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転生インプ、異世界で最強魔物メーカーへの道  作者: エピファネス
第一章 魔物メーカー、ルナリアに立つ
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第27話 初クエストの成果と新たな目標

「…これで、銀貨1枚と、ソウルストーンだな」


 ギルドの職員から報酬を受け取ったフィンは、満足そうに銀貨を掌で転がした。


 俺たちは、リトルボアをギルドに持ち込み解体してもらった。


 解体によって、ソウルストーンだけでなく、牙、骨、肉、毛皮などの素材も手に入れることができた。


「…へぇ…これが、ソウルストーンか…」


 俺は、涙の雫が乾いて固まったような、小さな赤い粒を、興味深そうに眺めていた。


 それは、リトルボアの魂が宿った、極小サイズのソウルストーンだった。


 一般的なソウルストーンは、冷たく、どこか不気味な雰囲気を漂わせるが、  この石は、ほんのりと温かく、優しい光を放っている。


「…おい、セプティム。素材も、忘れんなよ」


 フィンが、俺に、袋を手渡してきた。


 袋の中には、リトルボアの牙、骨、肉、毛皮が、それぞれ、丁寧に包まれて入っていた。


「…これは…?」


 俺は、フィンに尋ねた。


「リトルボアの素材だ。こいつらは、魔物創造の素材になるんだ」


 フィンが、説明してくれた。


「…へぇ…」


 俺は、初めて自分で手に入れた、魔物の素材に、ワクワクした。


 前世で錬金術を研究していた時の記憶が、鮮明に蘇ってくる。


 魔物の素材は、錬金術においても、様々な用途で使える、貴重な材料だった。


「この牙は、鋭くて丈夫だから、武器の素材に最適だな。骨は、粉末にして、薬の材料に使える。肉は、もちろん、食料になる。毛皮は、防寒具に加工できる」


 俺は、素材を一つずつ手に取りながら、フィンに自信満々に説明した。


「…へぇ…お前、詳しいんだな」


 フィンは、感心したように、言った。


「ああ、ちょっとだけな」


 俺は、照れくさそうに笑った。


「…よし! じゃあ、早速、このソウルストーンと素材を使って、新しい魔物を作ってみようぜ!」


 俺は、意気揚々と、言った。


「おう! いいな! どんな魔物を作るんだ?」


 フィンも、目を輝かせて、尋ねてきた。


「…んー、まだ、決めてないけど…何か、面白い魔物を作りたいな」


 俺は、ニヤリと笑って、言った。


 その時、ギルドの掲示板に、新たな依頼書が貼り出されたのが目に入った。


「…おい、セプティム。見てみろよ」


 フィンが、その依頼書を指差した。


「『ビックフロッグ討伐』…か」


 俺は、依頼書の内容を、声に出して読んだ。


 ビックフロッグ…。


 それは、巨大な蛙の魔物だ。


 依頼内容は、ルナリアの水源を汚染しているビックフロッグを駆除すること。


 報酬は、銀貨3枚。


「…面白そうじゃねぇか。こいつを、次のクエストにしようぜ!」


 フィンが、目を輝かせて、言った。


 俺は、フィンの言葉に、頷いた。


 ビックフロッグ…。


 もしかしたら、こいつの素材を使って、面白い魔物が作れるかもしれない。


 ルナリアでの冒険は、始まったばかりだ。


 最強の魔物メーカーになるという夢を叶えるために、俺はこれからも様々な魔物と出会い、新たな知識や技術を身につけていく。


 そして、いつか、この世界を変えるほどの、最強の魔物を創造するのだ。

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