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第50話 いざ決戦へ

「あ、ファイ、おはよう!」


「よし支度ができ次第行くぞ!」


「よし、じゃあ早速出発ですね」


そして、プリズム、ファイ、メアナイト、ドロップ、ケミがギガウィングに乗り込む

……


ギガウィングは飛び立った



「ピピッ!運転はLibraにまかせて!」



「あ、お前運転もできるのか」



「やっぱり、すごい高性能ですよね」


「ピピッ!戦いの準備に専念してね!」



……しばらくして



「ピピッ!着いたよ!」


瘴気のバリアに包まれた黒い球体──人工惑星ハートフルはまだそこに鎮座している


そして能力は遮断されている


「OK」

プリズムが船から出る

たちまち、猛毒の瘴気がプリズムのその華奢な体を蝕む

それでも、力を振り絞りきらめきの鍵を天に向かって刺す

左向きに回すと、その瘴気のバリアが壊れた


真っ黒な瘴気は、まるで最初からなかったかのように霧散した


「やったな、プリズム!」



「でも、瘴気で体がいかれちゃった!」

プリズムの体は漆黒に染まり、その心臓も止まりかけていた


「仕方ないぜ!」

ケミはきずぐすりを振りかけりる



「よーし、早く突入するわよ!」


ドロップが、そのハートフルに飛び込んだのを皮切りに、プリズム達も侵入していく

……


内部は空間が歪められていて、途轍もなく広大な暗黒の空間が広がっていた

「なんかすっごい暗いね!」


「ピピッ!ライトを起動するね!」

Libraの目のライトが光った


「あ!ちょっと待って!」

闇と共に現れた悪の化身

ハルマゲドンの気配が襲いかかる


「ガハハハハ!よく来たな人間共!死ぬが良い!」

ハルマゲドンがその場に現れた



「ハルマゲドンだ!行くよ」

プリズムはハルマゲドンにナイフの狙いを定めていた



「はぁ、仕方ない、まずはこいつを倒してもらおうかな!」

そのハルマゲドンの声に重なるように、背後で爆音が響いた


何か巨大なものが落ちてきた音だ


落ちてきたのは、人間であった


現れたのはゴリラのような姿をした怪人

最後の幽魔傭兵軍団のメンバー

そして、ハルマゲドンの用心棒

「俺はハルマゲドン様を守るんだぁああああ!」



「誰だお前は」



「俺か?俺はグレンだ、幽魔傭兵軍団で一番強いんだぞ!よし、ぶっ殺してやる!」



「どうせ、見掛け倒しでしょ!」

ドロップがグレンを重力で床に押さえつける!


しかし、グレンにはまったく効果がない

何もなかったのように立っている!


「俺は体がすごい丈夫なんだ!あそれっ!」

グレンは空間を切り開いて、歪みの中から一つの爆弾を生成した

そして、掛け声とともに投げつける


まだ爆発はしない


「なんだこれ?」

ファイが足でつつく



「もしかしてこれ爆弾じゃない?」

プリズムが言う



「どうする?」



「僕に任せてください!」

メアナイトは爆弾に催眠をかけた

「爆弾よ!爆発するな!」



「よし、これで安全だね!」



「しかし、どうやって倒せばいいんだ、随分強そうだぜ」

ケミはずっと睨んでいる



「残念だけど死んでもらうよ〜!よいしょ!」

今度は巨大な爆弾を精製して投げつける!


そして空中で爆発させた

一瞬で爆風と金属片の嵐が襲いかかる

もはや避ける暇はなかった




「え、ちょっと待っ…」

5人は爆弾の衝撃を至近距離で直に受けてしまったのだ


四肢はもげ、体がぐちゃぐちゃに潰れている




「あそれっ!」

グレンはもう一つ爆弾を精製して投げつける



そして、今度はケミ目掛けて投げられた

瞬時に爆発する


また衝撃が部屋中を埋め尽くす


「バリア!」

プリズムだけはバリアでなんとか体を守り抜いた


が、ケミはもう死んでいた




「あ、ケミ死んじゃった、どうしよ」



「え!どうするのよ!あたしこんな所で死にたくない!」




「大丈夫、まだLibraがいるよ!ケミと通話を開始するね!」

Libraはラララプラネットに向けて、電波を放つ


まだ地上にいるリトに向けて


ケ ミ が 死 亡 し た

リ セ ッ ト せ よ


リトの携帯電話をジャックして、響くメッセージ

「これは…なるほど、承知しましたわ!では記憶はそのままのリセットでよろしいですわね!」



「あそれ!」

爆弾がもう一個投下された


「頼んだよ、フィステリア……」

プリズム達は全員死んでしまった



……「リセットのお時間ですわ!」


時間がどんどん巻き戻る


……


「俺はグレンだ、幽魔傭兵軍団で一番強いんだぞ!よし、ぶっ殺してやる!」

全てが元に戻っていた


「どうする?」



「ピピッ!Libraizing Modeの起動を強くお勧めするよ」



「頼んだ!」

Libraがファイの鎧となり、ファイはLibraizing Mode になる!



「じゃあ私も!」

プリズムはきらめきの鍵を体に刺して、左に回した!


プリズムはUnlimited Styleに移行した!

虹のオーラと、黄金と黒の美しき衣をその身に纏っている


「あたいも覚醒だぜ!」

ケミはウルトラかくせいやくを注射器で自身に注入した


「じゃあ、こっちの攻撃ターンだな!」

ファイは電撃弾をキャノンから放ち、またその弾丸に着火!


火炎電撃弾はグレンに確かに当たった


しかし、グレンは無傷だったのだ



「残念だな、そんなもの効かないんだよ〜、あそれっ!」

グレンはまた爆弾を投げる!


綺麗な放物線を描いて、爆弾は宙を舞う!


「ドロップさん、お願いしますよ!」


「分かってるわよ!」

ドロップは爆弾を重力で無理やり押さえつけ、逆にグレンの方へ跳ね返す!



「爆弾よ、爆発せよ!」

メアナイトが爆弾に催眠をかける

爆弾は即座に爆破した


衝撃は全てグレンのみに伝わる

避けられない致命傷


「ぐわああああ!」

グレンは衝撃で倒れてしまった



「よし、チャンスだね!」


プリズムは超高速でグレンのところへ突っ込み、グレンにきらめきの鍵を差し込んだ、

そして鍵を左向きに回して、その防御を解除したのだ!



「薬師術第一番:壊毒!」

ケミが手から精製した、謎の薬品をグレンに振りかけた


すると、ゆっくりグレンの体が崩れていくのだ!

細胞一つ一つが、崩壊して体を保てなくなる

崩壊は、足から始まりすでに脳の方まで到達する

「ぐわああああああ!」



「よし、とどめは私が刺すよ!」

プリズムは高く跳び上がると、拳にバリアを貼って、そのままグレンの方へ自由落下パンチ!


上空からグレンの脳を貫通して、床まで拳は到達する


「ハルマ…ゲドンさ…ま、すみませ…」

グレンは死んだ



「やったあ!」


「なかなかやりますなあ……だは、私の技には逆らえまい!」

ハルマゲドンはプリズムの魂を捕まえる

そして、プリズムは簡単に乗っ取られてしまった



「おい、プリズム!しっかりしろ!」



「ファイごめん、私、ファイのことぶっ殺したくなっちゃった!アハハハハ」

プリズムは円形のバリアを、フリスビーの様にファイに投げつけた!



「ピピッ!ここからは自動操縦モードに移行するよ!」

幸い、Libraの自動操縦によって上手く避けたが、プリズムは何枚もバリアを投げつけ続けている、狂っていた


「そんな、プリズムさんが!どうしましょう?」

メアナイトはドロップの方を見る



「あたしに任せて!」

ドロップはプリズムを重力で地面に叩きつけた


いくらUnlimited Styleだろうがハルマゲドンに強化されていようが、ドロップの【力の矢印】には逆らえない


プリズムは何度も叩きつけられ、洗脳を解除された



「ガハハ!やはり、ではメアナイト殿こそ私の依代に相応しいな!なんたって唯一の《実験成功者》なのだから」

今度はメアナイトに取り憑こうとした



「ぐっ……僕は、今度は操ら…れませんっ」

歯を食いしばり、必死に魂の干渉に抗う


「おやおや、私に抗う必要などないではないか、貴様は我が傀儡となるがよい」



「嫌ですっ、僕は絶対にっ……」



「ふむ、その精神力は流石だ!ならば仕方ない、我が邪悪の力を直接、貴様に分け与えよう!」

ハルマゲドンはメアナイトの体を引き寄せ、左手の薬指にどす黒い闇を放つ指輪をはめた




「やめて!メアナイトに何するのよ!」

ドロップが駆け寄るがハルマゲドンの衝撃波に吹き飛ばされてしまった



「これは、我が血肉より生まれた《邪悪の指輪》だ!私の力を直接得れば、もはや人間ではいられない!さあ、メアナイトよ!あいつらを皆殺しにしろ!」



「嫌だ!嫌だ!嫌だっ……あっ……ぼく、おまえら、ころすころすころすころすころす!ころす!」

メアナイトの瞳は、深く深く闇の漆黒に染まる


「メアナイト!しっかりしなさいよ!


「だまれ!ドロップよ!しね!」



「えっ、ちょっと何これ!重力っV…ぅんっ?あんっ痛い痛い痛い痛い◯いたっt$☆っ&やだっSいtぁ*ぃっ!」

催眠にかかったドロップは、自分自身の体をを重力攻撃で潰してしまう

血塗れの肉塊となって無惨にも死んでしまった


「残念ですが今のメアナイトはさらに強力な力を与えてありましてな、メアナイトは私の完璧な傀儡となったのだよ!完璧で美しい、Hazard Stateとでも名付けて起きましょう」


プリズム達はここから勝てるのか?ぜひ見守ってください。

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