我輩は勇者である【vs本家】
我輩は勇者である。名前は、ゴン・テラーホという。
ある朝、目が覚めると我輩が住んでいた筈の世界は消え、そこには見たこともない世界が広がっていた。
石の絨毯があちらこちらに敷かれ、その上を鉄の塊の巨大な怪物が猛スピードで走っている。
「よし、退治してくれようぞ」
我輩は、拳程の石を拾い鉄の怪物目掛けて投げつけた。すると怪物は、他の怪物に衝突し、それが連鎖していく。
たった一つの石ころで、多くの怪物を仕留める事に成功した。それが、我輩が勇者である所以である。
「ちょっ! じいさん、何してんだ!」
「む?」
何やら、見慣れない変な格好をした若者が我輩を取り押さえようと襲いかかってきた。
笑止千万! 我輩の聖剣エクスカリバーの餌食にしてくれるわ!
聖剣エクスカリバーで若者を斬りつける。
「あぶねっ!」
「なにっ!」
驚いた。若者は我輩の聖剣エクスカリバーを片手で受け止めた。こんな芸当が出来るのは……。
「貴様、魔王かっ!」
「はぁ?」
「うぬぬ……我輩が魔王に挑むには、まだ力不足ということかっ!」
「おいおい、何言ってんだよ。じいさん」
我輩は奪われた聖剣エクスカリバーを諦め、退散することに決めた。
が、しかしまわり込まれてしまった。
「くっ!」
「じいさん、杖は返すけど振り回しちゃいけないぜ」
魔王は何を思ったのか、聖剣エクスカリバーを我輩に差し出してきた。何かの罠か?
罠だろうと、これはチャンス! 隙だらけだぞ、魔王よ!
「きえぇぇっ!!」
聖剣エクスカリバーを受け取りすぐさま、魔王の脳天目掛けて振り下ろした。
「だからやめろって!」
「ぐはっ!」
魔王の渾身の一撃が我輩の体を貫いた。
我輩の体はスローモーションのようにゆっくりと倒れ、地面に伏した。
「お、おいっ! じいさん大丈夫か!?」
返事がない、ただの屍のようだ。
享年85歳 佐藤 武雄 ご臨
終
250 :この名無しがすごい![sage] 投稿日:2011/08/1(水) 3:40:00.28
ID:MukasiMukasi
本家三番手キター! 短いながらも、ドン・キホーテを思わせる物語は傑作だったぜー!
251 :この名無しがすごい![sage] 投稿日:2011/08/1(水) 3:50:00.28
ID:Arutokoroni
自演乙。
252 :この名無しがすごい![sage] 投稿日:2011/08/1(水) 4:00:00.28
ID:Oneesannto
だが、評価点はマイナー勢よりも遥かに高くなるんだろうな。
253 :この名無しがすごい![sage] 投稿日:2011/08/1(水) 4:10:00.28
ID:AVdanyuga
あのさ……これは言っちゃいけないことかもしれないけれど……
今まで出た祭り作品は本家もマイナーも関係なく
糞つまんなくね?
254 :この名無しがすごい![sage] 投稿日:2011/08/1(水) 4:20:00.28
ID:imasita
>>253
うわぁぁああああああ! お前! 祭りを盛り上げる為にこっちは触れないようにしてたのに!
255 :この名無しがすごい![sage] 投稿日:2011/08/1(水) 4:40:00.28
ID:AVdanyuha
>>253
はっはっは、ご冗談を。……はっはっは。
256 :マイナーの救世主[sage] 投稿日:2011/08/1(水) 4:41:00.28
ID:Sibakareni
おい、本家のてめーら! お前らの天下もこれまでだ!
このマイナーの救世主である俺の作品がたった今完成した!
いいか、これから投稿する。覚悟しておけ!!
つづく