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***はじめに***

 ***はじめに主な登場人物と組織について理解しておいてください(Get to know the main characters and organization first!)***


*主な登場人物(Main Characters)*

「ロビンソン・メェナード(Robinson Menard)」

 身長189㎝、体重95㎏、アメリカ出身の元海兵隊員で現在はPOCの調査員。

 12歳のサラの類まれなる資質を見抜き、まるで家族のように応援している。

 優れた格闘能力を持つが、むやみに使わない平和主義者。

 サラのことを大切に思うあまり、サラの妹であるナトーの秘密を探るためにテロ組織“ザリバン”内部に侵入する。


「サラ・アルテミス・ブラッドショウ(Sarah Artemis Bradshaw)」

 身長167㎝、体重44㎏、イギリス出身イラク育ち。

 4歳の時に両親を亡くし、それから小学校を卒業するまで公立の孤児院に預けられていた。

 4歳の時には既に高校程度の関数を理解し、小学校に入ると孤児と言うだけで酷いいじめにあい、身を守るため自分でスタンガンを作成したり手製爆弾を作成したりした天才少女。

 小学校卒業後に高等教育を受ける機会を探していたところ、POCの研修施設への入学が決まり飛び級して大学に通う。

 そのきっかけを作ってくれたメェナードさんを親や兄のように慕うがゆえに、大好きなのに好きという男女関係を築く行動が出来ない。

 ローランド・シュナイザー中尉と既にSEXは経験済みだが、そのローランドはグリムリーパーと呼ばれるザリバンの狙撃手によりこの世を去っている。

 たった一人の妹、ナトーの消息を探している一方、恋人や友人を殺したグリムリーパーへの復讐も忘れてはいない。


「ナトー(Natow)」

 イラン出身。

 サラの妹。

 0歳の時に両親が死に、その後直ぐにヤザとハイファの夫婦に引き取られて、姉のことは一切知らない。

 優しい義母ハイファに大切に育てられていたが、そのハイファも5歳の時に多国籍軍の空襲で亡くし、その後は義父ヤザと共にザリバンに入り戦場に身を置くうちグリムリーパーと恐れられる狙撃手になった。

 だが12歳の時にサラの発明した超精密誘導弾「ゴッドアロー」の砲撃に会い、瀕死の重傷を負うが偶々通りすがった柏木サオリに助け出され赤十字難民キャンプでサオリを手伝いながら生活をしている。

 生まれながらにして銀髪でオッドアイ(エメラルドとサファイヤ)という特異な特徴を持つ。


「ヤザ(Yaza)」

 イラク出身。

 もとは平凡な大工であり、妻ハイファと共に戦争とは無縁の平和な生活をしていたが、ハイファを多国籍軍の空襲で亡くし復讐のために幼いナトーを連れて反政府テロ組織ザリバンに入隊する。

 幼いナトーを守るため彼女を男の子として育て戦場を生き残るために徹底的に武器の扱いを習得させグリムリーパーと恐れられる狙撃手にまで育て上げるが、ナトーの身を守るためにグリムリーパーの正体が誰であるかは秘密にしている。


「バラク(Barack)」

 イラク出身。

 ハイファの弟で、ヤザの義理の弟にあたる。

 ハイファが亡くなった当時まだ大学生であったが、ヤザがザリバンに入隊した噂を聞き、自らも姉の復讐のためにザリバンに入った。


「柏木サオリ(Saori Kasiwagi)」

 日本出身。

 優秀な医師で赤十字に籍を置き、SISCON創設者の名を受けてナトーを探していた。

 わずかな情報をもとに、ある日瀕死の重傷を負ったナトーの保護に成功し、彼女に赤十字難民キャンプの仕事を手伝わせながら勉強を教える。

 ナトーの正体がグリムリーパーであることは、保護した時の状況から知っているが、それを秘密にしている。


「クラウディ・オマハ」

 イラク出身。

 グリムリーパーが最後の狙撃をしたのがクラウディのアパートの部屋で、その部屋はサラが開発した超精密誘導弾「ゴッドアロー」によって住民もろとも破壊されてしまい。その際に母と妹を亡くし家族を失った。

 そのことにより異常なまでにグリムリーパーへの復讐心を抱き、格闘技の習得に励んだ。

 身長187㎝体重90㎏と、かなり大柄な女性で後にサラと出会いボディーガードとなる。



*組織に付いて“


POCポック

 正式名称はFor the Peace of children's(子供たちの平和のために)という名の “平和組織”。

バックボーンに巨大な金融機関が付いており各国の政治に強く関わり、武器の売買に関与することで平和な世界を築こうとする建前を持っている。

 近年は戦争や紛争による武器の売買で莫大な収益を出した強硬派と呼ばれるグループが幅を利かせているが、本来の目的は軍事力のバランスと高性能な軍事システムの技術の供与&撤退により戦争を回避することが目的で、この考えを継承するグループを穏健派と呼ぶ。

 穏健派は数年前のPOC強硬派による内部テロでリーダーを失い、組織内での力が弱まっている。

 主な登場人物では、ロビンソン・メェナード、サラ・ブラッドショウが所属する。


SISCONシスコン

 正式名称はSecret Intelligence Service Control(秘密情報制御部)

 民間の企業団体の有志が出費&運営する組織。

 情報・諜報活動により、いち早く戦争や紛争に繋がりかねない情報を察知し予防策を検討することで、武器や軍事力に頼らない回避を狙う。

 主な登場人物では、柏木サオリが所属している。


Zaribanザリバン

 イスラム教反政府テロ組織。

 イラクの動乱時期にアフガニスタンから勢力を伸ばしてきたテロ組織。

 敵対する政府や軍を狙い無差別自爆テロなどは基本的に行われないが、かつてはグリムリーパーと言う天才的狙撃手が居て新しいイラク政府軍や多国籍軍を苦しめた。

 主な登場人物では、ナトーの義父ヤザが所属している。


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