第7話 自由に生きようどこまでも
第7話です!何もしたくない日って誰しもあるよね!!
日曜日の朝は、なぜだか罪悪感とセットでやってくる。
寝坊してもいいはずなのに、少しだけ焦る。三十代前半のOLは、休日すら「時間を無駄にしてはいけない」という謎のプレッシャーに勝手に縛られる。
でも今日は違った。
カーテンを開けて、朝の光をぼんやり眺める。
何もする気になれない。家事も、掃除も、出かける気力もない。
ならば、今日は徹底的に自分を甘やかそう、と決める。
スマホを手に取り、ウーバーアプリを開く。
配達可能なレストランが並ぶ画面を眺めるだけで、なぜかワクワクする。
昼ごはん?いや、ランチタイムなんて決まってない。食べたいときに食べる。それが正解。
気分で選んだのは、ハンバーガーとフライドポテト、そして少し大きめのチーズケーキ。
普段なら迷うカロリーも、今日は気にしない。
「今日の私を守るための出費」だ。そう自分に言い聞かせる。
届くまでの間、ソファにごろりと横になる。
スマホを眺めたり、ぼんやり天井を見たり。
こうして待つ時間も、悪くない。
誰かに急かされるわけでもなく、指示されるわけでもなく、ただ自分のペースで待てる。
チャイムが鳴る。
届いた瞬間、思わず笑ってしまう。
小さな箱の中に、今日の幸せが詰まっているようだ。
ソファに戻り、パッケージを開ける。
ハンバーガーを一口かじると、外はサクサク、中はジューシー。
ポテトをつまみ、チーズケーキをフォークで切る。
味も、香りも、すべてがご褒美。
誰も見ていない。
誰に説明する必要もない。
これが、休日の特権だ。
食べ終わったあと、少しだけ満たされた気分でソファに沈む。
今日の私は、何もしなくても、ちゃんと自分を大切にできた。
それだけで十分。
推しは自分。
自分の機嫌は、自分で取らなくちゃね。
今日も主人公ちゃんはご機嫌のようです!!




