第一話「始めのお話」
初めての投稿ですので誤字脱字など文章的にも可笑しいことがあると思いますが良ければ読んでいって下さい
ああ、またこの夢だ...ボヤけているが僕の深く心の傷を抉る記憶を思い出させる色が見える。
何の色かは分からない。
...
「お兄ちゃん、起きて」
という声が聞こえてくる。僕は目を開けた。妹の輝城 優結だった。
「いつも起こしにきてくれてありがとう、優結。」
ああ、ちなみに僕は輝城 結希だ。名前が女っぽいとよく言われるが男である。
すぐに着替えてリビングに向かい朝ご飯を食べる。献立は鮭ご飯、、味噌汁、スクランブルエッグだった。 「優結、いつもご飯作ってくれて助かるよ。」
「朝からお礼言い過ぎじゃない?」
「気にするでない」
他愛もない会話をしたあと学校へ行くための準備をすすめる。僕は学校へ行くのは苦手な人の方だと思う。 高校二年生になっても治らない、人と喋るのが苦手な性格。人の多い場所に行くのに抵抗がある。
高校は朝露高校で文学科に通っている。妹は中学三年生で朝露高校附属中等部に通っている。
「そろそろ行こうかな」
「りょーかい。もうちょっと待って」
訳あって妹と二人暮らし。自分と向き合っていく春の季節...
ちょっと短いかな。投稿ペースは不定期です