おうちで皆メンヘラである。
うー疲れたよー泣
「リモート授業暇だな」
「お前はまず俺の上から退くことを始めようか」
「あ、おい、貴様先生に当てられてんぞ」
「お前は敵の弾幕に当てられてんぞ」
「なんだとこの野郎早く言えよ」
「ワーテキニヤラレテルゾー」
「速度じゃねぇよタイミングだよ」
「え、早くチャットを開きなさいだって?」
「あの年増若い男にチャット送るとか趣味悪」
「授業だからな?事実だけど言い方な?」
「早く確認しないとうるさいぞあの年増」
「ええっと、なになに、あなた達ソーシャルディスタンスを保ちなさい。だって」
「ああ?なんだそのマーシャル諸島みたいなやつは」
「ディスタンスはどこへ?」
「レジスタンスに殺られたんだよ」
「あ、俺革命軍に撃たれた」
「待ってろ助けにいくわ」
「さんきゅ」
「しかしこのゲームも手馴れたもんだな」
「リモート授業になってこのゲームしかやってないもんな」
「おかげでお前はパソコンぶっ壊れたんだっけ?いい加減ゲーム機買えよ」
「いいだろパソコンでも出来るんだし」
「うちのパソコンも壊すなよ」
「あ、おいあたし達の砦がこわれそうだ」
「安心しろ、投石機と熱湯バケツを大量に仕掛けてある」
「ねちっこいな貴様」
「おっと、ねちっこい年増からのアラームだ」
「ぞーむにそんな機能があるとは」
「適当に手を上げるとかしとけばいいのかな」
「絶妙に機能が揃ってんな」
「あとはヘドバンするとか」
「絶対いらん。そのボタン」
「ネットライブでつかえるんじゃないかなと」
「開発者の頭にカットバンレベルだぞ」
「それはそうとこのゲーム、ランダムなのに1度も俺たち革命軍になったことないな」
「バグだよなぁ別にいいけど」
「保守的なやつめ」
「あたしはあんたの捕虜だけど?」
「囚人食は素麺でいいですか」
「質素だなぁおい」
「肉味噌も付けます」
「よろしくお願いします」
「食べ物で釣れる囚人は楽だな」
「同族に針を付けて喧嘩させて釣るとかいう悪魔の所業をあたしたち人間はするもんな」
「合コンかな?」
「なんだその地獄絵図」
「結婚詐欺とかの手口にあるらしいぞ」
「吊り橋効果を期待ってやつか」
「吊り橋で釣られるのは橋だけでいいのに」
「石橋みたいに叩けないからな吊り橋は」
「おや、年増が何故か怒っているぞ」
「貴様なんかやったのか?」
「えーと、またチャットだ。あなた達はいつも通りで安心しました。さて、そこの寝ている方、課題を提出してください、だって。」
「あたし出したはずなんだが」
「文字化けしてて怪文書になっているらしいぞ」
「繧とかケとかでてくるやつか」
「たまに君から送られてくるLINEも怪文書だけどな」
「アルティメットトレイン、発つ」
「終電逃したからチャリで迎えに欲しい」
「ケルベロスの猛追」
「近所の犬に追われて怖いから来て欲しい」
「貴様には通じてるからいいだろ」
「それはそれ、これはこれだ」
「例えハッキングされたとしてもきっと誰にも解読出来まい」
「あ、第三勢力王国兵が出てきた」
「なに、キングダムだと!これはレアイベだ!」
「楽しそうで何よりだ」
「あたしにはリモート疲れもコロナ鬱も関係ないぜ」
「リロードかまして全部撃ってるもんな」
「血と共にアドレナリンも溢れ出るのさ」
「あーまた課題でたよ」
「こっちもミッションがでたぞ」
「A4用紙3枚以上に要約しろって矛盾してない?」
「どのレンジを短いと感じるかは人それぞれだろ?」
「ミッションの3000メートルスナイプはかなり長いだろ?」
「まぁそう考えると3000字は要約の範囲を逸脱してると言わざるを得んな」
「生活全てがゲーム基準になってしまっている」
「アニマルな森で生きる人は金が鐘になるらしいな」
「ヒキコモリをいざ強制されるとアタマがちょっとおかしくなるくらいには辛いことがわかるわ」
「休みは働く日があってこそ輝くもんだしな」
「ニートが何かいってまーす」
「学生は皆ニートだろ」
「バイト頑張ってる学生達に謝れ」
「モラトリアムサイコー!」
「反省する気なし、こりゃヒキニート生活が捗るわけだ」
「将来は貴様が養ってくれるから安心してるわ」
「せめてパート位はしてくれよな」
「ぞーむの名前が連名になっててマジで驚いたわ」
「あいつらいつも通りでなんか安心した」
「アタマのてっぺんとコントローラーしかカメラに写ってなくて草」
「先生もぞーむに慣れてなくて全然気づいてないもんな」
「やっぱコロナだるいよー」
「適度に外に出て刺激を受けることは大事だってことがわかるわ」
「リア充にブチギレる事もなくてさ、なんかアイデンティティクライシスだわ」
元通りがもうわからないよね、いつも通りってどこにありますか?OKぐーぐる!