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気分と機嫌と私と  作者: るり


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8/9

第7話 自由に生きようどこまでも

第7話です!何もしたくない日って誰しもあるよね!!

 日曜日の朝は、なぜだか罪悪感とセットでやってくる。

 寝坊してもいいはずなのに、少しだけ焦る。三十代前半のOLは、休日すら「時間を無駄にしてはいけない」という謎のプレッシャーに勝手に縛られる。

 でも今日は違った。

 カーテンを開けて、朝の光をぼんやり眺める。

 何もする気になれない。家事も、掃除も、出かける気力もない。

 ならば、今日は徹底的に自分を甘やかそう、と決める。

 スマホを手に取り、ウーバーアプリを開く。

 配達可能なレストランが並ぶ画面を眺めるだけで、なぜかワクワクする。

 昼ごはん?いや、ランチタイムなんて決まってない。食べたいときに食べる。それが正解。

 気分で選んだのは、ハンバーガーとフライドポテト、そして少し大きめのチーズケーキ。

 普段なら迷うカロリーも、今日は気にしない。

 「今日の私を守るための出費」だ。そう自分に言い聞かせる。

 届くまでの間、ソファにごろりと横になる。

 スマホを眺めたり、ぼんやり天井を見たり。

 こうして待つ時間も、悪くない。

 誰かに急かされるわけでもなく、指示されるわけでもなく、ただ自分のペースで待てる。

 チャイムが鳴る。

 届いた瞬間、思わず笑ってしまう。

 小さな箱の中に、今日の幸せが詰まっているようだ。

 ソファに戻り、パッケージを開ける。

 ハンバーガーを一口かじると、外はサクサク、中はジューシー。

 ポテトをつまみ、チーズケーキをフォークで切る。

 味も、香りも、すべてがご褒美。

 誰も見ていない。

 誰に説明する必要もない。

 これが、休日の特権だ。

 食べ終わったあと、少しだけ満たされた気分でソファに沈む。

 今日の私は、何もしなくても、ちゃんと自分を大切にできた。

 それだけで十分。

 推しは自分。

 自分の機嫌は、自分で取らなくちゃね。

今日も主人公ちゃんはご機嫌のようです!!

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