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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ホラー『肉の宴』

『手紙』

作者: ぎぎ

 罠にかかった獲物を専用の解体小屋に運び込み、いつも通りウインチを使って逆さ吊りに。さっと頸動脈を切って血抜き作業を始める。血液も無駄にしないようバケツを置いておく。


「ブルートヴルストにすっか……ブリストもいいよなぁ」


 血液の使い道を考えながら、裁ち鋏でワンピースと下着を切り裂き獲物を裸にする。

 ふむ、傷ひとつ無い綺麗な肌だ、江戸の奴に卸してやるか。そんでブックカバーを作ってもらおう。

 そんなことを考えながらサッと腹を裂き、内臓を丁寧にステンレスのバットに並べていく。

 内容物を洗い流すために胃を開くとそこには……くしゃくしゃになった封筒が。


 あまりにも異物。恐る恐るそれを開封してみると中には俺宛のメッセージカードが1枚。


『わたしを美味しく食べてネ♡』

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― 新着の感想 ―
[良い点] 生産者(?)からのメッセージですね。食べてくれる人のことを考えてる被害者さん、優しいです。
[一言] やっぱり、「生」でいっちゃうのが、いいんですかね? >『わたしを美味しく食べてネ♡』 性的な意味もかねて・・・ ソーセージを腸詰めっていう人が減りました。 ブルートヴルストが正しいのでしょ…
2022/09/07 21:21 退会済み
管理
[一言] コメディだった。 合意だった。 ハッピーエンドだった。 読者の判断力にバイアスがかかった。
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