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教会滅亡後世界  作者: 木島別弥
異端裁判篇
35/56

異端裁判

 四人は異端尋問を終えると、留置所に数日間、拘束された。

 すぐに異端裁判があるという。

 五日目、準備が整ったのだろう。四人は芝草人形に呼ばれて、異端裁判所へと連れていかれた。

 異端裁判とはどのようなものなのか、四人は想像することができなかった。


 異端裁判所に着くと、四人の異端裁判が始まった。

 芝草裁判官と芝草弁護士がおり、芝草人形たちが異端者たちを連行する。

 正統な教えが滅びたのに、いまだに異端裁判が続いていることが驚きだ。誰が芝草人形を動かしているのだろうか。

「これより開廷する」

 芝草裁判官がいうと、四人の異端裁判が始まった。

 芝草人形が立ち上がり、四人の異端思想を読み上げ始めた。

 簡単に要約すると、四人は教会に利益を与える活動をしておらず、教会に不利益を与える活動をしている。だから、異端であるという。

 四人に反論の機会が与えられたので、四人は教会の利益不利益に自分たちが従わなければならない理由が一個も思い浮かばないと反論した。

「これより、判決をいい渡す」

 芝草裁判官がいうと四人は緊張した。

「この四人は異端である。正統な教会の教義とは合っていない。四人にはそれぞれ指導官を付け指導することとする」

 四人にそれぞれ芝草人形の指導官が付き、付いて来ることになった。

 異端者を監視する役目だろうか。


 四人は異端裁判所を出ると、指導官の芝草人形を倒すことにした。

 ベイケが芝草人形を毒魔術で攻撃して、一体を瞬殺した。

 ミシアは杖の斬撃(物理魔術)で芝草人形を斬り倒して、一体を瞬殺した。

 ノアミーが契約魔術の雷撃で芝草人形を攻撃して、一体を瞬殺した。

 ウォブルが重力操作で芝草人形をねじまげて、一体を瞬殺した。

 そして、四人は芝草人形から逃亡した。

 芝草人形が追ってくる。


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