表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生インプ、異世界で最強魔物メーカーへの道  作者: エピファネス
第一章 魔物メーカー、ルナリアに立つ
19/57

第19話 ウィンドスネーク、その名は

「セプティム君、オリジナルの魔物には、名前を与えなさい」


 メルカルは、俺にそう告げた。


 俺の足元では、生まれたばかりのウィンドスネークが、ブルーとじゃれ合いながら、楽しそうに遊んでいる。


 青く輝く鱗は、陽光に照らされて、キラキラと輝き、その姿は、まるで、小さな竜のようだった。


 一般的なソウルストーンから生まれた魔物とは違い、オリジナルの魔物は、高い知性と、特別な能力を持っている。


 そして、何よりも、創造主である俺との間に、強い絆で結ばれている。


 だからこそ、彼らには、特別な名前が必要なのだ。


「…名前、か…」


 俺は、ウィンドスネークをじっと見つめた。


 彼は、好奇心旺盛で、遊び好きで、そして、どこか、誇り高い雰囲気を漂わせている。


 どんな名前が、彼にふさわしいだろうか…?


「…そうだ、セプってのは、どうだ?」


 フィンが、ニヤリと笑って、提案してきた。


「セプ…? なんで、俺の名前を縮めたんだよ?」


 俺は、フィンの提案に、思わずツッコミを入れた。


「だって、お前が作った魔物なんだから、お前の名前をつければいいだろ? それに、セプって響き、なんか、カッコよくねぇか?」


「…いや、それは、ちょっと…」


 俺は、フィンの提案を、丁重にお断りした。


 自分の名前を、魔物につけるのは、さすがに抵抗がある。


「…じゃあ、どうするんだ? いい加減、名前、決めねぇと、呼びにくいだろ」


 フィンは、少しイライラした様子で、言った。


 確かに、その通りだ。


 名前がないと、彼を呼ぶ時に、困ってしまう。


 俺は、再び、ウィンドスネークをじっと見つめた。


 彼の瞳は、青く澄んでいて、まるで、澄み切った空を映し出しているかのようだった。


 そして、その瞳の奥には、風を操る、強大な力が秘められている。


「…そうだ、スカイってのは、どうだ?」


 俺は、ひらめいたように言った。


「スカイ…か。悪くねぇな」


 フィンも、頷いた。


「スカイ…君の名前は、スカイだ」


 俺は、スカイに向かって、優しく語りかけた。


 スカイは、俺の言葉を理解したのか、嬉しそうに、頭をすり寄せてきた。


「よしよし、いい子だ、スカイ」


 俺は、スカイの頭を撫でた。


 彼の鱗は、ひんやりとしていて、滑らかだった。


 そして、その体からは、かすかに、風の香りがした。


「スカイ…いい名前だな」


 メルカルも、穏やかな表情で、スカイを見つめていた。


「セプティム君、君は、素晴らしい魔物メーカーになるだろう」


 メルカルの言葉に、俺は、胸が熱くなるのを感じた。


 …前世で、ジルと呼ばれていた俺は、もう、その名前を捨てた。


 今、俺は、セプティムだ。


 そして、スカイは、俺の、新たな相棒だ。


 最強の魔物メーカーへの道は、まだ、始まったばかりだ。


 だが、俺は、スカイという、かけがえのない相棒を得たことで、新たな決意を固めた。


 俺は、必ず、最強の魔物メーカーになる。


 そして、スカイと共に、魔界に、新たな風を吹き込むのだ。

数ある作品の中から今話も閲覧してくださり、ありがとうございました。


気が向きましたらブックマークやイイネをお願いします。

また気に入ってくださいましたらこの後書きの下部にある⭐︎に高評価を宜しくお願い致します。


執筆のモチベーションが大いに高まります!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ