流行りに乗って、AI小説について持論を書いてみました。
最近、AIでの創作論が盛んですね。
私も時流に乗り、エッセイを作成しました。
こういう、お話大好きです(#^.^#)
SNSで、書籍はAIで創作した物語だらけになり、人間の小説家はいらなくなるのではという懸念を見かけました。
私は、AI小説はAI絵師のようにはうまくはいかないと考えています。
小説サイトのような、無料で楽しめる趣味の場は別です。
しかし、AI小説を出版して利益を出すのは難しいと考えます。
なぜなら読書は、とても費用が安く済み、とても時間がかかる趣味だからです。
絵やイラストは、脳が認知するのに一瞬で済みます。
例えばレオナルド・ダ・ヴィンチ風の絵のAI画集は需要があるかもしれません。
しかし、長編小説はどうでしょうか?
小説は1冊読むだけで、通常数時間かかります。
AIはデータを圧縮し抽出するだけで、オリジナルを超えることは決してできません。
本好きなら村上春樹氏の文体もどきのAI小説にお金を払うより、本屋さんで数百円払って村上春樹氏の文庫本を買って読む人の方が多いと思います。
そして村上春樹氏の小説は、文庫だけで100冊超えるそうです。
他の作家さんも、小説で生計を成り立たせている人は100冊ぐらい書籍を出版しています。
多作で知られている赤川次郎氏の書籍は、たった一人で500冊を超えます。
今時わざわざ活字の小説を読むようなファンは、もどきよりオリジナルを選ぶと思います。
新刊にこだわらなければ、図書館も古書店もあります。
全く費用をかけなくても、著作権の切れてる青空文庫だけで一生かけても読み切れないぐらい作品があります。
絵と違い、文章はなかなか古びません。
AI小説での参入は、相当な苦戦を強いられるはずです。
将来はAIが本気を出せば、プロ作家と寸分たがわぬ文章は書けるようになるかもしれません。
ただ本当の本好きは、その微差をかぎ分けオリジナルを選び続けると私は考えています。
いち活字中毒からでした。
追記
書く方は趣味なんで、私は今まで通り続けます。
店で売ってる商品の方が質が良くても、マフラーを自分で編む手芸好きと同じです。(^O^)/




