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田舎の城からの生き残りハーレム増築戦略  作者: 風親
第2章 幼女と軍神編

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困惑のエミリエンヌ

(だが……タモン殿を誘惑できるなら、それが一番ではないだろうか?)


 エミリエンヌは、囚われている部屋の中をゆっくりと歩きまわりながら考えこんでいた。


(とはいえ、どうしたものか分かりませんが……化粧道具もありませんしね……。)


 部屋を見回して見ても、鏡はあるが身支度をするようなものは何もない。


 こんなにも何もすることのない時間を過ごすのは、人生で初めての経験だった。

 なぜか置いてある魔導書の類を読んでみたりはしてある程度は魔法の歴史については詳しくなったが、自分には魔法の力はないと再確認するだけだった。


 自然とタモンをどうやって誘惑するかの戦略を練る時間が増えていた。ただ、これに関しても今まで学んできたことと全く違う分野なのだと気付かされてしまう。


「おはようございます」


「は、はい」


 思索にふけっていたその対象がいきなり目の前に現れて、エミリエンヌはつい動揺してしまった。自身で歩き回っていた床の軋む音もあって、タモンが部屋までやってきたことに気がついていなかった。


「おはようございます」


「お邪魔でしたか?」


「いえ、そのようなことはありません」


 今朝もタモンが自ら食事を運んでくれていた。暖かそうなスープの匂いの誘惑にはエミリエンヌも逆らうことはできずに思わず背筋を伸ばしていた。


「スープと……これは……ライスですか?」


「はい。炊いたのを握ってみました」


「握る……?」


 ライス自体はエミリエンヌも遠征中に食べるが、ニビーロではスープに一緒に入れて煮込むくらいしかしたことがないのでそれだけで白く綺麗にまとまっているのを見て感動さえ覚えてしまった。


「これは何かの魔法ですか?」


 いつもの机に食事を並べて頬張った時には改めて感動してしまった。こんなシンプルな料理であるのにとても美味しく感じられた。


「あはは。魔法なんかではありませんよ。うちのマルサさんが炊くところから教えて手伝ってくれました」


「すごいのですね。その方は」


 ただのライスなのに、見とれてしまうほど白く綺麗に整った粒の集まりで食べながら思わず回して観察してしまうほどだった。


(でも、手伝ってもらったということは、タモン殿が自分で握ったということでしょうか……)


 『いや、仮にもこの地方の主です。そんなことがあるはずがない』と思いながら、エミリエンヌはおにぎりを口に入れていた。


(でも、この人ならあり得るかも……今、人もいなさそうですし……)


「ところで、エミリエンヌ殿。このあとお風呂に入りますか?」


「え?」


 食事に満足していたところでの意外な申し出にエミリエンヌは驚いたが、そう言えば、数日、体を洗ってもいないと気付かされた。


(もしかして、臭かったりするのでしょうか……)


 急に心配になってしまった。戦場では数日水浴びできないことなどよくあることであったし、囚われてからも体は拭いている。それでも髪とかはあまり洗えていない。確かに風呂に入れればさっぱりするだろうと思った。


「はい。よろしいのでしたら、お願いします」


 綺麗にしておくことは衛生上も重要だろうと、エミリエンヌは判断する。それ以上の意味はないと自分に言い聞かせていた。


「それでは、この後すぐに行きましょうか」


 食後の紅茶を飲みながら、タモンは満足そうに笑う。


「え? 行くのですか?」


 水桶か何かを持ってくるのだと思っていたエミリエンヌは何の話か分からずに戸惑っていた。







「そういえば、ありましたね。こんな施設が……」


 エミリエンヌは、建物を出ると、隣の巨大な後宮にある大きな入浴施設の前に立っていた。


 初めてこの城を占領した時には、狭い城なのにここだけ豪華なことに驚き、ニビーロの兵たちも田舎の城に不釣り合いなこの立派な風呂のことを嘲笑さえしていた気がする。


 しかし、この地下から城の兵たちが脱出したことをあとで知り、悔しい思いをしたことを今さらながらに思い出していた。


(しかし……警備がいささか甘いのではないでしょうか?)


 久しぶりにエミリエンヌは、外の空気を吸っている。特に拘束されてもおらず後ろにはマキが控えているけれど、タモンと並んで歩いていてあくまでもタモンの護衛という感じだった。


(このまま逃げるか? いや……まだ部下たちの安否も分かりませんし……やはり誘惑をしてみるのが良策なのでは……)


 エミリエンヌは再度、決意を固めた。逃げるのはいつでもできそうだと思い、タモンに向かいあった。


「タ、タモン殿も一緒に入りますか? お背中をお流しいたしますよ」


 自分で言いながら、『全然、色気が無い』ことだけはよく分かった。中途半端に媚びているような態度になってしまい恥ずかしい気持ちで目を逸してしまう。


「そうしてもらえると嬉しいのですが……」


 最初は嬉しそうな表情を浮かべたタモンだったが、すぐに困ったような顔をしていた。横を見るとマキが何やら手招きしている。


「ちょっと問題が起きたようですので……。どうぞ、エミリエンヌ殿はゆっくりとお入りください」


 タモンは、そう言いながら手を振ると小走りで城の方に行ってしまった。




「うーむ」


 エミリエンヌは一人、立派で大きな湯船につかりながら唸っていた。


 大理石が綺麗に輝く豪華な風呂は今、エミリエンヌの貸し切りなのにも関わらず熱いお湯から湯気が勢いよく立ち上っていた。


「またしても、逃げられてしまいましたね」


 他に誰もいない大きな風呂の中で一人反省をする。


 決意を固めるたびにはぐらかされてしまうのは、自分の勇気が足りないのか、自分の誘い方が悪いのかと思ってしまう。


(本当は私の体などに興味はないのかもしれませんけれど……)


 冷静になって考えてみれば、あくまでもあれはタモンの作戦なのかもしれない。


 エミリエンヌは自分の腕を洗いながらそういう可能性も考えていた。

 お湯をはじく肌はまだ若々しく、何度も戦場を駆け巡った体にしては傷もあまりなく綺麗だと自分でも思う。とはいえ、王族、貴族のお姫様、お嬢様たちのように柔らかくて触ってみたい体とも思えなかった。


(とはいえ、嬉しそうな顔もしていましたし……。そういうつもりではあったのではないでしょうか)


 誘った時のあの笑顔は演技ではなさそうだと思い出し、まだチャンスはあると思いながら湯船を出た。


(しかし……本当に仮にも敵軍の重要な将軍……だった人間に、不用心過ぎないだろうか……)


 風呂を出て体を拭く間に見えるのは、護衛の数名のみだった。しかも、入浴施設の入り口を固めているだけだった。


(捕虜に対して、気を使いすぎでは……)


 丸腰であり、今は裸であるけれど反対側から逃げることも頭の中で計算してみる。マキは要注意人物だが、それ以外の護衛の兵には裸であっても止められるわけがないという自負があった。


「はっ」


 しかし、エミリエンヌは、すぐ後ろに人がいたことに気がついて驚愕した。


(これほど近寄られるまで私が気が付かないとは……)


 今は戦場ではないにしても、油断したと反省しつつ身構えた。文字通りなにも身につけていないけれど、手刀を叩き込めるように相手に向かい合った。


「エミリエンヌ様で、いらっしゃいますね」


 応戦するような構えをしながらじりっとわずかに後ろに下がったエミリエンヌに、人畜無害そうな声で呼びかけてきたのは小柄な中年女性だった。


「は、はい。そうですが」


 どうやら敵意はないらしいことはすぐに分かる。見た目にも武器も何も持っていない、割烹着のような服に身を包んだひたすら笑顔を浮かべるただのおばさんだということが分かり警戒を解いていく。


 しかし、身構えたエミリエンヌの殺気にも全く動じた様子も見せないのは何者だろうとエミリエンヌは内心では焦ったままだった。


「私、陛下の身の回りのお世話をしておりますマルサと申します」


 物腰柔らかな態度で丁寧に挨拶をされた。


 その名前はここ数日で何度かタモンの口から聞いた気がした。


「ああ、朝食を作ってくださった方ですよね。本当に美味しかったです。ありがとうございます」


「いえいえ~。ご飯を炊いた後はほとんど陛下が作っておりましたのですよ。ほほほ」


(何をやっているのか、あの人は……)


 感謝はしつつも、忙しいはずの体で余計な仕事をしていることを咎めたい気持ちにもなっていた。


「……それで、マルサさんは、どのようなご用件で……」


 人当たりの良さそうなこの中年女性へ警戒感は無くなっていたが、なぜ風呂上がりの真っ裸な自分に近寄ってきたのかはよく分からずに戸惑っていた。


「お召し物をどうなされますか?」


「え?」


 エミリエンヌは、鋭い目つきで見られたような気がした。


 風呂上がりのエミリエンヌに着る服を聞いている普通の質問だと言うのに、まるでエミリエンヌに作戦の決断を迫る参謀のような圧迫があり緊張が走った。


「陛下と今、どのような関係なのかは知りませんが。夜も陛下に部屋に通ってきていただきたいですか?」


 マルサは『知らない』と言いながらも、エミリエンヌは何もかもを見透かされているような気になってしまう。


「ふふ、いかがですか? このような服は?」


 エミリエンヌの答えを聞くまでもなく、マルサは服を両手に持ち提案してきた。一応は、普段着ではあるけれどどこかドレスのようなきらびやかな服装だった。


「あの……私は虜囚なのですが……」


「それともこちらの方がよろしいですか?」


 マルサは今度はさっきまで来ていたような少しふんわりとした可愛らしい服を広げてみせた。しかも先程までの服よりも更にふんわりとしつつ、大胆な服装だった。


「あの……」


「私は、陛下のお相手をする人にはそれなりの準備をして陛下に喜んでいただきたいだけですよ」


 不思議そうな顔をしているエミリエンヌに、笑顔でそう答えた。


 本音で言っているのは伝わってきていたけれど、どこか『みっともない格好でうちの陛下に通わせるわけにはいきません』という圧力も感じていた。


「はい。で、では、こちらで、お願いします」


 幾多の戦場を駆け巡ってきた自分が緊張している。エミリエンヌはそう自覚しながら、最初に提示された少しきらびやかなワンピースドレスを指差した。


「ふふ、こちらですか。いいと思います」


 マルサの細い目が光った気がした。




「ふむ。素晴らしい。お綺麗ですね」


 マルサは、遠慮するエミリエンヌに構うことなくあっという間に新しい下着から服まで着させて髪も整えていた。


「そ、そうでしょうか?」


 エミリエンヌは、入浴施設にあるあまり大きくはない鏡に自分を映して確認する。


(ちょっと露骨でしょうか?)


 鏡の中には、王族貴族の社交界のパーティに行けるほどではないけれど、貴族が週末に親しい人だけで開くパーティでは主役になれそうという感じのお嬢様がいた。


 いかにも気になっている人に誘われたい姿に、エミリエンヌには向いていないと一度は思うけれど、これはそういう戦いなのだと気合いを入れ直した。


「陛下はお好きだと思いますよ」


 簡単な化粧もして、完成しましたとでもいうようにマルサはエミリエンヌの両肩を軽く叩いた。 


 その言葉に、エミリエンヌも勇気がでてくる。


「それにしても私のようなものに合うサイズの服が、よくあるものですね」


 立ち上がりサイズがぴたりとあっている自分のワンピースドレスを一回転しながら改めて観察していた。

 軍服ならともかくニビーロでもこのような服はなかなかないので特別に注文しないといけなかった。そんなこともあり、どうしてもパーティに参加しなくてはいけない時などは面倒なので軍服姿のままでやり過ごしていた。


「カンナ将軍とほぼ同じ体格ですから」


「え、ああ、なるほど……」


 戦場で相まみえたカンナ将軍の姿を思い出していた。

 確かに似たような背格好かもしれないと思う。ただ、端正な顔立ちではあったけれど、自分よりも更にこんな服を着るようには見えなかった。


「カンナ将軍のために、何着も用意していたのですけれど……。なかなかカンナ将軍はこの城に留まる機会も少なくて、無駄になってしまうところだったので嬉しいですよ」


「ああ、そうなのですね……」


「ちょっとだけ肩幅や胸周りは詰めてもいいかもしれませんね。まあ、また今度でいいでしょう」


 マルサは正面から、エミリエンヌの胸元から肩へとぺたぺた触りながら確かめていた。


「あの……。その……。カンナ殿も、陛下のお相手をしたりしたのでしょうか」


「そうですよ」


 何かを見透かしたように力強くマルサはエミリエンヌを見つめながら答えた。


(でかい女が好みだったり……というわけではないでしょうが。でも、嫌いではなさそうですね)


「うん。完璧です。さあ、陛下がお待ちですよ」


 そう言ってマルサは背中を押した。


 少し、その言葉で自信を持って歩き出した。


 建物の中とはいえ、敵の城を監視の兵もつけずに一人出口に向かって歩いていく。それは変な光景だと当事者のエミリエンヌは思った。


 マルサが言ったように、出口には待っているタモンの姿があった。


 攻撃されない変な呪いがあるとはいえ、これも変な話だと思いながら、わずかに歩みを速めて近寄った。


「お、綺麗ですね。……もしかしてマルサさんが押しかけました?」


「あ、はい。色々、お世話していただきました」


 マルサがタモンの命令で来たわけではないことに少し驚きながらも、明らかにタモンの反応が良いことにエミリエンヌは喜んでいた。


「あの? それでですね……。ちょっとエミリエンヌ殿にお願いが」


 このまま攻勢に出ようというエミリエンヌだったが、タモンがエミリエンヌの格好に目を細めていたのはわずかな時間で、困ったように後ろを振り返った。


「エミリエンヌ様!」


 タモンの後ろには副官のケンザをはじめ、数名のエミリエンヌの部下が並んでいた。

 丸腰で粗末な服だったが、体に大きな怪我もなく血色もよさそうな部下たちの姿を見てエミリエンヌは喜んでいた。


「ケンザ! おお、みんな。よく無事で」 


「ニビーロに返してあげると言っているのに、『エミリエンヌ様の無事を確認するまではここを離れない』と言うんですよね」


 両手を広げて困ったように言うタモンだった。


 あまり、深刻な様子もない。クレームをつけられた商人のような気軽さで部下たちをエミリエンヌと会わせてあげていた。


「そうか……。私はこうして無事なのでみんなは先にニビーロに戻っていて欲しい」


「そんな! 我々はエミリエンヌ様とどこまでもご一緒いたします」


 優しく諭すエミリエンヌに対して、跪きながら涙混じりに訴える部下たちだった。


「こういう人たちが、数百人以上いるらしいのですよね」


 護衛のマキから何やら知らされたタモンは本気で困った顔をしながら、エミリエンヌに相談していた。


「ケンザ。頼む。みんなを引き連れてニビーロに戻ってくれ。私は、この戦いの責任をとって残らざるを得ないのだ。分かってくれ」


 エミリエンヌは力強くケンザたちの手を取りながら説得する。


(みんなに残っていられると、むしろ脱走もしづらい……。一人の方が場合によっては簡単に逃げ出せる)


 今の警備体制を見れば、それも容易だと思っていた。どうニビーロまでたどり着くかという問題はあるけれど、それさえも何とかなるという自信があった。

 たが、タモンやマキのいる前でそんなことを言うわけにもいかないので、ごまかしつつみんなが戻ってくれた方が私はいいのだと説得していた。


「やはり……こんなにあっさり解放されるのは変だと思っておりました」


 ケンザや部下たちがうなだれて、地面に両手をついていた。


「エミリエンヌ様は、私たちを解放するために自らを犠牲になさっているのですね」


「え?」


 部下たちが悔しそうに涙を浮かべながらエミリエンヌを見上げながら言うことに、エミリエンヌは戸惑っていた。


「そのような格好をさせられて、毎晩、こんな男の慰みものになっているのでありましょう?」


「え?」


 部下たちが、先程、マルサさんに着せられた綺麗な服や綺麗な化粧をしている顔を見ているのだとようやく気がついた。


 確かに軍人としてのエミリエンヌしか知らないケンザのような部下からすれば、今の格好は珍しい格好なのだろう。


 ただ、普段は厳しい上司のこんな格好は気持ち悪いと思われているのではないかと気にしていたが、部下たちがエミリエンヌを見る目はむしろ女神を見るかのような目だった。

 抱きたいとか抱かれたいとか言った恋愛感情をも超えた信奉者たちのように綺麗な格好をしたエミリエンヌをまぶしげに見上げていた。


(悪い気はしませんが……しかし、こんな男とか言うな)


 自分たちは、敗北した軍であり捕虜なのだ。そして、敵軍の最高指揮官は今、まさに横に立っている『男王』なのだ。


 ちょっと機嫌を損ねれば、捕虜は全員首を斬られてもおかしくはない。


 もちろんエミリエンヌはここ数日のやり取りでタモンは、そんなことはしないだろうと思っている。

 今も妙に緊張感のない様子で苦笑いをしているこの王ではあるけれど、部下たちは許してくれるかは分からない。ここ数ヶ月殺し合いをしてきた間柄だった。

 ニビーロの兵たちが興奮するのも分かるが、主を侮辱された北ヒイロの兵たちが激高してもおかしくない。


「そ、そんなことはない。私のことは気にしなくていい。まだそのようなことはされていない」


 なんとか優しい声でなだめようとするエミリエンヌだった。


「『まだ』」


 エミリエンヌの説得で一度は安心したような顔を浮かべたケンザたちだったが、それでも言葉をよく聞き、今後のことを思うと複雑な感情になってしまうのか額を地面にこすりつけて謝っていた。


「申し訳ございません! ああ、おいたわしや」


 部下たちの誤解に戸惑いながらも、普通はそう思われるであろうことに気がついてしまった。

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