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第二話 アジェンダ王子とシルフニア王女
森で狩りを楽しみ、鍛錬に好きな読書に
王に必要な勉強…アジェンダ王子にとっては
いつも通りの日常
「アジェンダ兄様」
「シルフニア、どうしたの?」
「ドレスの生地の見立てと新しく作る宝飾品の見立てをお願い、白の国へ大使として行くのだもの」
「わかっているよ、可愛いシルフニア」
「うふ、従兄のアラム兄様も間もなく到着よね」
「ああ、母のエルテア女王、母上はこの国を離れられないが、私とアラムは大事な妹姫、お前を白の王都まで送るのだから」
「リュース公爵イリュアレクサも高齢だが、共に行くそうだ、一人娘の跡継ぎの彼女になるかも知れないが」
「綺麗な美しい白亜の都ですって」
「リュース家はどちらが来て下さるのかしらね?」シルフニア
未来のシルフニア姫の恋の相手が待つ白の都
そして、彼女の悲劇まで、後、数年後