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第9話 謎の機械を追って

前回までのあらすじ

ウェイテル王国は水銀に似た物質、亜水銀に汚染されていた!原因を探るプリズム達だったが、そこに突如現れた謎の機械が亜水銀を放出!

プリズム達は死んでしまった!

……


「リセットのお時間ですわ!」


世界が逆向きに動き始める!

何故か時間は巻き戻った!



……


「?」


その時だ


「半径50m以内に《命》を検出、直ちに排除スル!」


謎の機械音が響く



「前方に《命》を7つ発見、速やかに殺害スル!」


謎のロボット現れた



「えい!」

ドロップは咄嗟に指を振る


するとロボットは何かに引き寄せられる様に、横に落ちていった



「今、時間が巻き戻らなかったか?…」


「大王様!これはきっと奇跡ですよ」


「奇跡……なぁ?」



「それより、ドロップの能力って何?」


「あたしの力は【力の矢印】、重力を操れるの、すごいでしょ!」


「へえ」



「と言うか、今のロボットどう見ても…」



「メタルデビルですよね!」



「つまんねぇって!俺は抜けても良いっすね?冗談じゃないっすよ」

シャープは逃げようとした



「なるほど、命は惜しくないのかのう?」

しかし大蛇(おろち)は許さない



「……ただの冗談じゃん、怒んなって」



「それより、どう見てもメタルデビルでしたわ」

フィステリアもアドック文明を知っていた


「どうするの?」



「まずはギシフ遺跡群に行きましょうよ」

メアナイトがそう提案した



「分かった、でも遠いな」



「では、妾の背中に乗れ!」



「ありがとうございます!」

プリズムが珍しくお礼を言った


「よし、乗りおったな」

全員を背中に乗せた大蛇は、猛スピードで泳ぎ出した



しばらく泳いでいたが突如として止まった


何かにぶつかったのだ!


スライムが現れた!

水の塊のような姿のモンスターがそこにいた


「なんじゃこの化け物は!」


「これはモンスターや!うちもよう分からんけどな」


「それっ」

メアナイトが切り付けてみるも、すり抜けてしまい、まるで手応えがない!



「ボク、何も、してないのに、斬られた、よって、処す」

スライムの体から触手のようなものが伸び、襲いかかる


「きゃああ!なんとかしなさいよクソゴミ!」

ドロップが触手によって拘束されている


「ドロップちゃんに手を出すのは違うよな、お前が死んでくれや」

シャープが針を発射し、スライムに穴を開ける


「ほな行くで!」

ハイドが穴から水を流し込む



スライムは体が肥大化し、爆発してしまった


「やるじゃない!まぁありがたいとは思わないけどね!」


「さすが!それでこそドロップちゃんだね!」


「これで、死ぬと思うなよ、鬥ャ鮖ソ縺!」

なんと、スライムは最後の力を振り絞り、水を吸い込み始める!


いや、水は吸い込んですぐに排出している

ただ、銀色の液体が引き寄せられてきた!


そしてその亜水銀を吸収したのだ!


スライムは銀色の殻に覆われてしまった!


「なにこれ?銀色になっちゃった!」


「迪帶ッ偵h莠コ繧定摯繧」

スライムは亜水銀を発射した!

何を言っているのか聞き取れない


銀色の液体が、メアナイトの方に流れ込む!

メアナイトの体が溶け始めた!


「メアナイト!妾が助けてやるのじゃ!」

大蛇はメアナイトを噛む

なんとメアナイトは【浄化】された!

猛毒が完全に分解されたのだ


「ありがとうございます」


「豌エ驫?繧郁恭髮?#繧呈ョコ縺」

スライムが(わめ)いている



「遘√?demercury縺ョ迺ー蠅?ア壽沒繧医j遯∫┯螟臥焚縺礼函縺セ繧後◆繝「繝ウ繧ケ繧ソ繝シ縺ョ莠懃ィョ縺ェ繧!」

スライムは銀色の触手を伸ばし始めた



「誰かどうすれば良いか俺に教えて!」

シャープが声を荒げた



「亜水銀をどうにかできれば」


「いや、待て、沸騰させたらいいんだろ」

ファイはスライムの内部の水に着火!


スライムの体内が一気に加熱!

その温度は100℃を瞬時に超える


その瞬間、スライムの体内に溜まった水が、全て水蒸気に置き換わった!


水から水蒸気になる時、その膨張率は実に1700倍

亜水銀の膜はそんなものに耐えれず裂ける!

そして次の瞬間、大爆発が起こった


「やったー!水蒸気爆発だね」



ただ、スライムの核のようなものが剥き出しになった

透明な水の塊だ


スライムの核は逃げる、逃げる、どんどん逃げる


「逃がさないよ!」

プリズムはナイフをぶん投げる

が、水中だと思うように飛ばない


「妾に任せるのじゃ!」

大蛇は速い水流を巻き起こす!

水流に乗ったナイフがスライムの核に突き刺さる!


スライムは消滅した!

「思ったより弱かったな」



その時、謎のロボットのようなものが高速で横切った!


「な、メタルデビルが今通りましたよ!」


メタルデビルは、プリズム達に気付き、振り返る

その赤い目のようなパーツが光り始めた!


「ま、まずいんじゃないか」

そして、放たれるレーザー砲!


「バリア!」

プリズムは咄嗟に跳ね返した!


ただ、もうすでにメタルデビルは消えていた



「あっちに行ったみたいだよ!」


「なんか罠みたいだな」



「待って、なんかあそこに城みたいなのない?」

見ると、確かに遠くに城が建っていた


「あんな城作った覚えないわよ」

しかもドロップも存在を知らない


「ん?あそこギシフ遺跡群があったところじゃないっすか?」


「なんじゃ、何が起こっているのじゃ……」


さて、時が戻る現象は一体なんなのか?間違ってもご都合主義ではないのでご安心を!

〈予告〉ついに、メタルデビルがいる城に到達!しかしトラップだらけで……無事にメタルデビルへ辿り着けるのか

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