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39 ゲーム制作

製作途中。


雨音のループが不自然に聞こえる。


風のエフェクトが強すぎて、画面の雰囲気を壊してしまう。


キャラクターの表情が、官女の変化に追いついていない。


何度も再生と修正を繰り返す。


セリフの表示タイミングを1秒ずらすだけで印象がぐっと変わっていく。


背景の色身を少しずつ暗くすることで、沈黙の重みが増す。


微調整の積み重ねが、物語の深度を少しずつ深めていく。


時には、何度も同じシーンを再生し、違和感のある動きや音を見つけては修正していく。


「この沈黙の後に、ほんの少しだけ風の音が入るといいかもしれない」


そんな直感を頼りに、音のタイミングを0.3秒だけずらしてみる。


すると、画面の空気が変わった。


「これだ」


小さく呟いて、満足そうに頷く。


その夜、完成したシーンを何度も眺めながら、ユズの反応に想いを馳せた。



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