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第五話 すみちゃんと雪だるま【後編】

「ごめんなさい」


 あたしは朝のご挨拶と同じく頭を下げる。


「すみちゃんのせいじゃないよ」

 ぱぱさん優しい。


「すみちゃん謝らなくて良いのよ」

 ままさんも優しい。


 だけど、

「ごめんなさい」


 あたし、ももと一緒に雪だるまコロコロしてない。もも一人にしてた。さっきも一緒にいれば良かった。


 あたしは悲しくなって、お目目からおみずいっぱい。止まらない。


「すみちゃん、すみちゃんのせいじゃないから」


 もものお家の玄関にあたしのお目目から流れたお水いっぱい。


「あたし、もも探してくる」

「ああ、頼む」


 ままさんもも探しに玄関からお外に行った。 

 ぱぱさんあたしを抱っこしてリビングに。冷蔵庫からももジュースを出してあたしの前に。


「すみちゃん。お腹すいただろう。ご飯食べよう」


 あたし、ももジュースをチュー。

 ももの味しない。

 

 ご飯食べる。美味しくない。


 やっぱりももと一緒にいるべきだった。


 あたしのお目目からお水また出て来た。


 暫くぱぱさんがつけたテレビを見ていた。ぼーと見ているだけ、何のテレビか頭に入っていない。


 つまらない。


 我慢できずあたしが席を立とうとすると玄関のドアが開いた。もも帰ってきた!


 あたしとぱぱさん玄関に。

 ももを抱っこしたままさんが悲しい顔で立っていた。


 やはりあたしのせい。


 みんなでリビングに行き、ももジュースもう一本。もも美味しそうに飲んでる。


 もも大丈夫。

 

 あたし元気になった。もう泣かない。


 ままさんが持って来たご飯をももと一緒に食べた。美味しかった。


 ご飯の後はお風呂。もも度をとパシャパシャお風呂のお水かける。ももお風呂を泳いだり潜ったり、楽しそう。


 お風呂から出ると、ももとお揃いのパジャマ。


 ぱぱさんとままさん、あたしともものところに小さい雪だるま持って来た。

 雪だるまさんふわふわで指感触気持ちいい。


 可愛い♡


 もものお部屋で雪だるまで遊んで雪だるまさんと一緒におねんね。


 雪だるまさん朝になっても溶けてなかった。


 良かった!

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