当主と愛人がゴミ過ぎる
まだまだお掃除続きます
お母様とリリーさんを殺す予定のアバズレをミンチにしてから3日経ちました
父のメンタル意外と強い
だんだんと頭の中でアナスタシア失踪の整理がついてきたんだろう、普段の頭悪いクソに戻った
最愛のマリアンヌとリーリアが居るからいいやってことなんだろう。あ、リーリアは金髪碧眼の異母妹の名前よ
クソ娼婦の母親から周りの女を蹴落とす英才教育を受けて、お母様と姉が死んで悲しみに暮れている私とマリーちゃんがいる我が家に乗り込んでくるってわけだ
前世ド庶民だった私だけど、やっぱり今はエリザベスがベースだから下賤の虫ケラが何様だみたいな感情湧くよ普通に
別に娼婦が悪いとは言わない。
中性風味で娯楽も少ないこの世界では娼婦は普通に社会的に認められた職業だ
だいたいみんなお得意さんが居て、細かいことに気を使ったりして「接客業」をがんばっている。単純に身体を売るのではなく「恋人と過ごす時間」を売っているのだ。辞めるタイミングとしては水揚げでお客さんと結婚して引退したり、貯金で飲食店を開いたりとかだ
ま、そこらへんは小説のマリアンヌ視点でちらっと出てくるわけだけど。あのクソ女は「みんな何でもっと上を目指さないのかしら?男はみんな馬鹿だから簡単なのに」と同業者を見下していた
本来そこにいるべき女の人を蹴落としてのし上がったら後々、復讐されるかもしれないという発想すら出てこない傲慢さ
自分には最上級の暮らしが相応しいという根拠が全くない謎の自負
それがマリアンヌという、見た目は愛らしい系統の中身は産業廃棄物な女
恐らく見た目が愛らしいため、馬鹿な周囲が甘やかして気持ち悪いぶりっ子のまま育ったんだろう
だから身体しか売るものがないんだろう。
分相応って言葉知ってる?
公爵夫人って、ただ贅沢してりゃいいわけじゃないんだけど?
ま、案の定知性も品性も無いマリアンヌはお茶会で馬鹿にされまくり、そのストレスを私にぶつける予定なわけよ
いやいや、自分勝手にも程があるだろ
そもそも呼びじゃないのに勝手に公爵家に侵略してきたのは自分だろって。馬鹿にされるの嫌なら来るなよクソアマが
肩書きさえ手に入れば社交界に受け入れてもらえると思ってんのも頭悪すぎだよなぁ?
とりあえず、ゴミが回復してくれたので今度こそ絶望に叩き落とすぜ!!えいえいおー!!
それから同時進行でお母様とリリマリ姉妹を助ける算段をスタートする
まず、お手紙でお母様の実家に現状をチクる
心優しいお母様は心配かけまいとごまかしてるから
ただチクるだけではなく、王家にチンコロして下さいと進言もした。
「あ、あの、これお願いしましゅ…お願いします」
必殺ウルウル上目遣い!!
「え?!も、もしかしてエリザベス様ですか?!どうしたんですかお一人で!!」
「あのねあのね…」
手紙は伯爵家の門番に手渡しである
まあ、王都のタウンハウス同士なので5歳児が母親のことを案じて必死に歩いたドラマ性にはちょうどいい塩梅の距離だよね
さて、ゴミにこのことが発覚するとファビョってお母様に暴力を振るうかもしれないのでその前にメンタルズタボロにしよう