君に認めてほしい
僕にとって君は必要不可欠な存在なんだよ。
どうか、そのことをわかってほしい。
君に認めてもらえることで、僕の世界は無限に広がる。
それを求めて手を伸ばす。
君に認めてもらえないと、僕の世界は始まりもしない。
君に認めてもらえない時、大好きな小説さえ読めやしない。
君に届く寸前、落ち着こう。冷静にいかないと。
思いが強すぎても、君に認めてもらえないからね。
僕の指を見て、君はそっぽむいてしまうかもしれない。
君は乾いた指が嫌いだったね。
君に触れる今日の僕の指は嫌われないか心配になる。
指同士、たなごころに滑らせておこう。
これで君に認めてもらえるかな。
以前、君に拒絶された時のことは、今でも忘れてないよ。
3回あやまったっけね。
触れることさえ、許してくれなかったもんね。
今日はきっとそんなことにはならないよ。
君に認めてもらえるように準備は整えてきているから。
お願いだから、僕を拒絶しないで。
君のいつも見ている僕の指先をよく見てほしい。
君との約束は忘れていないよ。
お願いだから、僕を拒絶しないで。
僕のiPhone。
ふでや けいすけ さんの作品にインスパイアされました。
ふでやさん 見てくれるかなぁ。