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少女アリシア

少女の青い瞳は亡き母親エルテア女王にシルフィニア王女を思い出させた。


「アリシア姫は、愛らしい少女だ」


「王様」


「処刑された父親の罪たが、冤罪の可能性があるな、詳しく調べろ

とにかく、彼女を貴族の姫として遇する」


「はい」


「部屋は王宮内に用意だ、最上級なもの、必要な品々を、不自由ないように、世話をする女官も優しい者達を」



少女の身体、栄養が足りない痩せた身体に

傷だらけの手

下働きの仕事で、長年、酷使されたもの



「我が母、優しいエルテア女王は奴隷の酷使を法律で禁じている」


「奴隷の子供ならば、なおの事だ、最低限の教育の権利と休養に栄養のある食べものを与える事を命じた」



「アジェンダ王様、実は翼ですが…」


「何?」


そして、黒の王族、貴族の特徴

エルフのような長い耳に、身体にしまってある、黒い翼

小さく丸くなり、背中の中にあるもの


逃亡を防ぐ目的で、再生出来ないように

処置され、左側の翼が背中から引きずりだされ、切り落とされていた。


翼の事は、珍しい話では無いが


アジェンダ王は、しばらく沈黙した後で

悪鬼のような表情を浮かべた。


「我が側近ゲルド」


「はい、王様」


母エルテア女王

シルフィニア王女の悲劇に

死に追い込んでしまったユーヴニア姫に従弟のアラム


アジェンダ王は他人を寄せ付けず

婚姻の気配も無かった


罪人の娘だが、側室にするだろうと

ゲルドは思っていた。


後に、まさか王妃にするとは思いもしなかった


「王の望みのままに」


所有者の商人一家は、惨たらしい処罰を受けた。

左腕を切り落とされ、鞭て打たれ、特に過酷な、鉱山の奴隷にされたという

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