第六話「謎の乱入者」
今回は少しすくなめになってしまいました。投稿ペースをできるだけ早くしていきます
「遊びに来たよー。結希」
その声の主は葉藤蓮華だった。僕は本当に嫌な予感が当たってしまい、少し固まったいた。
「ねぇ、遊びに来たっていっているの分かる?早く上がらせてよ。」
僕は思考回復させてから、蓮華に質問する。
「何で遊びに来たのですか?」
「暇にだからに決まっているじゃない」
蓮華は自慢気に答えた。何故自慢気にしているかは全くわからない。
「それ以外の理由は?」
「ないよ。」
質問終わり。僕はまず一番最初に思ったのが泊まっていくのならば、布団を3セット分ないといけない。だが、親父と母親のぶんを足してもひとつ足らない。これは一つお願いをする必要があるな。
「蓮華。」
「はいな」
「今日は泊まっていかないのだよな?」
「泊まりますけど?」
「嫌と言ったら?」
「無理矢理でも泊まります。結希の家に遊びに来るのも久しぶりだから良いじゃない?」
「布団がなくても?」
「結希のベットで寝るから良いもん。」
とても理不尽になってきた。もう手がつけられなくなってきたので本人の好きにさせるしかない。昔からそうだ。そこのところは全く変わっていなかった。
「好きにしてください。」
僕はそういって蓮華を家に上げた。
* * *
夕食の手伝いをすっぽかしていたせいか、何ができているのか分からなかったがリビングのドアを開けるとカレーの匂いがしてくる。作り終えてそっと息を吐いた万希人が入ってきた僕を見つけた。
「夕食のの準備は終わったよ。ってあれ、今日はもう一人来るって言ってたっけ?」
「いいや。勝手にきて泊まるとか言ってる変人が来てしまったからそれでもよければ」
「問題ないよ」
万希人が、快く承諾してくれた。
「ありがとう」
五人が席につくと、優結が、いただきますの号令を掛ける。子供か...子供だろうけど...
「いただきまーす!」
晩ごはんは何か争いの予感がする________
マンネリ化しそうな予感が...
次回はどうなるのだろうか。