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気分と機嫌と私と  作者: るり


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7/9

第6話 休みの日の冒険

はいはーいどもども第6話です!

今日は休みの日の話です!

 今日は休み。

 でも家にずっといる気分じゃなかった。三十代前半のOLは、休みの日も「何をしていいかわからない時間」がちょいちょいやってくる。

 スマホで天気を確認して、外に出る。

 目的は特にない。散歩でもいいし、どこかでお昼を食べるのも悪くない。

 でも、今日は少し冒険したい気分だった。

 ふと通りかかった小道。

 看板も小さく、人通りも少ない。

 「カレー」の文字が見える。穴場感がすごい。

 外観は派手じゃないけど、なぜか引き寄せられる。

 入ってみると、店内は思ったよりこぢんまりしていて、木の匂いが優しい。

 カウンター席が数席とテーブルが少し。誰も騒がず、BGMも控えめ。

 こういう静かでちょっと秘密っぽい場所、好きだ。

 メニューを見て迷う。

 日替わりカレーは何やらスパイシーらしい。

 今日は辛さよりも、冒険気分を味わいたい。

 チキンカレーを注文。

 カレーが運ばれてきたとき、思わず笑みが出る。

 匂いが食欲を刺激するだけじゃなくて、なんだか安心する香り。

 少し熱いスープを口に入れると、心も温まる。

 周りを見渡すと、皆それぞれの時間を楽しんでいる。

 ひとりで来ている人も多い。

 それを見て、私も自然と背筋が伸びる。

 今日の休みは、こうして自分のために使っていいんだ。

 食べ終わって、少しお店の人と話す。

 「また来てくださいね」と言われるだけで、なんだか嬉しい。

 自分の知らなかった場所に、自分だけの特別な時間が生まれる瞬間。

 財布の中身はちょっと減った。

 でも、これは浪費じゃない。

 新しい場所、新しい体験、それは私の心に入る投資だ。

 帰り道、空は少し曇っていたけど、気分は晴れている。

 今日の私は、自分の足で見つけた小さな幸せを胸に、家に向かって歩く。

 推しは自分。

 自分の機嫌は、自分で取らなくちゃね。

今日も主人公ちゃんはご機嫌のようです!

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