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君に認めてほしい

作者: しろきち


僕にとって君は必要不可欠な存在なんだよ。


どうか、そのことをわかってほしい。

君に認めてもらえることで、僕の世界は無限に広がる。


それを求めて手を伸ばす。


君に認めてもらえないと、僕の世界は始まりもしない。


君に認めてもらえない時、大好きな小説さえ読めやしない。


君に届く寸前、落ち着こう。冷静にいかないと。


思いが強すぎても、君に認めてもらえないからね。


僕の指を見て、君はそっぽむいてしまうかもしれない。


君は乾いた指が嫌いだったね。


君に触れる今日の僕の指は嫌われないか心配になる。


指同士、たなごころに滑らせておこう。


これで君に認めてもらえるかな。


以前、君に拒絶された時のことは、今でも忘れてないよ。


3回あやまったっけね。


触れることさえ、許してくれなかったもんね。


今日はきっとそんなことにはならないよ。


君に認めてもらえるように準備は整えてきているから。


お願いだから、僕を拒絶しないで。


君のいつも見ている僕の指先をよく見てほしい。


君との約束は忘れていないよ。


お願いだから、僕を拒絶しないで。


僕のiPhone。


ふでや けいすけ さんの作品にインスパイアされました。


ふでやさん 見てくれるかなぁ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] あははははははは!!!! そうきましたか! 巧いですねー! タイトルの回収もなるほど!!! お見事です! [気になる点] 私より大好評なところですかねーーーー(笑) [一言]…
[良い点] どんな繊細な相手なんだろうとドキドキしながら最後まで読んで、くすっとしてしまいました。 そしてもう一度最初から読みました(笑)。 二度楽しめる詩ですね!
[良い点] 面白いです! すごい構成がお上手。 堪能しました。
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