解説タイム/Aメイジとはなんじゃらほい?
響「なぁ、クリス」
クリス「んー、なんだ?」
響「本編でもしたけどアースメイジってなんだ?」
クリス「んー、まぁ説明してやるよ」
クリス「アースメイジは本編でも説明したけど、地球を守るために生まれた戦士だな」
響「アースメイジになるには、人が生まれながら持っているアースソウルが高いやつだよな」
クリス「そうそう、アースメイジには五種類の力がある」
響「五種類もいるのか?」
クリス「そうそう、身体系、武器系、属性系、動物系、特殊系がいる」
響「……具体的な説明、プリーズ」
クリス「具体的にはこんな感じかな」
身体系…身体強化を主とするタイプ。
武器系…剣や盾といった武器を扱うタイプ。
属性系…炎や水といった属性を操るタイプ。
動物系…犬やライオンといった動物の力を扱うタイプ。
特殊系…テレパシーやテレポーテーションといった能力や概念等の力を扱うタイプ。非常に希少。
響「クリスのブレイブメイジは何になるんだ?俺はソードだから武器系ってわかるけど」
クリス「俺は特殊系だな。ブレイブは概念に属するらしい」
響「ふーん。そんじゃ、アースメイジのスペックとかあるのか?」
クリス「あるぞ。例えば、岩を砕ける人間がいたとしよう」
響「まぁ、例えだしな」
クリス「それに対しアースメイジは―――」
クリス「身体系のアースメイジなら10トントラックを吹っ飛ばせる」
響「………は?」
クリス「それも空高くな。そこらへんの古い工場だったら一瞬で粉々だな」
響「………マジ?」
クリス「マジです。で、属性系はな―――」
クリス「杖の一降りで工場の一角をまるごと焼き払うことが可能だ」
響「………凄すぎだろ、アースメイジ」
クリス「それに下手な重火器クラスでもなかったら貫けない防御力、驚異的なジャンプ力、一定のアースメイジなら飛行能力を持っているのが普通だぞ」
響「……インチキくせぇ」クリス「まぁ、才能とかそういうのがあるから一概にそうとは限らないな」
響「どういうことだ?」
クリス「例えば、同じ炎の能力を持っているアースメイジでも、小規模の炎か大規模の炎を操るかで違うだろ?」
響「まぁ、なあ」
クリス「それと同じだ」
響「ん、そうだ。昔のアースメイジって強かったのか?」
クリス「まぁ、強かったちゃあ強かったけど」
響「その人たちに、試作品を倒して貰えばいいじゃん!」
クリス「……残念だが、それは出来ないな」
響「何でだ?」
クリス「確かに強かったんだ。強かったけど……」
響「強かったけど?」
クリス「昔のアースメイジがその闘いに参加しなかったものとその場にいた5人残して全滅した」
響「な…なあ!?」
クリス「残りのアースメイジもそのあと手を引いたらしい。その子孫がアースメイジになってるらしいが」響「…何があったんだろうな?」
クリス「分かるのは敵が相当な強さを持っていたってことかな。(昔のアースメイジ…。いずれも凄い力の持ち主だった。そのアースメイジたちがその闘いで全滅……。)
クリス(一体何があったんだ?)