りゆうー…ない…」

「ないの?」

「んと…やさしいっ!それと守ってくれる!あと安心できるっ」


問い質す内海になんとか理由をひねり出したひなたは、一息に述べると満足げに笑った。

ひなたの頭を撫でて、なんだか心細くて、後ろからぎゅうっと抱きしめる。


「俺のこと好きなんていうのはひなただけだよ」

「う?」

「兄貴もクラスのやつらも俺のことは好きじゃないからさ」

「そーなの?」

「面と向かって言われるからな」

「ふーん…」


ひなたが腕の中で身じろいで、腕の力をゆるめた。

すると、ひなたは体を反転させて内海と向かい合った。


「世界中のみんなが、にいのこときらいになっても、ひなはにいのことすきだよ」


へへぇーっとはにかんだひなたは、ぴょんっと内海の首に飛びついた。



あのあと涙が出そうになったのを覚えている。

あれからだ、ひなたを大事にしようと決めたのは。

内海は両手で顔を覆い隠す。


「青い…なにあれ俺じゃない」


立てた片膝に腕を乗せて、顔を隠すように腕に顔を伏せた。


「好き…かぁ。好きねぇ…」


いまいちしっくりこない言葉を、口の中でもてあそぶ。

うーんと唸る。

ふと、別の言葉が浮かんで、声に出してみた。


「…愛してる…」


途端に、胸に熱が広がって心が満たされた気分だった。

思わず顔がほころぶ。


「うん。ぴったりだ」


この愛情が妹を想う気持ちではないと、確信を持って言えるわけではない。

けれど、ひなたに恋人ができたと聞いてムカついたのには理由がつけられた。

そして、はたと思考が止まった。


「気付いたときには失恋かい…」


自分の情けなさにため息も出なかった。

どうするか、と考える。

今の自分に与えられた選択肢は3つだ。

諦めるか、好きだと主張するか。


「はぁ…あほだ俺は…」


覚悟を決めるように息をついて、自分がバカだと知りながら内海は3つ目を選んだ。



  +++



北本と羽井、野坂の4人で帰る帰り道。

北本が手に息を吐きかけて、すり合わせながら問う。


「こないだ告白された2組の子、付き合わずにフったって?」

「うん。俺はお前らがいればそれでいいよ」

「なんだそれ」


思い切り怪訝そうに眉をひそめて見せた。

その表情に苦笑しながら内海は答える。


「彼女はしばらくいらない」

「…ま、お前がそれでいいならいいけどさ」


じっと内海の顔を見て北本はそれ以上は何も言わず、前を歩く羽井を見やる。

おそらく北本には内海がどんな選択をしたのか分かっているのだ。

言わずとも通じる居心地のよさに頬がゆるんだ。

前方を歩いていた羽井がくるっと振り返る。


「肉まん買うからコンビニー!」

「買ってやるからはしゃぐなー」

「うっさい!早くおなかすいたっ」

「早くエサやらないと機嫌損ねるな。行くぞ征二」

「おう」


北本に背中を叩かれ、内海は大きく手を振る羽井たちのところへと走り寄った。

読了ありがとうございました!

このあとに続くお話が、内海と北本のBLになるのですが、最初に考えていたのは内海とひなたのハッピーエンドなんですね。

でも、らぶ米を読んだ友人が「内ぴろ」というカプ名まで作っていたので、頭の片隅にあった内ぴろを書くことに…。

そのうち、ひなたとのお話も書けたらと思います。

パラレルワールドということでひとつ(笑)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ